授業での発表が不安!発達性吃音の小学生女子にママがするカウンセリング対応

 

発達性吃音がある子どもは、授業での発表に不安を感じることがあります。「どもったらどうしよう」「笑われたらどうしよう」と考えてしまうからです。我が家の娘がそんな不安を乗り越え、無事に授業参観で発表ができた事例を紹介します!
 

【目次】

 

1.発達性吃音の子どもが授業での発表を嫌がった経験はありませんか?

 
 
私には小学4年生の娘がいます。幼児期から吃音があります。
 
 
吃音とは、話し言葉が滑らかに出ない発話障害のひとつです。
 
 
話す際に、「が、が、が、がっこうでね」と音を繰り返してしまったりするなど、一般的に「どもる」と言われる話し方の障害です。
 
 
幼児期・児童期に出始めるタイプ(発達性吃音)がほとんどで、大半は自然に症状が消失したり軽くなったりしますが、大人になっても続く場合があります。
 
 
娘は小学生になった今も吃音の症状が続いています。
 
 
先日、日曜参観がありました。娘のクラスは社会科の発表で、1人ずつ都道府県の紹介をするという内容でした。
 
 
私が発表があるということは前々から知っていました。心配だなと思いつつも、娘は何も言っていなかったので、大丈夫だろうとどこか楽観視していました。
 
 
しかし、参観の前夜、突然発表があるから明日は学校に行きたくない」と言って泣き出したのです。
 
 

 
 
「頑張って発表資料を準備したから発表したい。」という気持ちがある一方で、「吃音があるから発表は不安。やっぱり行きたくない。」という気持ちもあり、その葛藤からパニックになりました。
 
 

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2.発表が不安になってしまうワケ

 
 
吃音の子どもが授業での発表を不安に感じてしまう理由、それは過去に話し方を笑われたり真似されるなど、嫌がらせをされたというガティブな経験があるからです。
 
 

 
 
娘は、人前での発表に不安があるといいつつも、普段の授業では自分から挙手して発言することも多々あります。
 
 
これは幸い、4年生の今のクラス子どもたちが、娘のどもりに対してからかったり何か言ってきたりすることがないからです。
 
 
しかし、1~2年生の頃はからかいが多くあったので、その当時のネガティブ記憶が溜まってしまっていました。
 
 
さらに、今回はいつもと異なる状況です。「参観」しかも「日曜参観」なので、お母さんだけでなくお父さんが来られることも多く知らない顔もたくさんいます。
 
 
そのため、過去の色んなネガティブ記憶がよみがえってきて、不安がどっと押し寄せたのです。
 
 

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3.吃音のことで不安になっている子どもへの対応

 
 
子どもが不安になっているときの対応といえば、発コミュのテクニック「カウンセラーモード」の出番です!
 
 
おうちでお母さんが子どもにホームカウンセリングをして、不安を和らげてあげるのです。
 
 
発コミュのカウンセラーモードは、「保留」「受容」「理解」「共感」のステップで進めます。
 
 

◆保留

 
 
娘が不安な顔をして「明日は学校に行きたくない」と言い出し、そわそわ、ぐずぐずしだしたので、私も一旦家事の手を止めて、話を聞くことに集中しました。
 
 
すると、娘が床に転がり、「明日の参観イヤー!」と足をバタバタさせながら言い出しました。
 
 
こんな時、「発表なんてすぐ終わるよ!」など大人の考えを言ったり、励ましの声かけはNGです。
 
 
ひたすら耳を傾け、「そっかー。」「うんうん。」と受け入れてあげます。
 
 

◆受容

 
 
同時にスキンシップを積極的に取り入れました。
 
 
娘の頭を私の膝にのせて膝枕をしたり、床にゴロゴロ転がりながらメソメソ(時にわんわん)泣く娘の背中をさすったり。
 
 
イチャイチャしたり、ベタベタしたり、体をさすったり、抱きしめたり。
 
 
「お母さんはあなたのことを受け入れているよ」「味方だよ」ということが伝わるように意識して接しました。
 
 

◆理解

 
 
そして、娘が
 
 
「話す量がこんなにあるねんで!多すぎるーっ(怒)」
 
「言葉がつまって笑われたらどうしよう…(泣)」
 
 
と話すのを聞いて、
 
「話す量が多いから不安なのか。」
「笑われると思ってるのね。」
 
など、子どもが何に不安を感じているのか、子どもの気持ちを理解していきました。
 
 

◆共感

 
 
その後、

 
 「(背中をさすりながら)うん、うん。」
 「そうやね、不安になるよね。」
 

など、肯定や共感の声かけをしました。

 
 
20分ほど泣いたり、怒ったり、暴れたり、ひととおり話したりしたあと、動きが静かになったときがタイミング!
 
 
次の行動(寝る前の歯磨き)の声をかけたら、「ふぅー」と一息ついた感じで、すんなりと次の行動にうつれました。
 
 
私がカウンセリングモードを使って対応したことで、娘は落ち着きを取り戻したのです。
 
 

 
 
翌朝はケロっとして、何事もなかったかのように何も言わずにいつも通り登校しました。
 
 
参観では、発表の順番が迫る中、私に向かって、手をクロスさせて「×(ムリ)」というジェスチャーを送ってきたり、逆に苦笑いしたりしていました(途中から不安を通り越して笑けてきたそうです)。
 
 
いざ発表になると、時々どもりながらも無事最後まで話すことができました!もちろん誰も笑ったりしませんでしたよ。
 
 
吃音(どもり)がある子どもが吃音のことで苦しんだり悩んでいると、お母さんもとても心配になりますし、どう対応したらいいのか不安になりますよね。
 
 
吃音の子どもへの対応でまず何より大事なのは、
 
 
・日頃からお母さんがゆったりとした口調で話すこと
 
・質問、指示、命令を減らすこと
 
・どもってもいいんだよ、あなたはあなたのままでいいんだよと肯定的なメッセージを送ること
 
 
などです。
 
 
それでも、もし不安感が出てきてしまったときは、カウンセリングモードで癒してあげましょう。
 
 
これは吃音に関わらず、子どもが何かに不安に感じている時に使えるテクニックです。
 
 
お母さんがカウンセリングモードのテクニックを習得しておけば、いつでもどこでもお子さんを癒してあげられますよ!
 
 
 
 
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執筆者:おぐらまりこ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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