子どもに指示を出すときに、サクッと子どもが動いてくれる指示の出し方を、お教えしています。今日は第2回目です。
子どもにサクッと動いて欲しい時、3つのSが効きますよと言うお話でした。1つ目は「Smile スマイル、笑顔」でした。今日は2つ目の解説をしていきます。
3つのSで子どもがサクッと動く、ママの指示の出し方 ~Sweet スウィート編~
レッスンスクリプト
こんにちは。
子どもに指示を出すときに、サクッと子どもが動いてくれる指示の出し方を、お教えしています。今日は第2回目です。
子どもにサクッと動いて欲しい時、3つのSが効きますよと言うお話でした。
1つ目は「Smile スマイル、笑顔」でした。今日は2つ目の解説をしていきます。
2つ目は「Sweet スウィート、やさしい声で」という意味で使っています。
2つ目は「Sweet スウィート、やさしい声で」という意味で使っています。
発達障害やグレーゾーンのお子さんたちは、視覚優位と言われているお子さんたちが多いので、まず1つ目は笑顔でした。
2つ目に大事なのが声です。聴覚過敏のお子さんも多いし、結構聞く力が弱いお子さんも多いので、どんな声を使うかがとても大事になってきます。なので、スウィートに気をつけてみましょう。
スウィートは、どちらかというと角のある声ではなくて、丸みのある声という意味です。例えば、名前を呼ぶときにも「ねえねえ!たかし!」と言うとザワッとしますよね。
「何か言われちゃうな、嫌なこと言われちゃうな」という気がますよね。そうではなくて「ねえねえ、たかし」という丸みのある声を使うと、子どもが聞く耳を持ってくれますよね。
そんな風に、全く同じセリフなのに声のとげとげしさによって、子どもが聞いてくれたり聞いてくれなかったりする、というママたちの声がすごく集まっています。
「同じことを言ってるのに、声を変えるだけでこんなに伝わるんですね!」
とお母さんたちが声をくれます。まさにその通りなんです。
脳と言うのは、言葉の中身よりも声のニュアンスだったり、丸み、声の明るさを優先的に処理するんです。大人の脳でもそうなんですが、実は子どもの脳はその傾向がより強いので、スウィートを気をつけるだけで、子どもが話を聞いてくれるようになります。
なので、ぜひ自分の声を録音してみるといいかもしれないですね。ちょっと恥ずかしいですけどね。自分が普段どんな声でお話しをしているのか、少し振り返る機会をとってやってみて欲しいと思います。
3つ目のSは、なんと一番大事なSですが、それについては次の動画でお話しをしていきます。では今日は声のスウィートに気をつけてお過ごしくださいね。
ではまた!
講師:吉野加容子
(発達科学コミュニケーショントレーナー、学術博士、臨床発達心理士)
(発達科学コミュニケーショントレーナー、学術博士、臨床発達心理士)