今日は、
お友達に手を出す息子に、
「悪いことだと
何度言えばわかるの?」
と怒っていた私が、
息子に足りなかったのは
理解ではなかったと
気づいたお話をしますね。
「わかっていない」と思って叱り続けていた私
私は、息子がお友達に手を出す場面を
何度も目の前で見てきました。
その瞬間、
「何してるの!」
「人を叩いたらダメでしょ!」
と、息子を激しく叱っていました。
人に迷惑をかけることだけは、
絶対にやめさせなければならない。
悪いことだと理解させなければ、
また同じことを繰り返してしまう。
そう思って、
叱って、
諭して、
「お友達を叩かない」
と約束させたことも何度もありました。
けれど、また手が出る。
そのたびに、
この子は悪いことだと
わかっていないのかな?
人の気持ちがわからないのかもしれない…。
友達が好きなのに
このままでは
友達も離れていってしまう。
そんな不安が
日に日に大きくなっていきました。
一方、息子は冷静になると、
「叩くのはダメだよね」
「僕ダメな子」
とやってはいけないことは
わかっている様子でした。
だからお出かけの前に話をした時
「今日は約束を守れるかもしれない」
そう思えるんです。
それなのに、
カッとなると手が出てしまう。。
足りなかったのは「理解」ではなく、止める力だった
そんな時、私は
ある考え方に出会いました。
『脳の発達の問題』
なのかもしれない
という考え方です。
息子に足りなかったのは、
悪いことを理解する力ではない。
怒りをグッと止める脳の力が
まだ育ち途中なのかもしれない!
とこの時初めて気づきました。
それまで私は、
息子がお友達に手を出すのは、
悪いことだとわかっていないからだ!
だから、もっと理解させないと!
そう信じていました。
だけど
わかってるのに
怒りを止められないんだったら
必要なのは、
悪いことを悪いと
もっと教えることではなく、
感情コントロール脳を育てること
だったんです。
そこで私は、
問題を起こした後に
何度も言い聞かせるのではなく
息子が落ち着いている時に、
できていることを言葉にする関わりへ
変えていきました。
そうすると
言い聞かせていた時は
知らん顔をして
聞いていなかった息子が
嬉しそうな顔を
見せるようになりました。
そして
話しかけても
返事をしてくれなかった息子が
「はーい」と返事をするように
なっていきました。
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子育ての方向を変えた先に見えた息子の成長
2か月ほど経つ頃には、
息子の怒り方が変わり始め、
手が出ることも少しずつ
減っていきました。
そしてある日、
「ママ!今日ね
嫌なこと言われたけど
怒るの我慢したよ!」
と、自分から教えてくれたんです。
あの時の
涙が出そうなくらい
嬉しかった気持ち
怒りを我慢できたことを
誇らしげに伝えながら、
私を見上げた息子の顔は
今でも目に浮かびます。
怒りを感じても、
手を出す前に止まる力が
育ち始めたのを
目の当たりにした瞬間でした。
もし今、
学校から連絡が来るたびに、
「悪いことだと
もっと強く言い聞かせなければ」
と苦しくなっているなら、
お子さんは、
悪いことがわからないのではなく、
怒りを止める力が
育ち途中なのかもしれません。
必要なのは、
悪いことを理解させることから、
感情コントロール脳を育てることへ、
子育ての方向を変えること。
そしてその力は、
ママがお家でかける声によって
育てていくことができます。



