褒めると怒る登校しぶりがある子への対応を解説します!

今日は読者さんからの
ご相談にお答えしていきますね!

小学校1年生の女の子の
お母さんからです。

ここから

漢字ドリルをやり出したので

「いいね。上手だね!
 すごくしっかり書けてるよ。」

と途中で褒めたんですが…

「そんなこと言わないで!」
うまく書けてないから」

と、自分の中で納得できなかったようで

すぐに漢字ドリルをやることを
辞めてしまいました。

どのように声かけをしたらいいでしょうか?

というご相談です。

Aちゃんのように
完璧主義のお子さんを褒めるのって
とても難しいですね。

褒めポイントが
小さいのです・・・

繊細なお子さんは
この完璧主義という
思考のクセを持っていることが
とても多いです。

例えば
人からの評価を気にしすぎる

・理想が高いので
 自分の理想通りにできないことで
 自分はダメだ!と思ってしまう。

・ルールや規則を厳格に守ろうとする
 お友達にもそれを求めてしまう

・ルールを守らない子に対して
 許せない感情が湧いてしまう

頑張りすぎてしまう

・失敗しそうなことは
 挑戦しない・・・・

などといった
特徴があります。

もちろん
裏を返せば

責任感が強い
一度始めたことは
最後までやり通す!
というように


良い面もあるのですが

この完璧主義があるが故に

学校へ行かない自分がダメなんだ
と、自己否定が強くなったり
自己肯定感が下がりやすく
なってしまうのですね。

要は何ごとにも
バランスが大事!ってことです。

では、先ほどのAちゃんの
漢字ドリルの解説に入りますが

お母さんが
Aちゃんが頑張っていることを
褒めてあげよう!
自信をつけてあげよう!と


頑張っていらっしゃいますね。
その気持ちが素晴らしいです!

ですが
今の段階では
漢字については
一旦、褒めるのはやめましょう!

今、褒めても
逆効果だからです!

Aちゃんが
漢字ドリルをやっている時には
お母さんが他のことをしながら
笑顔で見守ってあげたり

もし、Aちゃんと目があったら
頑張っているね!
というメッセージを込めて

グッジャブサイン
を出してみる!

そして
漢字ドリルをやり終えたら
「おやつ食べよう!」
なんてお楽しみタイムの
お時間にしてみるのも
おすすめです。

漢字について
直接、褒めてはいないけれども

お母さんが優しい眼差しで
見守ってくれているだけで
肯定の注目となります。

そして
漢字ドリル以外でも
たくさん肯定してあげてください。

脳にポジティブな記憶が
たくさん溜まってくると

完璧主義が
和らいできますので


次第に、漢字について
褒められても
受け入れられるように
なっていきますよ!

Aちゃんママ
頑張ってくださいね!

今日はここまで。

最後までお読みいただき
ありがとうございました!

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