今日はなぜ
癇癪やパニックが起きるのか?
について考えていきたいと思います。
癇癪・パニックが起こるのは
ーーーーー
1つ目
ーーーーー
感情調整に関わる
脳の発達の未熟さ
理性的な脳と言われる
前頭前野(脳の前側)は
感情をコントロールする役割
があります。
特に幼いお子さんや
発達の特性がある子は
この前頭前野の発達が
ゆっくりなために
怒りや悲しみといった
感情が爆発してしまいやすいのです。
ーーーー
2つめ
ーーーー
自分の感情の
言語化が苦手
なためにストレスを感じ
癇癪を起こしてしまうことがあります。
ーーーーー
3つめ
ーーーーー
ストレスを感じると
過剰に反応しやすい
感情の司どる脳の領域である
扁桃体が過剰に反応して
しまうから。
などの理由があります。
今まで、
特に癇癪やパニックは
なかったけれども
登校しぶりや
学校に行けなくなって
癇癪やパニックが
増えてしまったお子さんが
とても多いのです。
これは、なぜかというと
過度なストレスがかかると
感情のコントロールをする
前頭前野が十分に
機能しなくなる
ことがあるのです。
さらに、
慢性的なストレスに
さらされると
扁桃体が肥大化し
さらに感情のコントロールが
難しくなってしまう
と言ったことが起こります。
脳は良くも悪くも発達
しますので
癇癪を起こせば起こすほど
癇癪を起こしやすい
脳の回路が発達してしまう
のです。
ですから
お子さんの癇癪やパニックが
増えてきていると
感じるのでしたら
お子さんの脳へのストレスが
かかりすぎていることが
考えられます。
日常のコミュニケーションが
怒りすぎていないか?
あるいは
無理やり、登校させていないか?
学校に行かないならと
嫌がっても学習をさせていないか?
など
お子さんのストレスに
なっていることは何か?を
しっかり見極めて
取り除けるストレスを
減らしてあげることを
考えてみてくださいね。
今日はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。