最近、
教育現場では
「低学年の登校しぶりが増えた」
という声が強くなっています。
実際、
文部科学省の調査では
小学生の不登校は
この10年で約5倍。
一方、
中学生は約2.2倍です。
かつて不登校は、
「思春期の問題」
と言われることが多かったのですが、
今は、不登校の
低年齢化が進んでいる
と言われています。
特に最近は、
小学1年生で
・教室に入れない
・付き添い登校になる
・朝になると泣いて動けなくなる
そんなご相談が
本当に増えています。
実は先日、
受講生さんから
こんなご報告をいただきました。

個別セッションで
初めてお会いした時、
Mくんのお母さんはこのように
お話しされていました。
▼▼
1学期は、
7回学校をお休みしています。
発表会、遠足、工作などがある日の朝、
玄関までは行くのですが
泣いてしまい、行けませんでした。
無理に行かせるべきなのか、
本人が行きたくない日は
休ませていいのか分からず、
いつも悩んでいます。
▲ここまで▲
ですが今、
小学2年生になり、
付き添いなしで
お友達と教室で
授業を受けられるようになったと
ご報告をいただいたんです。
お母さんは、
「横山さんの講座を受けて、
考え方が変わり、
声かけが変わりました」
そう書いてくださいました。
▼連休明けの脳ストレスを和らげる!『正しい共感』
Mくんのお母さんは
無理に背中を押したわけでは
ないということです。
むしろ逆です。
講座を学ばれることで
学校で頑張れなくなっていた
Mくんの脳にとって
今、何が一番大切なのか?
を、考えられるように
思考が変わり
言葉が変わり
Mくんが変わっていった
のです。

低学年の子は、
まだ自分の不安を
うまく言葉にできません。
学校生活の中で、
何がつらいのか?
何が不安なのか?
本人も分かっていないことが
少なくないんです。
だから、
「なんで行けないの?」
「どうして嫌なの?」
と理由を聞かれるほど、
頭の中が整理できず、
止まってしまうことがあります。
ですが、
「ランドセル背負えたね」
「今日はここまで来れたね」
「緊張してたんだね」
そんなふうに、
今できていること
を言葉にしてもらうことで、
少しずつ脳が
安心を感じ
自信を取り戻していきました。
低学年の登校しぶりは、
環境の変化に対して
脳が一生懸命適応しようとしている状態
であることも少なくありません。
だからこそ、
まず必要なのは、
「行かせる技術」
より、
安心できる関わりなんです。
今は、
発達障害の診断がつく子よりも
グレーゾーンの子、繊細な子が
増えていると言われています。
そして、
グレーゾーンだから
困りごとが軽いわけではないんです。
登校しぶりは
学校で頑張りすぎている
SOSであることが多いです。
ですが、
「そのうち落ち着くだろう」
と様子見を続けていると、
脳は
学校=ツラい場所
として学習を強めて
しまうことがあります。
脳は、繰り返したことを
定着させる仕組みがある
からです。
だからこそ、
大切なのは
お子さんに我慢をさせることではなく
脳=心を育てる
関わり方に変えていくことが
解決の最短ルートとなります。



