ただでさえ子どもとのお出かけをおっくうだと感じる発達障害・アスペルガータイプのお母さん。それでもお子さんに色んな体験をさせてあげたい!日本最多のパンダがいる人気施設、和歌山県の「アドベンチャーワールド」を楽しむためのコツをお伝えします! |
【目次】
1.とにかく広くて見どころ満載!パンダも見れる!アドベンチャーワールドはこんなところ
2.発達障害・アスペルガータイプのお母さんが、子どもとのお出かけを楽しめない原因とは?
3.お母さんも子どもも納得!アドベンチャーワールドでスムーズに行動する方法とは?
◆子どもに主導権を渡さずに、選択肢を与える
◆ツアーを事前予約したりチケットを事前購入する
◆ドタキャン・ドタ変更は当たり前と心得る
◆入場制限もアリ!パンダはとにかく人気!
1.とにかく広くて見どころ満載!パンダも見れる!アドベンチャーワールドはこんなところ
和歌山県にある「アドベンチャーワールド」は、動物園・水族館・遊園地の3つを併せ持つ全国でも珍しいスタイルのテーマパークです。
アドベンチャーワールドの最大の特徴は、何と言っても日本最多の6頭(2019年8月現在)のジャイアントパンダを飼育しているところ!パンダに会うためのツアーやアトラクションもあります。
パンダの他にも、様々な動物を間近で見れるサファリツアーやアトラクションも豊富。水族館・遊園地もあるので、子どもの希望に合わせて施設を選べます。
また、大人も楽しめるイベントや学術的なツアーもあるので、家族みんなで楽しめますよ。
和歌山県は交通の便に不安がある、という方もご心配なく!最寄りのJR白浜駅や関西の主要都市からバスが出ていますし、南紀白浜空港から路線バスで約5分と、アクセスも便利です。
我が家も3年前に、アドベンチャーワールドに行ってきました。当時の息子は小学校低学年。当時を振り返りながら、家族で最大限に楽しむポイントを紹介します。
2.発達障害・アスペルガータイプのお母さんが子どもとのお出かけを楽しめない原因とは?
子どもの脳の発達には、いろんなものを見たり聞いたりするなど、五感を使って体験させてあげることがとても有効です。
お出かけが苦手な発達障害・アスペルガータイプのお母さんも、家の外に出て太陽の光を浴びて体を動かすことはオススメ!
オススメの理由の1つとして、幸せホルモンと言われる「セロトニン」の分泌を活発にしてくれるから。「セロトニン」は、体の働きや心のバランスを保ちやすくしてくれます。
「それは理解していても、いざ出かけるとなると気が進まない…」
発達障害・アスペルガータイプのお母さんが、子どもとのお出かけを楽しめない原因はいくつかあります。
・子どもの突発的な言動にパニックになる
・施設が多すぎて混乱してしまう
・チケット購入やアトラクションの待ち時間を持て余してしまう
・人混みや行列が苦手
などなど。
まずはアドベンチャーワールドについて調べ、お母さん自身が苦手な状況や場面をピックアップしてみましょう。
発達障害・アスペルガータイプのお母さんが特に苦手なのは、人混みと行列、そして子どもの予測不能な言動。これを避けるためにお出かけを遠慮しがちですよね。
そこで、苦手なことを把握して事前に回避したり、苦手な状況を最小限に抑える方法を考えましょう。
3.お母さんも子どもも納得!アドベンチャーワールドを最大限に楽しむ方法とは?
色々楽しめるのはいいけど、とにかく広くて人が多くて疲れそう!そこで、人混みが苦手でもアドベンチャーワールドを最大限に楽しむ方法を紹介します。
◆子どもに主導権を渡さずに、選択肢を与える
子どもの気まぐれな言動に、お母さんが振り回されることも多いですよね。お子さんに「アレもコレも!」と目移りさせない立ち振る舞いがベストです。
そのためには、お母さんでも対応できる範囲の選択肢を、子どもに与えることです。
例えば、パンダを見ることをメインにするなら、パンダがいる施設からあまり離れない範囲で回る。
遊園地をメインにするなら、遊園地以外の場所には行かないようにする、といった感じです。
事前にお母さんが対応できる場所をピックアップして「この中で行きたいのはどこかな?」と、子どもに選ばせるのもいいですね。
また「○時まで遊べるよ」や「あと30分で帰るから、行きたい場所を1つ選んでいいよ」といった風に、終わりを予告しておくと、帰るときにありがちな親子バトルを軽くすることができます。
◆チケットを事前購入する
アドベンチャーワールドは、とにかく広いです。当日に並んで待ち時間を取ってしまうと、子どもも退屈して機嫌を損ねてしまいますし、行列が苦手なお母さんも楽しくありません。
入園券やいくつかのツアー・アトラクションは、チケットの事前購入が可能なので、ぜひ利用しましょう。
◆ドタキャン・ドタ変更は当たり前と心得る
事前に計画を立てていても、施設の状況や天候、子どもの体調や機嫌によって「やっぱり行きたくない!」となることもあります。
子どもの気分でドタキャン・ドタ変更になるのは当たり前!ととらえておきましょう。子どもが大人に合わせるより、大人が子どもに合わせる方が物事がスムーズに進みます。
お母さんが対応可能な時刻や施設で「ここまでは譲れる」というラインをあらかじめ決めて、子どもの希望に乗ってみるのもアリですよ。
◆入場制限もアリ!パンダはとにかく人気!
言うまでもありませんが、パンダが暮らしている施設はとにかく人気です。
特に新しく生まれた赤ちゃんパンダのお披露目や、パンダの誕生日、食事タイムは混雑が予想され、入場制限がかかることがあります。
このことをふまえ、パンダを見れる時間が限られていること、見れないパンダもいることなどを、あらかじめ子どもに伝えておくと良いでしょう。
日本最多のジャイアントパンダに会えて、サファリパーク、水族館、遊園地と、子どもが楽しめる施設が盛りだくさんの、和歌山県「アドベンチャーワールド」。ぜひ楽しんでくださいね!
――施設詳細――
【名前】アドベンチャーワールド
【住所】和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399番地
【営業時間】10:00~17:00
【休館日】毎週水曜日
【公式サイト】https://www.aws-s.com/
【名前】アドベンチャーワールド
【住所】和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399番地
【営業時間】10:00~17:00
【休館日】毎週水曜日
【公式サイト】https://www.aws-s.com/
※この記事の情報は2019年10月時点のものです。おでかけの際には公式サイトで最新の情報を確認してください。
執筆者:渡辺みゆき
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)