自閉症スペクトラム症の子どもが小学校・支援級への入学を不安にならない事前対策

 

悩んだ末に決めた支援級。また直ぐに新たな悩みが出てきますよね。子どもと親の不安を解消するために入学前にできる対策についてお伝えします。また、これから就学先を決める際に私の経験を踏まえて早めの対応を念頭に入れて動いてみるのはいがでしょうか?
 

【目次】

1.支援級決定後の新たな悩み

 
 
5月も半ばとなりましが、お子さんの様子はいかがですか?
 
 
小学校生活には慣れてきたでしょうか?
 
 
私は、息子が小学校に入学する前の1年間、とても落ち着かずそわそわして過ごしていたのを覚えています。
 
 
発達障害・自閉症スペクトラム症(ASD)のお子さんをお持ちのママは、小学校入学にあたり、小学校は通常級?支援級?支援学校?と何度も悩み、ネットと子どもの狭間で、頭を抱えた方も少なくないのではないでしょうか。
 
 
やっとの想いで決めた就学先ではありますが、こんなことありませんか?
 
 
・就学相談が終わって、就学先自体は決まって少しほっとしているけれど、また新たな悩みが出てきてしまう。
 
 
・きょうだいで普通級・支援級と別れるけれど、そもそも支援級での生活が分かりづらい
 
 
・保育園や幼稚園と違うので学校生活に子どもが馴染むのだろうか?
 
 
・どれくらい先生は子どもに付き添ってくれるのだろうか?
 
 
 
 
一難去ってまた一難、というのには大袈裟かもしれませんが、ママ達は次から次へと新たに沸いてくる悩みや不安でいっぱいになりますよね。
 
 
そして、どうしても学校は固いイメージがあるので気軽に何度も、問い合わせができる…という感じではありませんよね。
 
 
ママの不安な気持ちを4月まで持ち越すのはとてもおススメできません。
 
 
発達障害特有の悩みはつきものですが、次ではASDのお子さんの特性があるための入学での不安についてお話していきます。
 
 
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2.ASDの特性ゆえの不安

 
 
小学校に入ると、保育園や幼稚園で楽しく遊ぶ生活から、勉強メインの座学中心の学校生活へ移行していきます。
 
 
ASDのお子さんは落ち着きがなかったり、見通しが立たないと不安がり、癇癪やパニックを起こすようなタイプの子もいます。
 
 
今までと180度違う生活をしなくてはいけないので、特性ゆえに不安はつきものです。
 
 
また、見通しを立てることが苦手なASDっ子は、どんな場所で、どんな人と、どんなことをするのか?
 
 
と想像することができず、不安なまま4月からいきなり学校に行くことになります。
 
 
親でさえ、支援級での生活にピンと来ていない状態なのに、子どもに想像してみてというのは無理な話ですよね。
 
 
 
 
4月から学校が始まっても、子どもの中で、いつもと違う・なんだか怖いところという印象になってしまうと、学校が嫌になってしまう可能性もあります。
 
 
そのようなことにならないためにも、やはりお母さんが子どもの特性については事前に学校に伝えておくといいですね。
 
 
そうすると、学校側も支援の準備を事前にしてくれます。
 
 
また見通しを立てにくいASDっ子には、学校はどんなところか、絵本を見せたり、お話ししておくと、新しい環境が楽しみになるかもしれません。
 
 
しかし、これだけでは具体的なイメージを持つことが難しいのがASDっ子!
 
 
百聞は一見に如かず!というワケで、実際に学校へ足を運んでみることをおススメします。
 
 
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3.小学校の支援級の見学・体験授業を受けてみよう!

 
 
ぜひ!学校にお願いをして、支援級の見学・体験をさせてもらいましょう。
 
 
学校にもよるかもしれませんが、実は学校側はママからの問い合わせはウェルカムなんです!
 
 
なので事情を説明して、何度か支援級の見学・体験をさせてもらいましょう。
 
 
「何度か」というところがポイントです。
 
 
何度か見学・体験をさせてもらうことで、先生方にありのままのわが子を知ってもらういい機会となります。
 
 
また、見学・体験授業は1回しかできないということはないので、子ども自身、学校ってこんなところなんだ! と理解し、安心するまで何度か足を運ばせてもらうといいでしょう。
 
 
そうすることでちょっとずつ子どももどんな場所なのか分かってきます。
 
 
入学までに段階を踏んでおくことで、子どもも学校のことを徐々に知ることができるので、4月には慣れた状態になっています。
 
 
仮に学校の都合と合わずに、見学・体験が叶わない状況だったとしても、実際に 学校の外観を見たり、登下校の様子を子どもと一緒に何度か見てみるというのもいいですよね。
 
 
 
 
私の息子も3回ほど、入学する前に支援級の教室に入らせてもらいました。
 
 
また、入学直前は学校の周りを歩き、外観を見たり、時には登校時間に合わせてランドセルを背負って、外に出る練習もしました。
 
 
おかげで、わが家の息子は新学期初日から楽しく学校に通うことができたのです。
 
 
学校が始まった時に初めてその場所にいき、皆と同じようにしたり、大勢の中に子どもだけ入れられるのはとてもハードルが高いですよね。
 
 
入学前からママが学校と連携を図り、事前に対策をしておくと子どももママもとても安心です。
 
 
4月の入学を目標に、子どももママも不安を楽しみに変えていけるようにぜひ対策を練ってみてくださいね!
 
 
 
 
学校とうまく連携をとることは普通級、支援級関係なく今からでもできます!周りに上手く協力してもらえるヒントが配信されています。

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執筆者:立花千明
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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