ママも自分の好きをあきらめない!発コミュとの出会いから5年越しにトレーナーデビュー〜発コミュトレーナー・佐藤あきさんの今後の目標とは〜

ママも自分の好きをあきらめない!発コミュトレーナー・佐藤あきさんのインタビュー最終回です。発コミュとの出会いから5年、一度はあきらめかけたトレーナーを再デビューしようと思ったきっかけや今後の目標についてお話を伺いました。
 

【目次】

 

1.発コミュとの出会いは講演会!

 
 
発達科学ラボのトレーナーやリサーチャーは、もともと子育てに不安や悩みを抱えて苦しさや孤独感を抱えていた一人のお母さんでした。
 
 
そのようなお母さんが発達科学コミュニケーション(発コミュ)と出会い、親子のコミュニケーションを学んで実践することで、子育ての悩みや困りごとを解消してきました。
 
 
そして、同じような思いをして子育てに悩んでいるお母さんに発コミュを伝える講師として活躍するトレーナーとパステル総研で記事を執筆したり教材を作るリサーチャーがいます。
 
 
こちらの記事は発コミュトレーナーの佐藤あきさん全3回のインタビューの第3回目となります。
これまでのインタビューは、以下でご覧になれます。
 
 
インタビュー 第1回目はこちら
 
インタビュー 第2回目はこちら
 
 
今回は発コミュとの出会いから5年越しにトレーナーデビューをして活動を続けられている、佐藤あきさんにお話をお聞きしました。
 
 

ーーー発コミュに出会ったきっかけについて教えていただけますか?

 
「はい、私は吉野さんと同じ島根県隠岐の島の出身なんですね。
 
発コミュに出会ったのは5年前、地元の保育園の講演会で吉野さんの話を聞かせていただいたのがきっかけです。
 
実際に話を聞いて、私はこの子を変える!そう決心し、師匠の住む東京まで会いに行ったのが最初の一歩です。」
 
 

ーーー息子くんの子育てにどんな困りごとを変え抱えていましたか?

 
「1歳半で息子は急性脳症と言う病気をしたのち、小さいときは大きな困りごとはありませんでした。
 
学習がともなった就学時に字を書くのを嫌がる、宿題をするのに長い間座っていられないといった特性が出てきました。
 
 就学相談の時も、その後も、『発達検査を受けたら』『そういう子もいっぱい居るからね』みたいな一言で片付けられていました。」
 

ーーーどのような状況の時に講演会に出会ったのか教えて下さい。

 
「息子が小学校2年生の時です。当時は宿題の時間の時に、息子が本当にイライラして鉛筆を噛んだり投げたり自分にあたってきたりといった大荒れな状態が続いていて…
 
実は、もっと早く講演会に出会うきっかけはあったんですが、もし講演会に参加したらうちの子特性があるからだっていう風に周りに言われるのが嫌で。

 
人目を気にして行くことができませんでした。」
 

ーーー人目を気にして参加できずにいたのに、そのときは「行こう!」と思われたんですね。

 
「今っていうチャンスを逃したら、もうどん底の子育てをするしかないなと思ったから思い切って手を伸ばしたっていう感じでした。
 
学習が始まって困りごとが大きくなっていたタイミングで参加できたので、ちょうどいいタイミングだったのかなと思っています。」
 
 
 

ーーポイント解説

 
どうしても周りの目が気になってしまうというのは、地方のお母さんあるあるのお悩み。
 
 
どん底の子育てから抜け出したい!と自らチャンスに手を伸ばして飛び込む勇気がその後を大きく変えるきっかけになったのがお話からよく伝わってきました。
 
 
ここからは発コミュを初めてからの佐藤さんと息子さんの変化のお話を聞いていきます。
 
 

2.発コミュで子育てが変わり、息子が変わった!

 

ーーー小学校低学年で発コミュを始めた子が、中学生になってどんな成長しているんだろうというのが気になります。

 
「息子はもともと人と関わるのがすごく好きな明るい性格で性格で、幼少期に本来ならそういう姿をもっとたくさん見たかったです。
 
学習が苦手だってことで、人前にどんどん出て行くの嫌がったりだとか、そのような過去がありました。
 
発コミュを5年間コツコツと実践して、今では嘘のように変わりました。」
 

ーーー発コミュを実践してどのように変わられたのですか?

 
「自信がなくてゆっくり勉強がやりたいからという理由で、息子は小学校3年生から支援学級に在籍していました。 その支援学級で小さな成功体験をたくさん積み重ねることができました
 
小学校の最高学年になり、クラスをどうする?ってなった時に、『僕は普通学級で行きたいんだ』っていうことを自分で選択できるようになったんですね。まずそこが大きな変化でした。」
 
 

ー-ポイント解説

 
 
 学習の困り感というのは、そんなに簡単には解決しません。だからこそ勉強は苦手だけど、嫌いにしない対応が必要になってきます。
 
 
6年生で、自分で学びの場を選択できるようになった息子さんの成長は素晴らしいですね!
 
 
 
 

ーーー中学生になってお友達関係はどうですか?

 
「人と関わることが好きっていう話をしました。交流学級ですごく楽しそうにみんなとやってやってるんですね。
 
一番いいなあと思ってるのは自分の特性によく気付いていて、ここが苦手だとかっていうところを隠さず、友達にも言えていて。
 
周りの友達が、宿題を教えてくれたりしています。」
 

ーーーお友達とどのように一緒に勉強されているのでしょうか?

 
「ラインで繋がって、ラインで友達と一緒に勉強したり、宿題やテスト前になるとここが範囲だよとか、わからならないところを教えてもらっているようです。
 
苦手な問題とかでも友達が教えてくれるからちょっとやってみる、といった感じで取り組めたりもしています。
 
スモールステップではあるんですけど、伸びていると感じます。
 
今はできてないところもいっぱいあるんですけど、楽しそうに前向きに勉強に向かってる姿を見ると、すごく幸せだなと思います。」
 

 ー-ポイント解説

 
小さい頃は学習が苦手なことから自信をなくしていて本来の良さが発揮できていなかった息子くん。
 
成功体験を積み重ねて自信を付けたことで人と関わるのがすごく好きな性格を取り戻し、中学生の今はとてもよいお友達関係が築けているようです。
 
 
宿題を教えてもらったり、楽しそうに過ごしているのを見ると親としても安心できますよね!
 
 

3.自分の好きをあきらめないで!とママの背中を押したい、5年越しでトレーナー再デビュー

 
 
そんな佐藤さんに、ただ学ぶだけでなくトレーナーになろうと思ったきっかけを伺っていきます。 
 
 

ーーー医療過疎地域のママ達を救いたいって思ったきっかけはありますか?

 
「私が発コミュを始めたのが5年前になります。
 
発コミュを開始して、約2か月後に私自身の子育てが変わり、息子が変わっていく姿に衝撃を受けました。
 
密かにいつかは発コミュトレーナー1本で仕事をして、吉野さんのように感動を与える人になりたいと思っていました。」
 
 

 
 

ーーー5年経って…ということで、みなさん驚かれていると思います。

 
「長かったです。途中であきらめたい、もう無理かなと思った時期もありました。トレーナーの活動をしていなかった時期も発コミュは私の中で子育ての軸になっていました
 
一番またトレーナーとして戻りたいと思ったことは、発達凸凹のお子さんを抱えてお母さんがフルタイムで働くことが大変なことを目の当たりにしていたからです。
 
私も銀行員時代はそうであって、四苦八苦しながら仕事をしてきた過去がありました。
 
自分の好きをあきらめない、ママだって仕事に没頭して良いんだよという事を私がトレーナーになって背中を押してあげたいなと思い、また再び返ってきたという感じです。」
 
 

ー-ポイント解説

 
 
 佐藤さんはお仕事が忙しくなり、一旦発コミュから離れられた時期がありました。
 
その間もずっとご自身で発コミュを子育てで続けておられて、また5年ぶりに戻ってこられました。 効果があるものは広めたいと思うのは人として普通の感情ですね!
 

ーーー今の生活を手に入れられて、良かったなと思ったり感じるポイントはありますか?

 
 
「子どもが4人いるので行事がたくさんあります。今までだったら上の子から優先に決めていたところが、もう全部行っちゃおうって欲張りになれました
 
一番は病院ですね。救急でないことは後回しになってしまっていました。
 
いつでも行けることは、どうしても後回しになってしまっていて、過去には症状を悪化させてしまったこともありました。
 
今は気兼ねなくすぐ行く!と決断ができるようになりました。ここが一番大きく変わった点で、我慢をしなくなったら自分もストレスがたまらなくなりました
 
家族優先スタイル、発コミュのトレーナーやリサーチャーは皆さんそうされているので、私もそうしていいんだな、と堂々とできるのが幸せです。」
 

ー-ポイント解説

 
 
子ども優先の生活でも、子どもの人数が多いとそこにも優先順位をつけなければならない となるとお母さんの自分の用事は後回しが当たり前になってしまいますよね。
 
 
我慢をしなくなったらストレスがたまらなくなった、からも伝わってくるように、お母さんたちは色々なことを日々我慢して生活しているのが伝わってきます。
 
 
それでは最後に、佐藤さんのこれからについて伺っていきたいと思います。
 
 

ーーーこれからの目標について教えて下さい。

 
 
 「 全国の医療過疎地域のお母さんをまず先導して、子育てに自信を無くしているママが自分の歩に迷わず進んで行けるよう、医療過疎地域のママの希望の光になっていく事が目標です。」
 
 
佐藤さんのこれからの活躍が楽しみですね!
 
 
 
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執筆者:池乃希子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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