前回は、
私が不安に感じている未来が、
息子の人生で
起きるとは限らない、
というお話をしました。
今日は、
学校へ行けば行くほど
荒れるようになった息子に、
学校だけが全てじゃないことを
実感したお話をしますね^^
小さな頃は
ただ無邪気に学校を楽しんでいた息子は
学年が上がるにつれ、
行き渋る朝が増えていきました。
朝、YouTubeから
離れることができない。
やっとのことで車に乗っても
学校に着くと「行かない!」
と言って車の中で
膝を抱えたまま降りてこない。
先生に協力してもらい
渋々学校に入っていく日もあれば、
どれだけ声をかけても動かず
小言を言いたいのを抑えて
無言でつれて帰る日もありました。
親子で朝が来るのが毎日
憂鬱でした。
息子のストレスは
どんどん強くなり、
学校から帰ってきてから
家でゲームをしながら泣き叫ぶ、
ご飯が気に入らないと
「僕これ嫌いって言ったよね!」
「食べない!」と
顔を真っ赤にして怒る。
学校へ行けば行くほど、
荒れる息子に
私の感情も引っ張られていきました。
学校でストレスを
感じていることは、
目に見えて分かっていました。
けれど、学校と相談しても
解決策は見えてこない。
それなのに私は、
学校で困っているなら、
学校に楽しく行けるようにしなければ!
どうしたら、学校に
行ってくれるんだろう?
と学校の中でなんとかしようともがいていました。
だけどある日気づいたんです。
もう、学校の中で
解決するのは限界なのかもしれない。
人からは
受け入れられないかもしれないけれど
思い切って学校から
少し離してみるのもありなのかもしれない。
そう感じた私は、
「森の学校」へ
通わせることにしました。
転校したわけではありません。
学校に通いながら、
週に1回だけ、
森の学校へ
通わせることにしたんです。
正直、週に1回
学校を休ませることに抵抗はありました。
それでも
学校に行きたくないと言って
休む日があるのなら、
その1日を
森の学校で過ごしてもいい
そう腹をくくったんです。
森の学校お試しの日、
私は1日中、
電話を握りしめていました。
森の中で一日を過ごして、
疲れ切っていないかな、
「もう行かない!」と
怒ったりしないかな。
ソワソワしながら迎えにいった
私の目に飛び込んできたのは
とびっきりの笑顔で
仲良くなったお友達に
「また来週!」と手を振っていた
息子の姿でした^^
こんな笑顔、久しぶりに見た!
私まで嬉しくなったのを
今でも覚えています。
それから息子は
毎週月曜日の森の学校に
生き生きと通い始めました。
学校への行き渋りはあっても、
森の学校を
休むことはありませんでした。
土砂降りの雨の日も、
喜んで森へ行く。
自然について
どんどん詳しくなり、
環境を守ることや、
動物を守ることへの思いも
強くなっていきました。
学校では
苦しさを感じてしまう息子が、
森の学校では
先生や仲間に囲まれて
笑顔で学んでいる。
その姿を見て私は
学校だけがすべてでは
ないのかもしれない。
と思いました。
森の学校に通い始めても、
学校への行き渋りも残っていました。
ですが、
今までのように
家で荒れることは、
少しずつですが、
減っていきました。
私は
学校に行かない選択を
したのではありません。
息子が心のバランスを
取れる選択肢を、
一つ増やしたんです。
学校だけを見ていた時は、
息子の苦しそうな姿しか
見えませんでした。
学校の外に
居場所を一つ増やしたことで、
学校での苦しさを
少しだけ減らすことができた。
それだけではなく
自然について話す息子。
環境や動物を守ることを
大切に考える息子。
私が知らなかった
息子の姿が、
少しずつ見えるように
なっていきました。
今いる場所で
うまくいかないからといって、
この子の未来まで
悲観しなくていい。
人と違う選択肢を
一つ選ぶことで、
見える景色が
変わることがあります。
もし今、お子さんが学校で
うまくいっていないと感じたら、
少しだけ外に目を向けてみるのは
いかがでしょうか?
好きな習い事
学校とは別の
友達と過ごせる場所。
お子さんが
夢中になれる場所。
「この子が生き生きする場所は
どこだろう?」
と、考えてみてください。
今すぐ大きな選択を
する必要はありません。
次回は、
この経験が
その後の私たちの選択に
どうつながっていったのかを
お話ししますね。
ではまた!



