発達障害・グレーゾーンのADHDキッズ、朝の支度がひとりでできるようになる!!ママの対応3つのポイント

 

朝、子どもが一人でお仕度ができるようになってほしいと願うママはいませんか?「早くして」、「分かってるよ」と親子バトルが始まる毎日を卒業して、笑顔で「いってらっしゃい!」と送り出せるとっておきの方法をご紹介します。
 
 

【目次】

1.朝の支度、ひとりでできていますか?
2.時間がないのに…支度が進まないADHDグレーゾーンの息子にイライラ
3.原因は、ADHDの特性にあった!!
4.ADHDキッズのお仕度がスムーズに進むママの対応3つのポイント
①お仕度ボードでタスクの見える化
②「早くして!」の変わりに伝える言葉
③ADHDキッズの心を掴むご褒美作戦

 

1.朝の支度、ひとりで出来ていますか?

 
 
朝の支度、ママが何もしなくても、お子さんだけでできていますか?
 
 
全く進まなくて毎日、困っているママは多いのではないでしょうか?
 
 
✓朝ごはんが進まない
 
✓途中で遊び始めてしまう
 
✓ボーっとしている時間が長い
 
 
など、ママだけが焦っていて、子どもは一向に支度をする様子が見られないとイライラしてしまいますよね。
 
 
 
 
そのうちに、「早くしなさい!!」「分かってるよ!!」親子バトルが始まり、険悪なまま学校や幼稚園に送り出すこともあると思います。
 
 

2.時間がないのに…支度が進まないADHDグレーゾーンの息子にイライラ

 
 
我が家には、小学1年生になる注意欠陥多動性障害(ADHD)グレーゾーンの息子がいます。
 
 
息子が幼稚園のとき、
 
 
✓朝ごはんは進まない
 
✓着替えの途中で話しに夢中になって手が止まってしまう
 
✓目についたおもちゃで遊んでしまう
 
 
こんなことが毎日で、「早くして!!」「今、何する時間?」と声を荒げていました。
 
 
そして、出発の時間に間に合わない息子に「もう行くからね、置いていくよ!」と怒鳴り、「待って、行かないで」と毎日のように泣かせていました。
 
 
 
 
当時の私は、出発の時間に遅れると通勤の電車に乗り遅れるし、朝は時間にも心にも余裕がなく、ストレスフルな状態でした。
 
 
本当は、笑顔で出発したいのに…と思っていました。
 
 
「毎日怒られているのに、どうして時間に間に合うように支度ができないの?」と解決策も分かりませんでした。
 
 
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3.原因は、ADHDの特性にあった!!

 
 
一言で支度と言っても、朝、起きてから出発するまでにたくさんの行程があるんです。
 
 
✓ごはんを食べる
 
✓歯を磨く
 
✓パジャマを脱ぐ
 
などなど。
 
 
大人なら、「次は歯磨きして、その後服を着替えよう」と段取りを考えながら行動することができます。
 
 
しかし、発達障害・グレーゾーンのお子さまは、先の見通しを持って行動することや段取りを考えて行動することが難しいんです。
 
 
お子さんは、「あれ?何からやるんだっけ?」「どこまで終わったんだっけ?」と、すぐにやることが思い出せず、行動が止まってしまいます
 
 
 
 
また、ADHDタイプのお子さまは、気が散りやすく不注意という特性があり、一つのことに集中することが苦手です。
 
 
そのため、「着替えの途中なのに目についた物が気になって遊び始めてしまう」ということがよく起こります。
 
 
では、どうしたら、集中して支度を終わらせることができるのでしょうか?
 
 
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4.ADHDキッズのお仕度がスムーズに進むママの対応3つのポイント

 
 

◆①お仕度ボードでタスクの見える化

 
 
発達障害・グレーゾーンのお子さんは、耳からの情報より、目からの情報のほうが得意な場合が多いです。
 
 
そこで活躍するのがお仕度ボード
 
 
我が家では、ボードに「やることリスト」を順番通りに書いておいて、終わったものにマグネットを付けるようにしました。
 
 
ボードを作るときは
 
 
✓順番やホワイトボートに書くリストは、子どもと相談して決める
 
✓マグネットなど、子どもの好きなものを取り入れる
 
 
とより効果的です。
 
 

◆②「早くして」の変わりに伝えること

 
 
他のことに夢中になって支度が進んでいないとき、「何してるの?早くしなさい」と言ってしまうのをグっと我慢して、
 
 
「歯磨きまで終わったね」、「パジャマ脱いだんだね」とできていることに注目して伝えるようにします。
 
 
そうすることで、子どもが自分で今何をしている途中だったのか気づくことができ、次の行動につながっていきます。
 
 

◆③ADHDキッズの心を掴むご褒美作戦

 
 
ADHDキッズは、ご褒美という目的があると俄然やる気が出ます。
 
 
そして、目的をもったADHDキッズは、ママも驚くほどの集中力を発揮します。
 
 
我が家では、自分と弟の支度が終わったら登校時間までテレビが見られるようになっています。
 
 
早く支度が終わると、その分長くテレビが見られます。支度が早く終わる方法を試行錯誤したり、弟の着替えを手伝ったり、自分で考えて行動できるようになりました。
 
 
 
 
ADHDキッズは、
 
 
✓行動を分解して、タスクの見える化
 
✓やる気を引き出す声掛け
 
✓ご褒美作戦
 
 
でスムーズにお仕度ができるようになります。困っているお母さん、ぜひお試しくださいね!
 
 
 
 
朝の支度をスムーズに進める方法、ほかにもあります!

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執筆者:中井優
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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