気力、体力だけで毎日綱渡りの子育てをしていませんか?発達障害グレーゾーンの子育てに一人で向き合い、体調を崩してしまうママに贈ります。「無理をしない」子育ての大切さを教えてくれたお医者さんの言葉です。 |
【目次】
1.自分の限界がわからない頑張り屋のママ
毎日、育児や家事、仕事でクタクタになっていませんか? がんばる女性は、ついつい無理をしてしまいがちです。
もっとこうしたい!
もっと頑張れるはず!
そう思う気持ち、すごくわかります。でも、無理をしすぎると、必ずどこかでガタがきます。
ママが体調を崩してしまうと、家中がぐちゃぐちゃになってしまう!というご家庭もあるのではないでしょうか。
パパが慣れない家事にアップアップして、部屋は散らかり放題、洗濯物の山、子どもはギャーギャー騒ぐ…想像するだけで、くらくらしますね。
2.発達障害グレーゾーンの子育てに毎日ぐったり!体を壊してわかったこと
実は1年前、私はこの状態に陥っていました。なんと2カ月の間にインフルA、Bを両方経験してしまいました!!
ぐずってばかりの息子を叱っては、自己嫌悪に陥り、精神的にぐったりする毎日。
下の子は、1歳でまだまだ手がかかりますし、仕事も休みたくない…。やることは次々と押し寄せてきます。
あーなんだか辛い…。
体の調子もおかしい…。
そう思って病院に行ったらインフル!!ついに来たか!!!!といった感じでした。
2カ月という短期間の間に、2回もインフルにかかる患者をみて、先生が言ったこと。
「あなた、子どもは何歳?仕事もしてるの?
いいかい、子育てっていうのはね一人でするものじゃないんだよ。周りを巻き込んでするものなんだ。
もっと人を頼りなさい。
ご主人、おばあちゃん、おじいちゃん、みんなに頼っていいんだよ。
一人でかかえるのは、もうやめなさい」
そう言われて、はじめて、「あ。私、無理してたんだ…。」と気づいたのです。
なんだか、力が抜けてしっかり休もう、休みたい…と思いました。
3.ママが余裕を持つこと!これが発達障害・グレーゾーンの子どもの発達につながります!
ママは子どもに一番近い存在。だからつい無理をしてしまいます。
私は頑張ることが悪いことだとは思っていません。だけど、限界を知ることは大事です。
倒れる前に休む。それが、結局は長く頑張れるコツです。
自分に余裕がないと、子どもに対しても余裕を持つことができません。
ちょっとのことでイライラしたり、距離を置きたくなったり…。
そんな状態、あなたの理想とは違いますよね?
発達障害グレーゾーンの子どもの成長には、家庭でのサポートが一番。
ママが心に余裕を持ち、元気に過ごすことがお子さんの発達にもつながってくるのです。
あのとき先生から言われた言葉を、今度は私が頑張るママに贈ります。
一人で悩まない。
頼れるところは、頼っていいんです!
巻き込んじゃえばいいんです!
余裕を持って子どもに接して、子育ても心から楽しみましょう!
執筆者:須藤ゆかり
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)