子どもに怒鳴ってしまう…楽しいはずのお出かけが親子の怒鳴り合いになる理由
GWを振り返り、「疲れた〜!」と感じているママも多いのではないでしょうか。
学校に行ってくれている間や、仕事に行っている時間だけが束の間の休息。
そんな毎日の中でも、「せっかくなら家族で楽しい思い出を作りたい」と頑張って準備したママは本当に多いと思います。
✔ パパも、お兄ちゃんも、弟くんも、家族全員が楽しめる場所を探して、
✔ 時間を決めて、
✔ 節約のためにお弁当を準備して、
✔ 朝から子ども達の機嫌が悪くならないように気をつけながら、なんとか出発させる。
でも…
そこまで頑張ったのに…
「混んでる!」
「暑い!」
「ジュースない!」
「つまんない!帰る!」
そんな一言で、子どもが怒り出してしまう。
すると、頑張ってきたことが全部台無しになったように感じて、「もういい!あんたはどこにも連れてかない!」と、つい子どもに怒鳴ってしまうんです。
弟は泣き出し、パパも不機嫌になり、気づけば親子で怒鳴り合い。
本当は楽しい思い出を作りたかっただけなのに。
子育てに疲れたママほど、「なんでこんなことになるの…」と苦しくなってしまいます。
けれど、それはママの愛情不足ではありません。むしろ逆です。
頑張りすぎるほど頑張っているからこそ、心が限界を迎えてしまうんです。

子育て疲れた…「ママが頑張るのが当たり前」が親子関係を苦しくする
実は、子どもに怒鳴ってしまう背景には、日本の子育ての“前提”が関係していることがあります。
日本では、「ママだから全部やるのが当たり前」という空気が、とても強いんです。
家事も育児も段取りも気配りも、全部できて当たり前。
子どもが荒れないように先回りし、家族みんなが楽しめるように頑張る。
けれど、その頑張りを誰かが言葉にしてくれることは、意外と少ないですよね。
一方でカナダでは、「ママの存在」をとても大切にしています。
ママは毎日家族のために頑張ってくれている。だから大事にしないといけない。
そんな価値観を、子ども達も日常の中で学んでいくんです。
だから親子関係が安定しやすく、ママ自身にも余裕が生まれます。
子どもが荒れても、怒りに振り回されにくくなるんですね。
でも現実には、「普通に怒りなくお出かけしたいだけなのに」と思いながら、
誰にも気づかれず頑張っているママがたくさんいます。
そして気づけば、親子で怒鳴り合い。
「もう頑張るのヤダ…」
「子育て疲れた…」
そう思ってしまうのは当然なんです。
なぜなら、人は孤独を感じれば感じるほど、頑張れなくなっていくから。
だから今必要なのは、「もっと頑張ること」ではありません。
ママ自身が、“一人じゃない”と思えることなんです。
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親子で怒鳴り合いだった毎日が変わった…子どもに怒鳴ってしまうママに必要だったもの
誤解しないでくださいね。
これ以上頑張れ、という話がしたいわけではありません。
カナダでも同じように、子どもに怒鳴ってしまうことで悩み、
子育てに疲れたママ達はたくさんいます。
子育てがうまくいき始めたママ。
うまくいっていたのに停滞してしまったママ。
新学期をきっかけに、子ども達だけでなくバランスを崩してしまったママ。
そんな中でも、
いろいろなママ達が集まり、お互いを励まし合い、応援し合える場所があります。
家族のために頑張っているママを、ちゃんと讃える場所です。

そういう場所で学びながら子育てを変えていくと、少しずつ子どもが変わり始めます。
すると、不思議なくらい子ども達のママへの態度も変わっていくんです。
「ママ、いつもありがとう」
「ママ、大丈夫?」
そんな言葉を初めてもらって、涙が出たというお母さんもいます。
感情の調整が難しい子どもがいる私たちの子育ては、決して楽ではありません。
けれど、子どもを落ち着かせることはできます。
そして、お母さんの心を落ち着かせる場所もあるんです。
それが結果的に親子関係の改善につながり、
親子で怒鳴り合っていた日々が、少しずつ減っていく。
大丈夫。
一人じゃありません。
一人で頑張りすぎないで。
今日はそれだけを、伝えたいんです。
執筆者:梅村やよい
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)




