仕事をしていた私のもとに
学校から突然、
電話がかかってきました。
「お母さん、
すぐ迎えに来てください」
先生の声を聞いた瞬間、
ただごとではないことが
わかりました。
「給食も食べないし、
授業中も休み時間も
ずっと机にうつ伏せなんです。
熱はないんですが、
明らかに様子が違います」
私は慌てて
学校へ向かいました。
教室にいた次男は
死んだ魚のような目をして
生気もなく
私が知っている
いつもの息子とは
まるで別人のようでした。
その姿を見るまでは
学校に行けば
「今日は行けた」
とどこかで安心していました。
だけど、その姿を見て初めて
学校に行けば
問題は解決したわけ
ではないんだ!
と気づかされたのです。
少し時間を戻しますね。
次男は小学生の時
ポツポツと
学校を休むことが
増えていきました。
心配になって
担任の先生にも、
スクールカウンセラーにも
相談しました。
けれど、
友達と大きなトラブルが
あるわけでもない。
勉強も心配ない。
「しばらく様子を見ましょう」
と言われました。
だけれども
様子を見ている間にも
月曜日に行けない。
週に2日休む。
そして
週に3日休む。
どんどん
学校へ行けない日が
増えていったのです。
当時の私は
「どうしたら学校へ
行かせられるんだろう?」
そればかりを
考えていました。
「学校に行けたら大好きな
プラモデルを買ってあげるよ」
「学校に行ったら
ゲームの時間を増やしてあげるよ」
そんなご褒美を
提案したこともありました。
そして、ある日。
担任の先生が
空いている時間に
家まで迎えに
来てくださることになりました。
次男は、明らかに
行きたくなさそうでした。
それでも私は
「ほら、先生が
迎えに来てくださったよ」
と声をかけ、
その日は何とか
学校へ送り出しました。
正直、私はホッとしました。
「よかった。
今日は学校に行けた」
そう思ったんです。
だけど、
その数時間後に
かかってきたのが
冒頭の電話でした。
学校には行けた。
教室にも入れた。
だけど、
息子は一日中
机に伏せたまま。
その時、
やっとわかったんです。
学校へ行けたからといって
問題が解決した
わけではないのだ!と。
私は、
「学校へ行けたか」
ばかりを見ていて
息子が今、
どんな状態なのか
を全く見られていませんでした。
次男は、
頑張っていなかったのでは
ありません。
頑張って
頑張って
もうこれ以上
頑張りきれないところまで
来ていたんです。
学校に行けないのは
「もう頑張れないよ」
という息子からの
SOSだったんだと
ようやく気づきました。
そして、
その後
次男から聞いた言葉が
今でも忘れられません。
次男が小学校に入った頃、
私はフルタイムで
仕事を再開しました。
帰宅が20時を
過ぎることもありました。
ある時、
次男がこんな話を
してくれました。
「学童から帰ったら、
家の中が真っ暗で怖かったんだ」
「だから、
家中の電気をつけた」
「家の中がシーンとしていて
寂しかったから
テレビをつけたんだ」
「テレビを見ていたら
宿題をするのを
忘れちゃった」
「そして、ママが帰ってきて
『まだ宿題してないの?』
って怒られたのが
すごく悲しかった」と。
私は
言葉が出ませんでした。
それまで私は、
学校の何が悪いんだろう?
先生?
友達?
勉強?
と、
学校へ行けない原因を
外に、外に探していました。
だけど、
息子の言葉を聞いて
初めて自分に
問いかけたんです。
家に帰ってきた息子が
安心できる関わりを、
私はできていただろうか?と。
次男が
そんなに寂しい思いを
していたことにもかかわらず
「まだ宿題してないの?」
という私の言葉を
投げかけられた息子の気持ちも
私は何も
わかっていませんでした。
もちろん、
私が怒ったことだけが
不登校の原因だった、
という話ではありません。
だけど、学校の中に
原因を探すことばかりではなく
息子のために
私が変わろう!
そう気づいたことが、
私たち親子にとって
大きな転換点になりました。
私は、
怒ったり
叱ったり
できていないところを
指摘たり・・・
そんな関わりから
笑顔で話しかける。
息子の話を聞く。
安心できるやり取りを
少しずつ増やしていきました。
すると、
息子の笑顔が
戻ってきました。
少しずつ
表情がやわらかくなり、
家で話すことも
増えていきました。
そして
わが家の場合は、
約3か月後、次男は再び
学校へ通うようになりました。
けれど、
今振り返って思うのは
一番大きな変化は、
「学校へ行けたこと」
だけではなかった
ということです。
私は
息子の不登校から
学校へ行くことは
当たり前ではないこと。
そして、
頑張っていない子どもなんて
ひとりもいない。
子ども達はみんな
すでに十分すぎるほど
頑張っている子がいる。
そんな大切なことを
教えてもらいました。
当時の私は、
朝になると
表情を失っていく息子を見ながら
「この子は、この先
どうなってしまうんだろう」
と、将来が不安で
仕方なかったんです。
だけど今、息子たちは
自分から学ぶ姿に
成長しています。
あの頃の私には
こんな未来は
想像もできませんでした。
だから今、同じように
「このまま、この子は
どうなってしまうんだろう」
と不安になっているママに
伝えたいんです。
今、
学校に行けないからと言って
未来まで止まった
わけではありません。
子育ては、今日からでも
関わり方を変えられます。
子どもが
自分から一歩を踏み出す。
そんな力を
育てていくことができます。
私が今、
この活動をしているのは
かつての私のように
わが子の未来が
見えなくなっているママに
「今の姿だけで
この子の未来は決まらない!」
と伝えたいからです。
そして今、
夏休み後半。
だけど、
「このままで2学期、
本当に大丈夫?」
と思っている%LAST_NAME%さんへ
2学期が始まる前の今だからこそ
先に整えたいのは
子どもが安心して
自分から動ける脳の状態です。
なぜ、
学校がツラくなるのか。
なぜ、
休ませているのに
なかなか動き出せないのか。
これは、今のわが子が
なぜ動けないのかを知り
その子が
自分から動き出せるために
今、ママにできることを
知るセミナーです。
今のわが子にも
まだまだ伸びる力がある。
この子の未来を
今の姿だけで決めたくない。
そう思うママに
会いに来てほしいと思っています。
「もっと早く
発達科学コミュニケーションを
知っていたかった」
そう話してくださる
受講生ママがたくさんいます。
私のように遠回り
してほしくない!
だからこそ今、
必要としているママに
届けたいと思っています。
今日はここまで。


