小学1年生で暴力を振るう子が急増化!発達障害凸凹っ子に効果てきめんの対応法

 

小学校1年生になって急に暴言・暴力が出てしまう子どもはいます!お母さんも子どもと同じように感情的に対応してしまうとわが子の本当の困りごとを見失ってしまいます。荒れてしまう子どもの心境を知っておくと慌てずに対応できるので是非参考にして下さい。
 

【目次】

 
 

1.小学校入学後に始まった息子の暴言・暴力

 
 
お子さんは毎日元気に登校・登園していますか?
 
 
地域によっては、運動会などの行事の練習が始まって忙しくなってくる時期です。行き渋りしたり、イライラして暴言・暴力が出ているということはありませんか?
 
 
私には、現在小学2年生の息子がいます。診断は受けていませんが、注意欠陥多動障害(以下、発達障害)・グレーゾーンだと捉えています。
 
 
息子が小学1年生の頃の出来事です。小学校入学後、4月は順調に登校していましたが、5月中旬頃から突如として些細なことで癇癪をおこしては私に対して暴言・暴力をふるうようになりました。
 
 
当時の私は部署異動になったばかりで、仕事が手一杯で毎日ヘトヘト。息子の暴言・暴力に対してしっかり向き合うことができませんでした。
 
 
毎日「やめなさい!」「なんで何回言ってもやらないの?」など言って押さえつけたり、キツく𠮟りつけたりして乗り切っていました。
 
 

 
 
しかし、日を追うごとにますます暴言・暴力が激しくなっていき、ついには顔を殴られたり、胸にあざができるほどになりました。
 
 
息子は一度キレてしまうと、1時間以上怒り続けます。殴る・蹴るに加えて、「もう僕なんていなくなったらいい」と言って家出の真似事もするようになりました。
 
 
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2.なんで殴るの?発達障害・グレーゾーンの小学生男子の暴言・暴力の理由

 
 
このままでは学校生活も家庭生活も危ぶまれる…困り果てていた時に出会ったのが、発達科学コミュニケーションでした。
 
 
そこで分かったのは、息子が発達障害・グレーゾーンであるということ。そして、暴言・暴力は子どもからのSOSであるということでした。
 
 
では、そのSOSとはいったい何だったのでしょうか?息子の場合、SOSは「疲れ」「自信のなさ」からくるものでした。
 
 

◆疲れ

 
 
小学校入学という大きな環境の変化に加えて、学童も新しい場所。学校と学童の2箇所の新しい環境に対応することで、息子はとっても疲れていたのです。
 
 
大人でも、新しい環境というのはストレスがかかりますよね。正直、私も新しい環境は得意ではありません。
 
 
ましてや子ども、特に、発達障害・グレーゾーンの子どもは新しい環境が苦手という特性があります。
 
 
学校では頑張って適応できていてもそこでエネルギーを使い果たしていて、学童に行った時や家に帰宅した頃にはもうヘトヘトなのです。
 
 
脳が「もう無理!!」と悲鳴をあげていて、それが暴言・暴力という形で出てきてしまったのです。
 
 

 
 

◆自信のなさ

 
 
ヘトヘトで帰宅した後、私は、
 
 
「音読は?帰ったらすぐにすること!」
 
「はい、ごはん。さっさと食べて。」
 
「また今日も給食ナフキン出してない。昨日も同じこと言ったよ!」
 
「早くお風呂入るよ!」
 
「あー!もう寝る時間!寝室いくよ!」
 
 
 など、「あれしろ、これしろ」とどんどん指示を出していました。(当時は私も日々の生活を回すことに必死だったのです…。)
 
 
学校でも学童でも、先生からの指示や注意ばかり。
 
 
さらに、家では私が追い打ちをかけるように指示や注意ばかりしてしまっていたことから、息子には
 
「いつも注意される」
「自分はできない子なんだ」
 
といった形で伝わってしまい、自信を失うことになってしまったのです。
 
 
自信を失うと、今度は自分を守るために暴力的になってしまったのです。
 
 
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3.暴言・暴力を収める方法

 
 
暴言・暴力が出ている状態は、子ども自身もとてもしんどいです。ですから、早急に収めてあげる必要があります。暴言・暴力を収めるには、2つのステップがあります。
 
 

◆「肯定的な注目」を増やすこと

 
 
発コミュでは、日々のコミュニケーションを、
 
「肯定的な注目」:「否定的な注目」=10:0(少なくとも8:2)
 
にしようと言われています。
 
 
「肯定的な注目」とは、何かできたときに「頑張ったね!」というだけはありません。
 
 
例えば「このポケモンは何タイプ?」と子どもの好きなことに興味や関心を示したり、「OK!」と言ってグッジョブサインを出すことも「肯定的な注目」になります。
 
 
逆に、「否定的な注目」とは、「ダメ!」など何かを禁止したり否定することです。
 
 
さらに、「こぼさず食べて」などの「注意」や、「宿題して」などの「指示」「否定的な注目」になるので、言い方には注意が必要です。
 
 
私の場合、「肯定」はしっかりしていましたが、初めはなかなかうまくいきませんでした。理由は「否定」はしていないけど、「注意」や「指示」が多かったからです。
 
 
そこに気付いてからは、できるだけ「〇〇して」という注意や指示をしないようにしました。
 
 
ごはんをボロボロこぼしていてもよし!
 
宿題していなくてもよし!
 
最悪お風呂に入らなくてもよし!
 
 
一時はそれぐらい腹をくくって指示を減らしていくと、徐々に「肯定」が息子に届くようになりました。
 
 
(※命にかかわるような危険があったり道徳に反する場合は、禁止や指示することが必要です。)
 
 

◆「好ましくない行動」はスルーすること

 
 
「肯定」が伝わるようになってきたら、今度は「好ましくない行動」はスルーすることです。
 
 
例えば、殴る・蹴るの暴力が始まったら、視線を合わせず素知らぬフリをします。
 
 
できれば部屋を出ていくことがベストですが、私の場合は別の部屋に行くことが難しかったので、同じ部屋の中で距離を置いて過ごしました。
 
 
初めは、1時間も暴言・暴力が続くことがありましたが、次第に40分、30分、20分と徐々に短くなっていきました。
 
 
そしてついに、発コミュを始めて約2ヶ月後には大きな暴力はほとんどなくなり、暴言もかなり減ったのです!
 
 

 
 
今では大きな暴力をふるうことはほとんどなくなりました。
 
 
もちろん疲れが出ているときはグズグズして、手が出てしまったり、「お母さんなんか出ていけ!死ね!」と暴言を吐かれることはあります。
 
 
それでも、暴言・暴力の理由が分かるし、どのように対応すればよいかがわかるので、子どもの感情に巻き込まれず俯瞰して見ることができるようになりました。
 
 
子どもの暴言・暴力に悩んでいるお母さん。あなたのその悩みはちゃんと解決しますよ!ぜひ早めに相談してくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:おぐらまりこ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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