【トレーナー動画】入学までに朝準備を習慣化できる「おしたく表」を作ろう!!

 

この動画では、小学校へむけて、今から始められる、朝の準備を習慣づける工夫についてお伝えします。

 
 

入学までに朝準備を習慣化できる「おしたく表」を作ろう!!

 
 

 
 

レッスンスクリプト

 
 
朝は時間がないよー、というご家庭が多いかなと思います。特に小学校は、園よりも早く始まりますので、家を出る時間も早くなります。
 
 
せっかく早起きしたのに、朝の支度でぐずぐず手間取ってしまうお子さんを見て、
 
 
「早く早く」
「遅刻しちゃうよ」
「さっさとやりなさい!!」
 
 
と、お母さんもついついヒートアップしてしまいますよね。
 
 
朝時間がスムーズにいくためには、朝の準備を習慣づける必要があります。そのために使えるのが「おしたく表」です。
 
 
普通だな、って思いました?でも、作り方にちょっとコツがあるんです。
 
 
まず、朝やらないといけないことを書き出してみてください。
 
 
「起きる」
「トイレに行く」
「着替える」
「朝ご飯を食べる」
「顔を洗う」
「歯をみがく」
「持ち物の確認をする」
 
 
どうですか?
 
 
意外とたくさんのことをこなさなければならないことに気づいたでしょうか?朝の準備って、発達凸凹のお子さんにとっては、実は複雑な工程なんです。
 
 
このように、やるべきことを見える化するのがはじめのステップになります。
 
 
次に、これらを3つに仕分けます。
 
・声かけなしで自分でできること
・声かけをしてようやくできること
・声かけをしてもなかなかできないこと
 
の3つです。
 
 
仕分けができたら、これを時系列に沿って並べるのですが、ここでのポイントは、なかなかやろうとしないことを、よくできていることの間に挟んであげることです。
 
 
声掛けなしでできる行動の勢いで、普段できないことがするっとできちゃう、こともありますし、さっとほめることで、次の行動にうつりやすくなることもあります。
 
 
逆に、声かけが何度も必要な難しい行動が続くと、ネガティブな気持ちが生まれてきますので、その行動は定着できません。
 
 
あまりにもできていないことばっかりのおしたく表って、大人でもいやですよね。できていないこと、苦手なことはやるべきことの半分以下に抑えてくださいね。
 
 
また、「うちの子、できてないことばっかりだよ」っていう場合、その場合は、指示を細かく分けてあげると有効なこともあります。
 
 
例えば、「お着がえ」という行動を、
 
 
「パジャマをぬぐ」
「お洋服を着る」
「靴下をはく」
 
 
という風に細かくわけてあげるだけで、お子さんが取りかかりやすくなりますよ。
 
 
ただ、すべての指示を細かく分けすぎてしまうと、ながーいおしたく表になってしまいますので、初めは、項目5つか6つの、短いおしたく表で始めてみましょう。
 
 
行動を選んで並べ替えたら、おしたく表に仕立てます。絵を使っても構いません、やることの流れが、見ただけでわかるようにしてください。
 
 
おしたく表にはよくできました欄をつくります。決められた行動ができたら、1つずつ、シールを貼ったり、スタンプを押したりしてあげてください。
 
 
お子さんにとっても、いま、どこまで予定が終わっているのか、あと何をすればいいのか、ということが一目でわかりますので、行動しやすくなりますね。
 
 
おしたく表の最終目標は、朝の支度を習慣づけることですが、今の時点での目的は、「お母さんが、子どもさんができていることをみつけてほめてあげる」、このことに尽きます。これが子どもさんの自信になり、それを繰り返して習慣化していくんです。
 
 
また、朝の準備がやりやすくなるように環境を整えることも大切です。準備に必要な着替えや持ち物、ランドセルなどは1か所にまとめておきましょう。そこにおしたく表も一緒に貼っておくといいですね。
 
 
朝の準備は、自然には上手になりません。お母さんの工夫で、朝のガミガミタイムを穏やかな時間に変えられるように、今から少しずつやってみてくださいね。
 
 
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講師:森博子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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