おはようございます。
12月も半ばを過ぎると、
ふと頭をよぎる不安。
・来年、子どもが新しいクラスで
行き渋りしないかな
・担任の先生に特性を
ちゃんと理解してもらえるだろうか
・自分の仕事も、
来期はどうなるんだろう
脳には
「予測できないことを
『危険』と判断する」
という性質があります。
だから、来年の変化に対して
不安を感じるのは、
あなたの脳が正常に働いて、
自分と家族を守ろうとしている証拠。
決して、「心配性すぎる」
わけではありません。
ですが、ずっと不安の中にいると、
心も体も疲れてしまいますよね。
そこで今日は、
脳の視点を「不安」から
「希望」へとシフトさせる
「2つの魔法の質問」をお届けします。
未来を味方につける「魔法の質問」
不安でモヤモヤしたときは、
ノートの端っこでもいいので、
この質問の答えを書いてみてください。
質問①:「もし、来年の4月が『最高にうまくいっている』としたら、何が起きていますか?」
脳は「質問」されると、
その答えを
全力で探しにいく性質があります。
不安な時は「最悪のシナリオ」ばかり
探していますが、
この質問に答えるようとすると
強制的に「最高のシナリオ」を
探し始めます。
「学校にすぐ慣れて
子どもが笑顔で『ただいま!』と
帰ってきている」
「先生と良い関係が築けて、
学校との連携がスムーズにできている」
「私自身も
仕事と家庭のバランスがうまくいき
夜に少し自分の時間も取れている」
まずは、欲張って「最高の状態」を
イメージしてみてください。
質問②:『最高の状態』のために、今からできる『小さな行動』は何ですか?」
未来をコントロールすることは
できませんが、
「備える」ことで安心感は作れます。
・先生にお子さんの得意なことや
対応を伝える『サポートレター』を
少しずつ書き留めておく
・今から来年度入学する学校まで、
子どもと一緒に散歩してみる
・冬休みに家族でゆっくり過ごして
心の安心を貯めておく
「小さなお守り」が見つかると、
脳は「準備ができている」と認識し、
漠然とした不安が
「具体的なタスク」へと変わります。
【子育てヒント】お子さんへの魔法の枕詞
不安が強いタイプのお子さんは、
お母さんの不安を
敏感に感じ取ってしまうこともあります。
今日はお子さんの脳を
「安心モード」に切り替え、
一歩踏み出す勇気を贈る言葉を
ご紹介します。
それが、この一言です。
「〇〇くんなら、多分できちゃうと
思うんだけどね^^」
何かをさせようと
プレッシャーをかけるのではなく、
「あなたなら大丈夫」という
100%の信頼を笑顔で
届けてみてください。
この言葉を伝えた後、
「〇〇をやってみようか?」と
ちょっと背中を押してみると
行動に移りやすくなります。
「ママが信じてくれている」
という安心感こそが、
子どもが新しい世界へ飛び出すための
最高のエネルギーになります。
12月の後半、
気持ちを軽くして
新しい年の準備をしましょうね!


