不登校 中学生

不登校は中学生でなぜ増える?不登校の原因、きっかけは?夏休みに発達障害・グレーゾーンの子に自信をつけさせてあげたい理由!お母さんの向かい合い方が大切です!

更新日:

中学生は不登校のリスクが大。学習内容は難しくなりルールやきまりが厳しくなります! できないことを叱られ続けた発達障害・グレーゾーンの子は自信を失い、不登校を引き起こす可能性が…。夏休みの間に親子関係を改善し、子どもの自信を取り戻しましょう。
 

【目次】

 

1.中学生は大変です!

 
 
中学生になった途端に、反抗的になったり、無気力になってしまって、お母さんたちはイライラすることが増えるのではないでしょうか?どうしてこんな風になってしまったの?小学校の時は素直で可愛かったのに!そんな風に思っているお母さんは多いと思います。
 
 
中学生は大変なんです!
 
 
・中学校ではルールが増え、生活が厳しくなります!
・部活動が始まり、先輩後輩という縦の人間関係が生まれてきます。
・定期テストや授業態度、全てが評価の対象です。
 
 
 
 

⒉ 発達障害・グレーゾーンの子は疲れやすい?!

 
 
不登校児の割合は小学生の場合は200人に1人の割合ですが、中学校では30人に1人の割合にまで増えます。クラスに1人は不登校の子がいることになります。
 
 
文部科学省の調査によると「学校を休み始めた時のきっかけは何ですか?」の問いに
 
 
・友人関係      52.9%
・勉強が分からない  31.2%
・先生との関係    26.2%
・クラブや部活動の友人・先輩との関係  22.8%
 
 
学校生活から派生する問題が目立ちます。
 
 
小学校では担任制で、一人の先生が1日を通して、クラスの子どもたちをみてくれますが、中学校に入ると教科制に変わります。小学校と同じように苦手なことへの配慮や、他の生徒とのトラブルを仲介してもらったりというのは難しいかもしれません。
 
 
発達障害やグレーゾーンの子はコミュニケーションの苦手な子が多く、対人関係のトラブルを引き起こすことがあります。実際に中学校の先生にお聞きしたところ、休み時間にトラブルになることが多いというお話でした。
 
 
 
 
相手の気持ちを想像することが苦手なために、相手が傷つくようなことを言ってしまいトラブルになったり、感覚過敏がある子は人が大勢いることが苦手で休み時間は一人別の場所で過ごしています。お友達とコミュニケーションがうまく取れないということがあるようです。
 
 
学習障害(LD)の子の場合、特定の分野での困難が伴います。不得意な部分を見つけ、学校の先生と連携し、本人が勉強しやすい方法や環境を整えてあげることが大切です。
 
 
注意欠陥多動性障害(ADHD)の子の場合には、その特性から提出物を忘れることが多く注意されたり、授業中に集中できないために評価が下がってしまいます。
 
 
自閉症スペクトラム(ASD)の子は、苦手分野に関して集中することができないため、ボーっとして話を聞いていないことがあります。授業中の態度は評価の対象になり意欲・関心がないとみなされます。
 
 
▼大人気▼発達グレーゾーンを卒業する方法が分かります
 
 

⒊ 不登校の理由NO.1は無気力?!

 
 
文部科学省の「不登校の追跡調査」で平成18年度中学卒業時に不登校だった約4万1000人を対象に、彼らが20歳になった時(平成23〜24年)にアンケートし、 「不登校だった理由当時を振り返って」という質問に対して、以下のような回答でした。
 
 
 
 
40%以上もの子どもたちが『無気力』を訴えています。
 
 
中学生になると、色々な場面で優劣をつけられることが増えてきます。頑張っても思うように成果が出ず手応えが感じられない無気力になってしまうのです。
 
 

⒋ 思春期は反抗期?!親がやってはいけないNG行動とは?

 
 
思春期の子どもは身体的に目覚ましい成長をします。急激な身体の成長や変化に追いつけず不安定になっています。
 
 
また発達の過程で思春期(10〜15歳)に「思考」が発達し、自己を客観視できるようになります。実際の自分と理想の自分との間で葛藤がおき、思春期に必要以上に自己評価が下がってしまうのです。
 
 
中学校生活は大変なことばかりです。発達障害・グレーゾーンの子どもたちは「できないこと」を指摘されることが多く自信を失いがちです。
 
 
・勉強の苦手:授業がわからない。宿題を忘れる。
・集団行動の苦手:時間が守れない。指示を聞いていない。ルールを守れない。
・コミュニケーションの苦手:空気が読めない。喧嘩になる。会話が一方的。
 
 
学校生活で日々、多種多様なストレスを抱えています。不安、不満、矛盾、自己主張…。やり場のない思いをたくさん抱えています。そんなところにお母さんからの『ガミガミ攻撃!』
 
 
ついついやってしまう、お母さんのNG行動とは?
 
 
①できないことばかりに注目して『否定的』な会話を続ける
 
「どうしてちゃんとやらないの?」
「提出物は出した?ちゃんと出さないとダメでしょ!」
「部活、行きなさいよ!」
「もう!ちゃんと片付けて!」
 
 
②スマホやゲームを取り上げる
 
「勉強しないなら、スマホはダメ!」
「ゲームばっかりして、勉強しないなら、ゲームは禁止!」
 
 
③他の子と比べる
 
「〇〇くんは、クラスで1番だって!それなのに…。」
 
 
できないことを延々と叱り続けても、残念ながら子どもの行動は改善されません。逆に「別に〜」「うるせ〜な〜」「黙れ!クソババア」などと、すごく挑発的な態度をとったり、手がつけられないほどの反抗的な行動を起こすようになります。
 
 
 
 
お母さんだって同じだと思います。仕事や家事に追われ疲れている時に、旦那さんからの心無い一言「ご飯まだ〜」「子どものことちゃんと見ろよ!」…。色々頑張っているのに認めてもらえず、文句ばかり言われたら、ムカつきますよね!
 
 
子どもは苦手なこと、不得意なことが原因で叱られたり、注意されることが増えるとドンドン自信を失っていきます。
 
 
「自信喪失」から「無気力」になってしまい、不登校を引き起こす可能性があるのです。時には、うつ不安障害パニック障害などのメンタル的なトラブルを抱えてしまうケースも出できます。(二次障害)
 
 

⒌ 夏休みに注目!中学生はこの時期がカギ?!

 
 
文部科学省の調査によると学校を休みはじめた学年は、中学校1年生が28.6%と最も高く、次いで中学校2年生25.3%となっています。小学校6年生の時には6.0%であるのに対し、中学校1年生が約4.8倍にもなっています。
 
 
 
 
また、休み始めた時期については
 
・7月〜9月   28.4%
・4月〜6月   21.5%
・10月〜12月    18.8%
 
7〜9月の長期休業(夏季休業)明けの2学期から不登校になることが考えられます。
 
 
中学1年生、2年生の夏が大きなカギになることが分かります!
 
 

▼夏休み明け登校しぶりは学校と連携して対応しましょう!

 
 
 

⒍ 夏休みの間に、親子の関係を改善しましょう!

 
 
特に夏休み明けの9月に子どもたちの『学校に行きたくない』という気持ちが高まります。ぜひこの夏休みの間に親子の負のスパイラルを解消して欲しいのです!
 
 
中学校(思春期)になってからのコミュニケーションの取り方は難しいかもしれません。小さなお子さんのようにスキンシップをとることは難しいですね。
 
 
思春期にして欲しいことは
 
 
① お母さんの要求量を一時的に減らしましょう。
 
〇〇すべきは封印して! 『ま、いいか』と大目に見ましょう!
 
 
②『できること、できていること』に注目してみましょう!
 
具体的にできていること(事実)をコンパクトに言うだけです!
「手紙(連絡帳)出してくれたんだね」
「自分でお皿出してえらいね」
 
 
③ 生活の中の当たり前のことに注目して『実況中継』をしてみましょう!
 
「お、着替え始めたんだね!えらい!」
「マンガ(本)読むのが好きなんだね」
 
 
こまめに褒めましょう。(全部終わってからじゃなくても、完璧じゃなくてもOK)
 
行動の始まりのタイミングでしっかりと褒めることが大切です。 子どもは自分の「できた」に気づき、次のステップへ進める「やる気」がUP します。
 
 
家庭の中で、成功体験(認めてもらえたという嬉しい感情)を積み重ねることで、子どもは好ましい行動が増えていきます。まわりから褒められることは、自己肯定感自己効力感が高まり自信がつきます。
 
 
子どもたちは頑張っています。お母さんが許容範囲を広げ、認めてあげることが大切です。親子でいる時間が長い夏休みがチャンスです!
 
 
この夏に穏やかな会話をマスターし、夏休み明けの『思春期の無気力』を吹き飛ばしていきましょう!
 
 
 
 
執筆者:深井淳子
(発達科学コミュニケーション リサーチャー)
 
思春期の子供のやる気を改善させるコミュニケーション術を配信中!
▼ご登録はこちらから!

▼小冊子プレゼント中です!

 

-不登校, 中学生
-, , , ,

Copyright© パステル総研 , 2021 All Rights Reserved.