おはようございます!
発達凸凹キッズにとって
11月から12月は要注意で
「魔の月」なんて言われています。
夏休み明けから
長い2学期に続いてきた行事などの
高ストレス状態から解放され
ホッとするタイミングで
おうちで荒れる子や
登校しぶりが
本格的な不登校に移行する子が
増える時期です。
なんでかというと
子どもが自分に合わない環境の
学校で無理しているからなんです。
昨日のメルマガでお話ししたので
まだ読んでいない方は
こちらをお読みくださいね!▼
保育園や学校に
行きしぶりをする子の問題とは
https://www.agentmail.jp/archive/mail/2988/9767/749101/
2学期は行事が多いので
環境のストレスを
溜めやすい時期です。
2学期の行事といえば
運動会
校外学習や秋の遠足
修学旅行
音楽発表会
クリスマス会
こんな行事の
何がそんなにストレスになるのか
考えたことありますか?
行事はイレギュラーなものなので
見通しが立たないことがまず一つ。
新しいことが苦手で
いつもと同じが
大好きなタイプのお子さんは
いつもと違うことだらけの
行事そのものが苦手です。
見通しが立たないので
何があるのか
不安でたまりません。
特にこれは
まだ行事の経験が少ない
保育園のお子さんや
低学年のお子さんに多いです。
まず感覚に敏感さがあるお子さんには
「音」
普段は聞かない種類の音や
普段よりボリューミーな音を
たくさん耳にしながら過ごすので、
それがストレスになる
ケースがあります。
また、いつもと違う
イレギュラーだらけの行事では
たくさん先生から指示されて
動くわけです。
細かい説明や指示が増えて
それを聞いて
その通りに動かないといけない、
ということに
ストレスを感じるお子さんが
多いです。
発達凸凹のお子さんは特性で
耳からの指示が入りにくい
お子さんが多くいます。
ホールや体育館、
外での行事は特に
音が聞きづらかったり
目や耳から入る刺激が多いので
集中が削がれて聞きにくくなります。
指示や説明を聞き漏らしてしまったり
覚えていなかったりで
指示通りに動けないこと
周りの友達や先生から
注意や指摘を受けることが増えて
自信をなくしてしまいます。
そして、
行事では先生も気合が入ったり
安全に過ごさせたい思いがあるので
集団をまとめたい意識が
強くなりますよね。
普段より大きな声だったり
怒って指示したりすることが
どうしても増えてきますね。
繊細なお子さんはそれだけで
自分が
怒られているわけではなくても
友達が注意されているのをみても
ビクビクしたり
自分が怒られているような
気持ちになって萎縮するんです。
また、行事では
人目に晒される機会が増えますね。
人前に立つのが苦手な子は
それだけでも大きなストレス。
そして、高学年になってくると
行事には、係の仕事だったり
担当の間での
グループで話し合いがつきものですが
発達凸凹のお子さんは
大人数の話し合いには
参加できないなどの
コミュニケーションが苦手な子が
多いので
この辺りのことも自信をなくす
要因になります。
ここまでいくつか挙げてみましたが
二学期の行事ストレスは
%LAST_NAME%さんのお子さんに
当てはまるものはありましたか?
発達凸凹の特性に起因する
これらを取り除くのが
とても難しいことも
ご理解されたんじゃないかと
思います。
だからこそ
ストレスが溜まりすぎて
疲れてしまったお子さんへ
4月新学期が始まる前、
冬休みからの時期が
とても大事になってきます!
普段お仕事で忙しいパパやママが
お休みで子どもと接することも
多くなる年末年始。
この時期を使って
どうやって
ストレス解消していくのか
どうやって
自分らしく集団に参加する道を
築いていけばいいのか。
そのキーになるのは
子どもの好きなこと!
たっぷりと好きなことを楽しむことや
それを親御さんも
一緒になって楽しんだり
話題にして過ごし
しっかりできていることを
肯定してあげて
お子さんのポジティブな面に
目を向けていきましょう!
これから家族で
クリスマス会をする
おうちもあると思います。
ぜひとも、そんな家族の時間には
この一年、頑張ってきたお子さんを
たっぷり褒めてあげたり
美味しい料理や
ケーキを食べながら
お子さんの好きなことの話題や
一緒にゲームで盛り上がったり
楽しい遊びをして
お子さんの疲れた気持ちを癒したり
エネルギーを充電する時間に
していってくださいね!
では
今日も元気にいってらっしゃい!