受講生 H.Iさん
◆行動の切り替えが自分でできるようになってきました
1)発コミュを学んで、お子さんの変化を教えてください。
子どもが自分で時間を決めて行動できるようになりました。
宿題の場合「7時から宿題やるね」と自分で宣言し、自分で時計を見て、時間になると私が声をかけなくても「よし宿題始めるか!」と自分で宿題を持ってきて、取り組めるようになりました。
たとえ、時間通りにいかなくても「このゲームが終わったらね」などと、自分で自分をコントロールできるようになりました。
◆子どもの問題と自分の問題を切り離して冷静に行動できるようになりました
2)発コミュを学んで、ご自身の考え方・感情の変化や行動の変化を詳細にお書きください。
子どもを肯定することで、自分も子どもも気持ちがとても楽になりました。
今まで叱ればうまくいくと思っていましたが、それは単に自分が子どもを思い通りにしようと思っていただけで、子どもが本当に成長するというのは、そういうことじゃないんだと実感しました。
常に子どもがイライラしないように、癇癪を起こさないようにと、びくびくしながら生活を送っていました。
そのため、子どもに振り回され、言いなりになっていた自分でしたが、少しづつですが自分の軸を持てるようになり、子どもに振り回されず行動ができるようになりました。
子どもの問題と自分の問題を切り離し、客観的に子どもの行動を見ることができるようになり、冷静に行動ができるようになってきました。 子どもが癇癪を起こしても、冷静になれるようになりました。
発コミュを学んで、今まで、発達凸凹の子がいかに叱られ続け、自信をなくしてしまったのかを知ることができました。ですので、今はその自信を取り戻せるようにたくさん褒めて・褒めて・褒めてあげたいです。
◆発達をメカニズムを学んだ今なら、罪悪感なくご褒美を活用します
3)お子様の困った対応を思い出して、「今だったら、こう対応する」という接し方を教えてください。
以前はなかなか宿題をやらないことにイライラし、子どもを叱り、お互い余計イライラしていました。
もともとご褒美をあげて行動させると「ご褒美をあげないとやらない子」になってしまうんじゃないかと、ご褒美をあげることに抵抗がありましたが、今だったらご褒美をあげていかに楽しく勉強をさせるか、と思えるようになりました。
なぜなら、楽しい=行動する=脳が発達するというメカニズムを知ったからです。
もし国語の長い文章が苦手なら、一緒に読んであげて、うまく答えに導いてあげ、「できた」の成功体験を積ませてあげます。
宿題は最後まで一人でやる!の考え方を捨て、今はスモールステップで成功体験を積ませてあげるように対応しています。
◆今までの子育ての概念がひっくり返るほど、新しい学びを得られました
4) ご自身にとって、発コミュのどのような点が役立ちましたか?
脳が働くときは、楽しいとき。そういうときに子どもが成長しているということが理解できました。ですので、いかに楽しく行動させることができるか考えるようになれました。
そのためには、普段の声かけがとても大切だとわかりました。
私が講座で一番驚いたことは、「褒めは目減りする」ということです。今まで、褒めているつもりでも叱ることの方が多く、それでは「褒めは伝わらない」とわかりました。
吉野先生から10:0の割合で褒めてもいい!と具体的に数字で教えていただき、とても分かりやすく、今までの子育ての概念がひっくり返るくらいの驚きでした。
とにかく「褒める」を実践したら、子どもがどんどん良い方向に進み、自信を少しづつ取り戻してきているように感じます。
また、子どもの感情にも巻き込まれることなく、客観的に冷静に行動できるようになりました。発コミュ講座では、具体的に教えていただけるので、とても分かりやすく実践しやすく、本当にすべてが役に立っています。
吉野先生に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
◆スモールステップで行動量をさらにアップさせてあげたいです
5)これからさらに、お子さんのどんな所を成長させたいと思っていますか?
自己効力感を育てられるよう、もっと自信をつけさせてあげたいです。まだ、行動量が少ないので、スモールステップで行動量を増やし、自信につなげていきたいです。
また、自分の気持ちを表現することが苦手なので、アウトプットができるように、テレビを見た後にこまめに質問を投げかけてあげたりして、言葉にする練習をしていきたいと思っています。