軽度知的障害の子どもの苦手を克服しようとして公文をさせたけどムリだった私の経験

発達の遅れがあるお子さんに苦手なことがあるけれど
これを克服してほしい!っていうお母さんの想いってありますよね!

実は私もそう思うことがありました。

私が娘に発達遅れがわかったときには正直めちゃくちゃショック

「母親なんだからできるだけこの子を伸ばしてやらないといけない!」

「将来働けるようにしたい!」

と、強く思ったのです。

 
 
娘は算数がとにかく苦手数の概念もですが、量の多い少ないもよくわかっていないと感じられたのです。
 
 
おやつにお菓子を出すとき、何枚かのお皿にお菓子を分けた時に好きなのを取っていいよ、と選ばせてもこっちが多いと思う方を選べない娘でした。
 
 
元来食べるのが大好きな子ですから多い方を取るのが当然なのに多い少ないがわかっていないのかな?
と、不安を感じさせる出来事でした。
 
 
発達検査の結果もその不安を裏付けるように、算数の数値がとにかく低い
 
 
そんなところから不安になり「算数やらなきゃ!」と私のモードが切り替わってしまったんです。
 
 
公文の算数を習わせて少しづつでも身に付けさせようとしました。
 
 
はじめのうちは簡単なのでいいのですが、だんだんと難しくなると公文の宿題をやるのが難しくなってきたのです。
 
 
公文は毎日プリントを5枚やるのですが、娘に合わせて3枚に少なくしていただいていました。
 
 
それでも娘が課題を進めることが辛くなりわたしも一生懸命サポートしているけれど、どうしても宿題ができないことが多くなりしんどくなってきたんです。
 
 

そんなとき、私はふと思いました。

「なんのためにこれやっているんだっけ?」

「なんでこんなしんどい想いして、嫌がることさせてるんだろ?」
 
 
なんか、公文の先生に怒られるのが嫌でやっている子どもとおなじように
 
 
私も課題をこなすことに一生懸命になってすごく窮屈に感じてきたんですね。
 
 

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ものすごく算数が苦手な子に、苦手をやらせるってあまり意味ないなって、その時思ったんです。
 
 
受験の時とか、将来シゴトの選択肢が広がるとか、もちろんできた方ががいいのは確かです。
 
 
ですが、今、世の中はものすごいスピードで進化しています。
 
 
計算ができない娘ですが、買い物はできるんです。

 
 

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先日娘が自分で編み出した技はセルフレジで財布に入っている小銭を全部入れるという荒業。
 
 
もっているお金をがさっと全部、投入口にいれれば
後はおつりは機械が正確に
嫌な顔一つせず、だしてくれる世の中になりました。

ピッとタッチするだけで電子マネーで買い物することだってできます。

 
 
知的障害の子は大人になるまで四則演算ができるようになることを目標にしていましたが、もしかして、それすらいらないかも、と感じさせる世の中の進歩
 
 
そりゃあ、嫌なことやれるのは素晴らしいのだけれど
それでイライラしたり、自分ができないって感じるくらいならやらんでよし!
 
 
この今しかない子ども時代に毎日帰ってきてやったことといえば嫌いな勉強をやらされた辛い記憶、というのでは悲しすぎる。
 
 
しかもそれが、やればやっただけ自分の身になったと感じられ自信がつくならいいけれど、そうはならない。

なんでかっていうと「楽しくないから」

 
そのかわり、これからも楽しいことや得意なことをたくさんやって苦手は機械や人に頼んでお礼を言おう。
 
 
なにか自分ができることで社会貢献できて、感謝されたらそれでいいんじゃない?
 
 
娘には生きているって楽しいなって感じながら、自分らしく生きてほしいなって思ってます。
 
 
さて、こちらの本には、宿題をやらせないで育てた軽度知的障害の娘がその後どんな驚きの成長を見せたか書いてあります。
 
 
いま、低学年のお子さんの発達がゆっくりで勉強させなきゃいけない!と心配されている親御さんは読んでみられると参考になると思います。
 
ご興味ある方ばぜひダウンロードしてみてくださいね!
 
 
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