時間に追われる朝に余裕を生む!発達凸凹キッズがスムーズに動く声かけベスト3

発達凸凹キッズが動かずイライラ…。そんな“時間に追われる”ワーママに向けて、グズグズを撃退する声かけ術を紹介します。わが家で実証済みの3つの声かけで、バタバタの朝を笑顔の時間に変えましょう!
 
 

梅雨時期の朝が一番つらいワーママへ

 
 
毎朝、出勤前の時間は戦争のよう。特に梅雨時期、雨が降るだけで子どもがグズグズし、予定どおりに動いてくれずイライラが爆発寸前…そんな経験はありませんか?
 
実は、雨の日の「視覚」「触覚」「気分」などの環境変化に、発達凸凹キッズはとても敏感
 
 
この時期、雨模様で室内が暗かったり、気圧の変化を敏感に感じて気分がすぐれなかったり、いつもよりさらに朝から気持ちが切り替えづらくなるのです。
 
 
この記事では朝の支度が進まない発達凸凹キッズの行動が進む声かけをお伝えします!
 
 

発達凸凹キッズが動かない「2つの理由」

 
 
一つ目の理由は、「見通しが立たないから」
 
 
何をどうしたらいいかが分からないと、脳が混乱して止まってしまうのです。
 
 
二つ目の理由は、「気持ちの切り替えが苦手だから」
 
 
たとえ時間が来ても、「今やっていること」が頭から離れず、次に移ることが難しいのです。
この2つを理解してあげると、子どもに合ったアプローチが見えてきます。
 
 
 

うちの子も変わった!わが家の成功ストーリー

 
 
以前の私は、毎朝「早くして!」「また遅れるよ!」怒鳴ってばかりでした。
 
 
発達凸凹の子どもは「何をどうしたらわからないから動きにくい」「今の行動から切り替えるのが難しい」と理解して、子どもにわかる声かけに変えていきました。
 
 
発達凸凹の子どもに合わせた声かけに変えてから、朝の雰囲気が一変
 
 
声かけを変えて3ヶ月で何も言わなくてもスムーズに支度ができるようになりました。
 
 
 
 
次項では、娘の朝の支度がスムーズにできるまでにやっていた声かけベスト3をお伝えしますね!
 
 

時間に追われるママを救う!声かけベスト3

 
 

行動を分解してひとつづつ伝える

 
 
今着替えをやって欲しいなら「着替えしてね」では子どもはわからないことがあります。
 
 
最初は「パジャマ脱いでね」と指示を出します。
 
 
パジャマ脱いだのを確認したら、「シャツ着てね」というように、指示を短く1つづつに分解して伝えるようにします。
 
 
するとそのうち手順を覚えてきて「着替えてね」でできるようになりました。
 
 

ご褒美のサンドイッチ

 
 
なかなか動き出せない子にはご褒美が効果があります。
 
 
私は行動のきっかけの軽いご褒美で勢いをつけ、実際に行動できたらもう一度ご褒美をあげる「ご褒美のサンドイッチ」をやっていました。
 
 
例えば、いますぐ学校の支度をして欲しいときにまだ子どもがテレビを見ているとします。
 
 
そのときには「今すぐ学校の支度を始められたらチョコあげるよ!支度ができたらゲームしていいよ」
 
 
と、すぐに最初のご褒美のチョコをあげます。
 
 
するとやる気になって、取り掛かりやすくなります。
 
 
支度が終わればあとは残り時間大好きなゲームができるのでスムーズに支度が進みます
 
 
ご褒美はクセになるとおっしゃる方がいますが、メリットがないとやりたくないのは大人も同じ。
 
 
私たちもお金がもらえるので仕事をしますよね。
 
 
だからご褒美を上手に使って行動を促してみてください。
 
 
大事なのは行動したときにはママがしっかり褒めること!
 
 
これでもののご褒美よりママからの褒め言葉が子どもにとって一番のご褒美になり習慣化してご褒美がなくてもサッとできるようになります。
 
 

カウントダウンしながら時間を予告する

 
 
「あと20分だよ」「あと10分だよ」「あと5分で出るよ」というように具体的な時間を告げて予告をしながらカウントダウンをしました。
 
 
すると、まだ時間があるんだなと理解して安心したのかスムーズに動けました。
 
 
 
 
朝の時間は、ママにとっても子どもにとっても1日のスタート。
 
 
その数分をイライラで過ごすか、笑顔で過ごすかは、ほんの少しの声かけで変わります。
 
 
「どうせ無理」とあきらめず、今日からひとつ声かけを変えてみてくださいね。
 
 
ママの言葉で、子どももママ自身もきっと変われます!
 
 
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