怒鳴らない子育てはできる!発達障害・ASDっ子が1発で注意を向けるママの声話術とは?

 

発達障害・自閉症スペクトラム症(ASD)のお子さんに指示を出しても言葉が届かず、ママがイライラしてして怒鳴ってしまうことはありませんか?どうやったらお子さんに指示が通りやすくなるのかその対応についてお伝えします。
 

【目次】

 

1.子どもを強く叱っても効果はない

 
 
皆さんはお子さんを大声で怒鳴り、叱ってしまったという経験はありませんか?
 
 
何度注意しても子どもが同じことを繰り返してしまうので、「つい、叱ってしまう…」ということがありますよね。
 
 
こんなことが原因で怒っていないでしょうか?
 
 
・ダメだと言っているのに何度もおもちゃを投げる
 
・ものを叩く
 
・触ってはいけないものを触る
 
・お友達やきょうだいに手が出る
 
 
ママは何度も何度も言っているので堪忍袋の緒が切れてしまうと思います。
 
 
カミナリを落とすくらいの大きな声で怒鳴ったりすることもあるでしょう。そして、無意識のうちにたくさんのエネルギーも使っているでしょう。
 
 
 
 
でも残念ながら、子どもの脳にはその言葉、何一つ届いていないというのが現状です。
 
 
お子さん自身、
 
 
またママを怒らせてしまった…。
何かやらかしてしまったんだな…。
 
 
というやっちまった感情を抱くことはあっても、何について怒られているのか?というところまで理解はできていません。
 
 
また、ママもあまりにも怒ってしまうと子どもの怯えた表情などから、感情任せに怒ってしまったことを後悔してしまいますよね。
 
 
一瞬、その場はおとなしくなったとしても、結局また同じことを繰り返してしまうことってよくあります。
 
 
ママの想いが通じていないもどかしさと、どうして子どもは同じことを繰り返してしまうのだろうという子育てへの自信が消えていってしまいます…。
 
 
実は叱られている内容が子どもの耳に届かないのには理由があるんです。その説明を次でしていきますね。
 
 
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2.怒られても言葉が届かない理由とは?

 
 
一度想像して欲しいのですが、私たち大人もカッと怒ったり、腹立たしいことがあった時のことはあまり覚えていないですよね。
 
 
めちゃくちゃ腹が立った!とか、あの余計な一言でプツンときた!などカッとなったその一瞬のことは覚えていても、どうしてそのようなことになったのか?ということを冷静に思い出したり、分析することは難しいと思います。
 
 
実際にあまり覚えていないのには、脳の働き方に理由があります。
 
 
脳には8つの脳のエリアがあります。
 
 
感情、思考、伝達、運動、聴覚、理解、視覚、記憶のエリアです。
 
 
怒られてしまうと、8つのエリアのうち感情脳のエリアが集中して動くため、他の脳のエリアの働きが悪くなってしまうからなんです。
 
 
これは子どもも同じことです。
 
 
 
 
大声などの強い刺激を与えるような言葉で叱られると、感情脳のエリアが興奮し集中的に働き、話をしっかり受け取るために必要な理解脳のエリアの働きが鈍くなってしまうからです。
 
 
これが「大声で叱ってもその内容が身につかない」理由の一つと言えます。
 
 
また、あまりも怒られるような状況が続くと、子どもの脳には悪影響しかありません。
 
 
ひどい言葉や口調、大きな声で怒られる機会が多いと子どもの脳はダメージを受けてしまいます。
 
 
結果的に、虐待を受けている人と同じように脳の萎縮が起きてしまいますので、このタイミングで怒鳴るしつけを見直していきましょう。
 
 
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3.注意を引き付ける「あのね…」をつかう!

 
 
もちろん、一番は怒らずに伝えることができたらそれが一番です!
 
 
しかし、それが難しい時もあると思います。
 
 
そのような時に、少しでも落ち着いて子どもに伝えられるようになるための秘策があります。
 
 
それは、
 
 
「あのね…」
 
 
と言ってから、話しだす!ことです。
 
 
声を荒げる時は、息を吸ってから話し出すので勢いの良い声になってしまいます。
 
 
しかし、「あのね…」と言うと、息を吐いてから話すことになるので、ふと一息つけます。
 
 
そして、息を吐いてから話しだすと、物理的に大きな声が出ません。
 
 
息を吐くだけで心が落ち着き、穏やかに話すことが可能になります。
 
 
 
 
そして、もう1つポイントがあります。
 
 
それはヒソヒソ声で話す!です。
 
 
実は小さな声の方が、子どもの注意を引きつけます。
 
 
注意を引きつけると脳は、情報を入れる準備ができたということになるのです。
 
 
息を吐いて「あのね…」と注意を引きつけて、子どもの近くで穏やかな声で話しかけてみましょう。
 
 
素直に話を聞いてくれますよ。
 
 
忙しい日々の中での育児で、つい声を荒げたり、怒鳴った後に後悔をしているそんなママにおすすめです。
 
 
ママが前もって、このような対応法があるんだな、と情報をインプットしておくことが実はとても大事なんです。
 
 
怒らず、注意が届いたら、ママも子どもも楽なので、ぜひ試してみてくださいね!
 
 
 
 
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執筆者:立花千明
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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