先日、宿題の間違いを指摘すると
怒り出すときにやってほしい方法を
お伝えしました。
こちらの記事です。
宿題の間違いを指摘すると怒り出す子に
怒らず聞き入れてもらう3ステップ
今日は別の視点からお話をします。
そもそも、
なんで子どもに間違いを指摘すると
怒るのか、ということです。
一つは、
間違いを指摘=否定された、
と受け止めるので
脳が興奮して怒るからですが、
昨日はここの対応をお伝えしました。
もう一つ考えていただきたいのは
そもそも
その宿題の量と難易度では
子どもがしんどいと感じている、
ということがあります。
宿題が子どもに
合っていないということです。
お母さんが横について宿題をしている、
ということは
お子さんがひとりでは
まだできない内容だということですね。
そこにサポートしている状況なのですが、
その宿題が
子どもが集中できる時間で終われるか
量と難易度を見極めてほしいのです。
子どもの集中時間が10分なら
それ以上かかってしまう宿題は
苦行になります。
何とか終わらせたとしても、
楽しくなく満足感を得られないばかりか
苦行をしても効果が薄いのです。
その理由は
脳の発達の3要素にあります。
脳は
・グルコース(ブドウ糖)
・酸素
・行動
のこの3要素で発達します。
酸素は楽しいときに
たくさん脳に供給されます。
なので、楽しい方が脳は発達するし、
楽しくなくイヤイヤやる勉強は
脳があまり発達しないので
身に付きにくいんです。
だから、
楽しくできるということが大事です。
また、楽しくできたら
勉強は嫌いになりませんよね。
この方が将来、
何かやりたいことが見つかったときに
勉強しやすくなるでしょう。
お母さんは、
宿題はやらねばならぬ!
と思っているかもしれませんが
先生に提出することが
目的になっていませんか?
この日々の勉強を何のためにしているか
改めて目的を考えて
宿題は本人の集中時間内で
お母さんのサポートがあれば
終わらせられる量と内容に調整して
楽しく終われるようにしていきましょう。
ではまた!