発達障害の思春期の子どもへ信頼を表現する方法とは

おはようございます!
 
昨日の授業参観の話を読んでくださった読者の方から
こんなメールをいただきました。
 
ーーー
 
今朝のメルマガも
授業参観は行くものだと思っていた自分に
新しい視点をくれるものでした。
 
自分も思春期の頃、
参観日や部活の大会に
親に来てほしくなと思っていたことを
思い出し、
 
確かに間違える姿や負ける姿を
親に見られたくなかったからだと
納得しました。
 
ーーー
メール文ここまで。
 
 
返信いただき
ありがとうございました^^
 
 
親の当たり前、
思い込みってありますよねー。
 
 
大変な子育てをしていると
目の前の子どもの困りをなくすことに
集中してしまって
視野が狭くなってしまいます。
 
 
返信のメールをいただいて
私の思春期どうだったかな?
と中学時代を思い出してみました。
 
 
私もうちの子どもたちと同様に
親に学校に来られるのが
とにかく嫌な子でしたよ^^;
 
 
中1では
クラスに親友と呼べる友達が
一人できました。
 
 
中2に上がるクラス替えで
その子とクラスが
離れてしまいましたが、
 
 
私は仲の良い友達を作ることができず
クラスの女子のグループに
入れませんでした
 
 
三者面談で親の前で
担任の男性教師から
 
 

「お前には1年の時に仲が良かった
 〇〇以外友達がいないな。

 俺はこのクラスで
 浮いていることを心配しているんだ」
 
というようなことを言われたんです。
 
 
浮いていることに気がついていただけに
それを指摘されて
ものすごく傷つきました。
 
 
帰り道、悔しくて悲しくて
涙が止まりませんでした。
 
 
道に落ちている石を蹴飛ばしたり
電柱に飛び蹴りして

ものにあたりながら

「ふざけんなー!!!」と叫んで
わあわあ泣いて帰りました。
 
 
母は何も言わず
ただ、黙って一緒に歩いていました。
 
 
家では感情を表に出して
泣いたりすることがなく
 
 
ちょっと変わっていて
ズボラで鈍感な子だと
思われていたと思うんです。
 
 
そんな娘が帰り道、
怒りの感情を露わにして
ものに当たりながら泣いていても
 
「大丈夫?」
 
「もう泣かないで」
 
なんて言わないで
 
 
何もなかったかのように
このことをその後も蒸し返さず、
 
 
そっとしておいてくれてことが
ありがたかったなあと思っています。
 
 
その担任のことは大嫌いになり
表だった反抗はしなかったけれど
 
 
担任が勧めてくれた学校には
「絶対行くもんか!」
と頑なな気持ちでいました。
 
 
将来の展望も志望校より良く
今思えば的確な助言ですが
当時はアドバイスも耳に入りません。
 
 
いまだに「あいつは嫌い」と言う
嫌な感情だけ残っているんです。
 
 
この時期特有のプライドの高さ
客観視が育っているから
自分がクラスでどんな立場かなんて
わかっているのに
 
 
それを指摘されたら
図星なだけにイラっとしますよね。
 
 
「心配」だから
「子どものために」言ったとしても
子どもには響いていません。
 
 
余計なアドバイスは不要です。
あなたはだめだ、と
指摘しているようなものだから。
 
 
ただそばにいて
黙っていることでも
親が見せている態度を
子どもは敏感に感じとります。
 
 
わかってくれた
認めてくれた
と感じる方が親への信頼が高まります。
 
ご自身の思春期、
ちょっと思い出してみてくださいね!
 
では!
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