登校しぶりが本格化する6月直前!子どものメンタル不調をママとのコミュニケーションで解決しよう!

新年度が始まり約2ヶ月。子どもが学校や園から帰ると、イライラしたり逆に気力をなくしたりしていませんか?原因はメンタル不調のサインかもしれません。深刻な悩みになる前にお子さんのメンタルの状態に合わせたコミュニケーションの取り方をお伝えします。
 

【目次】

 

1.これから迎える6月が登園・登校しぶりのピークです。

 
 
ゴールデンウィークが終わり、本格的に一学期が始動していますね。お子さんの様子はいかがでしょうか?
 
 
大抵この時期は、人見知り・場所見知りをする子どもが落ち着いてくる時期です。
 
 
ただ、発達障害グレーゾーンのお子さん、特に繊細な子、集団行動が苦手な子は「できると頑張っているけど馴染めない」「新しい集団の輪に入れない」など、まだまだ頑張っている時期になります。
 
 
だからゴールデンウィーク明けの今、園や学校にいきたくない!とか、イライラして不安定になっている!とか、お悩みが増えているのではないでしょうか。
 
 
 
 
そして、5月後半から6月後半がこの悩みのピークです。
 
 
なぜなら、周りと比べて自分ができていないという現実が分かってしまう時期でもあるからです。
 
 
一般的にも6月というのが、相談所や病院など発達相談が一番増える時期で、特に登園しぶりや登校しぶりの相談が多くなってきます。
 
 
もしも、今の時点で子どもの様子が普段と違っていたり、子どものメンタルが弱ってくるとどんな状態になるのでしょうか。
 
 
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2. 子どものメンタル不調ってどんな状態?

 
 
お子さんにこんな様子はみられませんか?
 
 
イライラしたり、落ち込んだりして不安定になっている
 
✔学校や園から帰るとぼーっとしている
 
✔ずっとゲームをやっていたり、Youtubeをみている
 
✔宿題や、やるべきことをやらなくなる
 
 
これはお子さんのメンタルが落ちこんでいる証拠です。
 
 
では、先日、個別相談を受けた生徒さんの例を見てみましょう。
 
私のチームで行っているCAMEL診断を行ったところ、このような数値がグラフで分かりました。
 
 
CQ:コミュニケーション
AQ:行動面
MQ:メンタル
EQ:感情
LQ:集団適応
 
という指標になります。
 
 
このお子さんの場合、LQは平均値の中にあるので集団の中では頑張れているし、やっていく力もあるのですが、MQのメンタルやEQの感情の数値が低い傾向が分かります。
 
 
そのため、メンタルや感情が不安定なのに、集団適応できてしまうから学校や園生活を頑張っているという辛さが本人にはあるのです。
 
 
そして、集団の中では普通に過ごせるので先生にもこの辛さは見つけてもらえないのです。
 
 
だからメンタルが落ち、脳にストレスが溜まってしんどくなっているから宿題をやったり、ママの指示を聞いたり、さらに脳に負荷がかかることを避けているのかもしれません。
 
 
では、お子さんに気になる様子がみられたり、小さな体でSOSを出しているのだとしたらどんなことをしてあげたらいいのでしょうか?
 
 
ママとしても気になりますし、子どものメンタルに対応できることを準備しておきたいですよね。
 
 
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3. 子どものメンタルを落ち着かせるママの声かけ

 
 
子どものメンタルに対応するってなんだか難しそうに思えますが、お子さんの状態に合わせたお母さんの「声かけ」を工夫するだけです。
 
 
お子さんの状態に合わせた声かけをご紹介しますね。
 
 

◆メンタル数値が高い子

 
 
メンタルの数値が高いからといって安心ではありません。このタイプは虚勢の自信や過剰適応で必死に頑張っているお子さんが多いです。
 
 
ママの肯定的な関わりを増やして行動と自己肯定感を増やしていきましょう。
 
 
オススメの声かけは、
 
 
「やったー、できたね」
 
「○○にチャレンジしてみない?」などです。
 
 

◆メンタル数値が平均的な子

 
 
不安に対してストレスと上手に向き合えて安定しています。
 
 
ママとの良質なコミュニケーションが成功体験につながり安心感と自信を得ていると思います。
 
 
このタイプが注意するのは普段と違う場面です。状況の把握や自分の気持ちの処理がうまくいかないと不安がでてくるので注意しましょう。
 
 
オススメの声かけは、
 
 
「嬉しいね!」
 
「○○な気持ちだった?」
 
 
などです。
 
 

◆メンタルの数値が低い子

 
 
自分では対応しきれない漠然とした不安を抱えている傾向にあります。
 
 
スキンシップを増やしたり、ママの表情・声色もお子さんが安心感を感じるような温かなものにしていきましょう。
 
 
必要に応じて学校や園での環境を整えていくと効果的です。
 
 
注意したいのが、子どもが不安やストレスを感じている時にママの「大丈夫だよ」という声かけ。これは子どもの不安を増幅させるので逆効果です。
 
 
子どもの気持ちを吐き出せるような安心感のある対応をしましょう。
 
 
オススメの声かけは、
 
 
「○○できているね」
 
「○○やってくれてありがとう」
 
「(近くにママがいないとき)○○にいるね」
 
 
などです。
 
 
 
 
お子さんの状態に合った脳に届く声かけでメンタルを落ちつかせ、子どもの困り事を解決していきましょう。
 
 
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執筆者:今村裕香
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
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