今日は生徒さんのお話です^^
「次に暴れたら、
警察を呼ぶと言われました」
小学3年生の男の子のお母さんが、
私のところへ来られた時に
話してくれた言葉です。
息子さんは、
年中、年長の頃から
お友達に手が出ることがあり、
発達検査や療育も
受けてきました。
お母さんがお家での関わりを
変えていくうちに
家では暴力を振るうことはなく、
落ち着いている時なら
話を聞くこともできました。
ところが学校では、
小学2年生の11月頃から
トラブルが増えていきました。
先生から注意されると、
強くイライラして抵抗する。
学校からはその抵抗を
「暴言・暴力」と言われ、
ついには、
学校に行かせることが
できなくなっていました。
お母さんは、
「いろいろ試しました。
それでも、
改善する兆しが見えなくて……」
と話してくれました。
私はお母さんの話を聞きながら、
一つ、
気になったことがありました。
息子さんは、お家では
暴力を振るうことはない、
暴言はあっても
気持ちが落ち着いている時なら、
話を理解することができる。
言葉や学習にも、
大きな心配はない。
それなのに、
注意を受けた瞬間、
話を聞くことが
できなくなってしまう。
この子は、
悪いことを
分かっていないのではなく、
分かっていることを
行動に移せないほど、
ストレスでいっぱいに
なっているのかもしれない。
そう考えました。
だから最初に変えたのは、
暴力が起きた時の
止め方ではありませんでした。
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まずは家で、
できていることを
一つずつ肯定する。
息子さんが怒った時には、
お母さんも一緒になって
怒るのではなく、
すぐに言い聞かせようとせず、
少し離れて、
息子さんの怒りが落ち着く時を待つ。
息子さんが、
安心して気持ちを
落ち着かせられるタイミングを
見つけることから
始めました。
しばらくすると、
気持ちが落ち着く時間が
増えた分、
勉強をしたり、
料理を手伝ったりする時間が
増えていきました。
お母さんから
声をかけられた時にも、
「はい」
と素直に聞いてくれる場面が
増え始めました。
そして、ある日。
学校で息子さんにとって
とても理不尽なことが
起きました。
以前なら、激しく怒り
暴言や暴力を
抑えられなかった場面です。
怒りがなくなったわけでは
ありません。
息子さんは泣きながら、
そのやるせない気持ちに
耐えました。
そして、
暴力を自分で
抑えることができたんです。
まだ、
当時は何が嫌だったのかを
すべて言葉で説明できたわけでは
ありません。
それでも、
自分の怒りを
自分でコントロールする力は
確かに育ち始めていました。
その後、
その力は徐々に育ち始め
学校で暴力を振るうことは
まずなくなっていきました。
「次は警察を呼ぶ」
と言われていた息子さんに、
学校からの電話が
来なくなったんです。
そして、落ち着いて授業を
聞ける時間も増えていき
ちょっかいをかけてくる子にも
「やめて」と言えるようになりました。
この子に最初に必要だったのは、
「暴力はいけない」と
さらに教えることではありませんでした。
まず必要だったのは、
彼の心に自信をつけてあげること。
そして
怒っても自分で落ち着けた
という経験を重ねることでした。
目の前の暴力だけを見ていたら、
どう止めるかしか
考えられなかったかもしれません。
この子が将来、
怒っても人を傷つけず、
自分の気持ちを
言葉で伝えられる人になるには、
今、どんな力から
育てればいいのだろう。
未来から見たことで、
この子に必要な
最初の一歩が見えてきました。
私はこれまで、
怒るADHDタイプの息子を
12年間育てながら、
200人を超える親子を
見てきました。
その中で何度も、
問題行動の奥にあった
変化のきっかけを見つけ、
想像していなかった未来を
迎えた親子を見てきました。
だから今日は、
今起きている問題を
どう止めるかではなく、
この子に、
どんな未来を渡したいのか。
一度だけ、
考えてみてください^^
ご希望の方には
学校で問題を起こさない
未来にするために
%LAST_NAME%さんのお子さんに
どんな関わりが合っているのか?
を一緒に考える時間を近く設けたいと思います^^
今の姿だけを見ていた時には
想像できなかった未来が、
お子さんにも
あるかもしれません。
この子が変わらないんじゃない。
私にはまだ、
変化のきっかけが
見えていなかっただけかもしれない。
そう思ってもらえたら
嬉しいです^^
ではまた!




