今日は、
完璧主義が強い子が
学校生活で疲れやすくなる理由
について紐解いていきますね!
たとえば、
お子さんが漢字を書いている時、
ほんの少し線が曲がっただけで、
何度も何度も
消しゴムで消す。
「綺麗に駆けているよ!」
「もういいんじゃない?」
と言っても、
「だめ!違う!」
と怒ったり、泣いたりする。
そんな様子はありませんか?
一見すると、
「真面目な子」
「きちんとやりたい子」
に見えるかもしれません。
けれど、
不安が強い子の完璧主義は、
ただの性格ではないことがあります。
心の中で、
少しでも間違えたらダメ。
ちゃんとできない私はダメ。
失敗するくらいなら、
やらない方がいい。
そんなふうに、
脳が自分を守ろうとしている
サインかもしれません。
特に、
登校しぶりや不登校が続いている子は、
学校、先生、友達、人の目、
失敗への不安で、
脳がずっと緊張している
ことがあります。
脳が安心できていないと、
小さな間違いも
大きな危険のように
感じやすくなります。
すると、
少し間違えただけで全部ダメ。
100点じゃないなら意味がない。
できないなら最初からやりたくない。
という白黒思考が
強くなっていきます。
ここを早めにゆるめてあげたい
理由があります。
完璧主義や白黒思考のような
思考のクセは、
不安や抑うつ、
強い確認ややり直しのクセなどの
心の不調と関連しやすいことが
研究でも示されているからです。
もちろん、
完璧主義だから病気になる、
という話ではありません。
けれど、
「間違えたら終わり」
「失敗した私はダメ」
という考え方が強いままだと、
どうしても
自信が育ちづらかったり、
挑戦することを
避けるようになってしまうのです。
▼新学期から2ヶ月!怒られていないのに
先生が怖くなる子の安心を育てる本
私たちは子育ての中で、
つい
「ちゃんと」
「しっかり」
「きちんと」
させなければと思っています。
しつけをしているお母さんが
いいお母さん
のように感じている方も
多いのではないでしょうか?
けれど、
不安が強い子の場合、
結果ばかりを褒める
声かけが続くと、
「ちゃんとできた時だけ褒められる」
「間違えたらダメなんだ」
と完璧主義が
強くなってしまうことも。
だからこそ、
完璧にできた結果よりも、
プロセスを認めること。
当たり前にやっていることを
ちょっとでも行動したことを
認めること。
そこを意識した声かけが
とても大切になります。
たとえば、
「ここまで書けたね」
「消す前に、
一回見せてくれたね」
「間違いに気づけたんだね」
「今日は1文字だけ直せばOKにしよう」
「全部じゃなくて、
ここだけできれば花丸だよ」
こんな声かけで、
子どもの脳に、
途中でも大丈夫。
間違えても終わりじゃない。
できたところもある。
と子どもが少しずつ
感じられるようになります。
完璧主義の子に必要なのは、
「完璧じゃなくていいよ」と
言葉で言われることではありません。
必要なのは、
✔︎完璧じゃなくても
責められない経験。
✔︎途中でも
認めてもらえる経験。
✔︎失敗しても、
もう一回やってみようと思える経験。
この積み重ねです。
関わり方を変えれば、
子どもの脳はここから安心を取り戻し、
少しずつ挑戦できる状態へ
育っていきます。
完璧にできる子に
するのではなく、
失敗しても大丈夫と
思える子に育てる。
ここが、
登校しぶりや不登校の子の
回復にはとても大切な視点です。



