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こうすればうまくいく!病院嫌いの発達障害グレーゾーン・アスペルガータイプの子への対応

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発達障害・グレーゾーンアスペルガータイプの子どもを病院に連れていくとき、わが子の尋常でないほどの暴れっぷりに、医師や看護師にあきれられたことありませんか?子どもの特性を理解し対応を工夫することで、子どもに安心感を与え病院嫌いを克服できますよ。
 

【目次】

 

1.子どもを病院に連れて行くことが恐怖で仕方がなかった私 

 
 
発達障害・グレーゾーンアスペルガータイプのわが子は6歳にして、歯医者を克服しました! 
 
 
これまでの道のりがとても大変なものでした…。
 
 
病気になったら、病院へいく。 予防接種を受けに病院へいく。病院とは切っても切れないですよね。しかし、子どもは大の病院嫌い…
 
 
「病院、行きたくない!」と泣く。
 
病院へ行ったものの、診察までにグズグズ…。
 
医師の前では、診察拒否…。
 
しまいには、押さえつけられ ものすごい力で医師にキック…。
 
 
医師や看護師には白い目で見られ、謝りながら出ていく…。白い目だけならまだしも、傷つく言葉を言う医師も…。
 
 
「お母さんしっかりしてください」
 
「息子さん、何かあるんじゃないですか?」
 
「暴れ方が尋常じゃない…」など。
 
 
3歳の息子に向かって、「お前は大変な子だなー!」とムスッと吐き捨てられたこともありました。
 
 
当時、息子の発達について、特に何も疑いもせず過ごしていました。
 
 
私はこのできごとがトラウマとなり、息子を病院に連れていくことが恐怖になってしまいました。
 
 
子どもは病院から帰ってきて元気になりますが、私の方はぐったり…。
 
 
なぜなんだろう?
何がいけないんだろう?
ほかの子はスムーズに受けられるのに…?
 
 
子どもの体は、抑えられたことで青あざになっていることも。
 
 
悩みました…ものすごく悩みました…。
 
 
息子が怖がりということは分かっていたので、口コミで評判のいい先生や治療がうまい人をいろいろ調べて行ったんです!
 
 
今思い返せばイラっとするし、そのときは悔しくて泣いたし、子どもにもすごく注意した気がします。
 
 
 
 

2.発達障害・グレーゾーンアスペルガータイプの子どもが病院をいやがる理由

 
 
皆さん、考えてみてください。
 
 
大人になっても病院が苦手な人はいます。白衣高血圧といって、医師の白衣を見ると血圧がビューンと上がってしまうのです。看護師だった私はそんな方をたくさん見てきました。
 
 
まだ、この世に誕生して数年の子どもたちはそりゃ怖いですよね?もちろん、対応力なんてないですし…。
 
 
発達障害・グレーゾーンアスペルガータイプの子どもは、頭の回転がよかったり、創造力豊かだったり、感受性が高い子どもが多いので、より怖がりで不安を抱きやすいことは、当然なんです!
 
 
また、 発達障害・グレーゾーンアスペルアータイプの子どもの特性である
 
 
・見通しが立たないことへの不安
 
・不安が強くネガティブなイメージをため込みやすい
 
・感覚過敏がある
 
 
なども病院を嫌がる理由にもなっていると考えられます。
 
 

◆見通しが立たないことへの不安

 
 
私たちは、だいたい経験から病院は何をするところだとか、予防注射だったらどのような手順で行われるかわかりますよね。
 
 
子どもはこれから、何をされるか、どうしておけばよいかさっぱりわかりません。
 
 
特に、発達障害・グレーゾーンアスペルガータイプのお子さんは、感受性が強いので、何か自分に嫌なことをされるんだという空気は察知します。でも、どんなことがはじまるかわからないので不安が倍増してしまうのです。
 
 

◆不安が強くネガティブなイメージをため込みやすい

 
 
前に、病院にいって『先生に怒られた、痛かった、無理やり押さえつけられた』など、嫌な経験があったとしたら、『病院は嫌なもの』という記憶がずーっと残ります。
 
 
そのため、次に病院に行くことを嫌がるのは当然ですよね。『白衣=嫌なことをする人』と記憶されてしまっていることもあるかもしれません。
 
 
こうなると、診察室で白衣をきている医師をみたとたんに泣いて嫌がることも理解できます。
 
 

◆不安が強くネガティブなイメージをため込みやすい

 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもは、感覚過敏があることも多いです。
 
 
わが子は粘膜を触られるのがとても苦手。なので、口腔内耳鼻科系も苦手でした。
 
 
感覚過敏は本人でもどうしようもできないものです。そして、その辛さは親でさえわかってあげることが難しいのです。
 
 
では、具体的にどのようにしていけばいいいのでしょうか?
 
 
 
 

3.子どもの病院嫌いを克服するための工夫とは?

 
 

◆病院に行く前の工夫・事前準備大切です

 
 
①医者との相性
 
 
子どもの特性を分かってくれるお母さんが安心できる医師を探すことをおすすめします。
 
 
②事前に子どもに説明
 
 
これが、何よりも一番大切なことです。
 
 
点ではなく、線で!そして見通しがつくように説明します。
 
 
・診察はどんなふうに進むのか?
・なんのためにやるのか?
・時間はどれくらいか?
・痛いのか痛くないのか?
 
 
これをわかりやすく子どもに合わせてウソをつかずに説明します。
 
 
「痛いときもあるかもしれない」
 
「暴れると、危ないから先生たちは抑えるかもしれない」
 
「どうしてもダメだと思ったら、教えてね!」
 
 
例えば、予防接種のとき「病院行って、注射するんだよ」ではなく…
 
 
「病院行って、バイ菌に負けないように注射しようね。先生が、消毒してね チクッと注射するんだ。少し痛いと思うけど。それとね、動くと危ないから看護師さんが抑えると思うけど、これは悪いことしてるからじゃないからね。」
 
 
など…。
 
 
子どもの理解度に合わせて、これからの状況を分かりやすく説明する。
 
 
すると、子どもの頭の中で予測がたちます。頭がいいから予測が立てられるんです。見通しもつきます。
 
 
そうすることで、点での説明より断然子どもも落ち着きます。
 
 

◆病院についてからの工夫

 
 
そして、病院へついたら…
 
 
緊張や不安を取り除く(ゆっくりとした言葉かけ ママはそばにいることを伝える)
 
 
・伝えられるのであればしっかり子どもの特性を伝えることが大事です!
 
 
例)「不安が強いので一つ一つやる前に説明をお願いいたします!」など。
 
 
・診察が始まると、やはり緊張MAXの子どもは体がこわばり、逃げるような態勢になることもあります。
 
 
そんなときのポイント!
 
 
手でも足でもゆっくりさすってあげてください。
 
 
このさすることが、診察や治療されることへ緊張や不安を取り除くことにつながります。気分をそらすことができるんです。
 
 
例えば、歯を治療していくときに足をさすってあげることによりフーッと力が抜けることがあります。
 
 
お医者さんの中には上手に緊張をといてくれる人もいます。手などに触れてから患部を触るようにしてるんです。
 
 
しかしそういうお医者さんばかりではないと思うので、お母さんが代わりに子どもに触れてあげてくださいね。
 
 
もちろん、子どもの心はドキドキしてると思います。
 
 
そして、終わったらおもいっきり褒める。
 
 
不安が強い子は、こんな風に対応してあげるのも一つの手です。試してみてくださいね。
 
 
感覚過敏に関しては、本人でもどうしようもできないものです。調べてみると、発達障害児専門の歯医者などもあるようです。
 
 
病院通いのツラさと〜〜っても分かります!
 
 
子どもの特性を知ることにより対応の仕方が分かりストレスが減ることもあるんです!そして、特性を理解し対応することで子どもに安心感をあたえることができます。
 
 
子どもの特性に合わせた対応で、親子ともに少しでもストレスが少ないように病院へ通えるようにしていきましょう。
 
 
 
 
執筆者:今村裕香
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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