発達障害の女の子が着替えを自発的に行うようになるママの声掛けとは?

 

発達障害の子に多い「着替えの苦手さ」。そこには、アスペルガーの女の子に見られる特性に原因がありました。癇癪で数十分かかっていた着替えが、ママの簡単な声掛けで、10分程度で着替えができた方法をお伝えします。
 

【目次】

 

1.発達障害の子に多い「着替えの苦手さ」
2.原因は、アスペルガーの特性にあった?
3.女の子に効果的な着替えの時の対応を伝授!
◆初めはスモールステップの声掛け
◆着替え始めたら手拍子を使って応援
4.毎日の着替えをストレスフリーにしましょう♪

 
 

1.発達障害の子に多い「着替えの苦手さ」

 
 
我が家には、3歳の発達障害の子どもがいます。
 
 
アスペルガー傾向のある女の子なのですが、日常生活で思い通りに行かないと癇癪をよく起こしていました。
 
 
癇癪を起こす事で、特に悩まされるのが「朝の着替え」です。
 
 
 
 
育児中のママは、どこの家庭でもバタバタの朝を過ごしているかと思います。
 
 
寝起きは子どもも、ボーっとしていて思う通りに動かない事が多いですよね。
 
 
そして、ママの声や態度もイライラしがちです。
 
 
何度言っても動いてくれず、つい厳しい口調になってしまう。
 
そして、子どもも連鎖してグズグズに…。
 
 
私もそんな日々を過ごしていました。
 
 
発達障害のある我が子は、着替えが大の苦手。30分以上かかるのはザラでした。
 
 
せっかく服を着たのに、機嫌の悪さから脱いでみたり、着脱を繰り返していたずらのようにしてみせたり。
 
 
何度、保育園を休もうかと思った事でしょう。
 
 
毎日、パパと2人がかりでも、心が折れかけていました。
 
 
しかし、着替えの苦手さには、アスペルガーの女の子特有の原因があったのです。
 
 
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2.原因は、アスペルガーの特性にあった?

 
 
さて、着替えが大の苦手な発達障害の我が子ですが、苦手さには、考えられる原因がありました。
 
 
まずは、感覚過敏です。
 
 
アスペルガーの女の子にも多い、この感覚過敏。
 
 
歯磨きが苦手、服のタグが苦手、新しい靴が苦手、新しいおもちゃをあまり触りたがらない。
 
 
これらは、触覚敏感さがある子に、よく見られる症状でした。
 
 
我が子は、発達障害の特性に見られるこの過敏さによって、色んな素材の服に手足を通す事がとても苦手だったのです。
 
 
また、感覚過敏による不快感で、パニック状態になりよく癇癪を起こしていました。
 
 
このパニック状態になる背景には脳の凸凹さが関係していました。
 
 
我が子は、脳機能の「理解」「感情」の発達が未熟だったのです。
 
 
 
 
「今は着替えの時間」と状況を「理解」する力と、「感情」が上手く連携されていれば、感情を抑制したり、コントロールする事ができるようになります。
 
 
しかし、発達障害の子のように、脳機能が凸凹で、「感情」や「理解」の育ちがゆっくりである場合、「不快」の感情だけが最前面に出てきてしまいます。
 
 
すると、上手く感情をコントロールできないし、行動も止まってしまう。
 
 
この感情の不安定さに、親子で巻き込まれていたのです。
 
 
ですので、いかにママが子どもの影響を受けず、感情を乱さず、着替えをクリアしていくかが重要でした。
 
 
この課題を乗り越えるには、アスペルガーの特性に寄り添った対応や、女の子特有の「可愛い」を利用して、上手に対策を取る事が必要でした。
 
 
今回は、我が家が乗り切った、着替えの時の効果的な声掛けをお伝えしたいと思います。
 
 
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3.女の子に効果的な着替えの時の対応を伝授!

 
 
発達障害の子に上手に着替えをさせる方法ですが、少しママにも練習が必要になります。
 
 
まずは、2週間程度ママが子どもに笑顔で反応するように練習する事をおすすめします!
 
 
子どもが、ママの言葉に対して安心感を持つと、アスペルガー傾向の子も、冷静に言葉を受け止めやすくなるのです。
 
 
イライラする事があっても、できるだけ笑顔で、接してみてください。
 
 

◆初めはスモールステップの声掛け

 
 
さて、着替えをはじめる時ですが、まずは笑顔で、
 
 
「今日はどの服にする?」
 
 
「頭を通すよー」
 
 
「おてて出てくるかなー?」
 
 
とスモールステップで、細かく指示を出してあげてみてください。
 
 
 
 
また、女の子なら、事前に一緒にお店に出かけて好きな服を選ばせる事も効果的です。
 
 
本人が納得して選んだ服なら
 
 
「ほら、この間〇〇ちゃんが可愛いって言っていたやつだよ」
 
 
と、着替えの気分を起こしやすくなります。
 
 
ちなみに、お店で好きな服を選ぶ時は、2択で「どっちがいい?」と何回か選ばせると、発達障害の我が子でも自分で選ぶことができました。
 
 

◆着替え始めたら手拍子を使って応援

 
 
そして、着替え始めのグズグズおすすめな方法があります。
 
 
それは、「手拍子に合わせて「掛け声」をする事です。
 
 
イメージは、甲子園の応援団掛け声です!
 
 
「かっとばせー!○○」
 
 
のように、
 
 
「フレー!フレー!〇ちゃん!」
 
 
「がんばーれー!〇ちゃん!大丈夫―!できてるよー!」
 
 
手拍子に合わせて、掛け声をかけます。
 
 
このメリットは、歌の様に節を付ける事で、ママ自身のイライラを抑える事ができるのです。
 
 
自然と、ママも乗ってくれば、いつの間にか、子どもも笑顔になってくれるでしょう。
 
 
特にアスペルガーの女の子だと、手先が不器用な事が多いので、おすすめです。
 
 
さらには、時間の経過とともに、止められない家の中のピリピリした空気も、これで緩和できました。
 
 

4.毎日の着替えをストレスフリーにしましょう♪

 
 
毎日の30分以上かかる着替えにビクビクしていましたが、この方法で発達障害の我が子は、10分前後に時間が短縮されました。
 
 
そしてもしも、園の服装が自由で、ママが気にならなければ、前日のお風呂の後に、パジャマではなくて、翌日の服装に着替える方法もアリです!
 
 
夜なら、アスペルガータイプの女の子でも、時間を気にせず好みの服ゆっくり着替えの練習ができます。
 
 
 
 
朝にバタバタしながら着替えをするより、ママのイライラが減る事が、メリットです!
 
 
いつも、時間に追われ、目一杯頑張っているママさん。
 
 
良い意味で適度に手を抜いて、ママも子どももストレスフリーな生活を過ごしましょう!
 
 
 
 
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執筆者:さとうゆか
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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