遊んでいる途中で思い通りにならないと癇癪を起こす発達障害の幼児が、切り替え上手になるママの対応

 

発達障害ADHDの幼児は、遊んでいる途中で自分の思い通りにいかないと癇癪を起こしてしまうことがありますよね。そんなとき、子どもが怒り続けることなく、サッと切り替えることができるママの対応を紹介します。
 

【目次】

 

1.楽しく遊んでいたのに、うまくいかずに癇癪を起こしてしまうことはありませんか?

 
 
 ・子どもとレゴブロックや積み木などおもちゃで一緒に楽しく遊んでいたのに、ブロックが壊れてしまった!積み木が上手に積めない!などのハプニングで子どもが怒り出してしまう
 
一度癇癪を起こすとなかなか切り替えができない
 
 
このようなお悩みはありませんか?
 
 
実は、発達障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)グレーゾーンの我が子はとてもキレやすい子だったのです。
 
 
レゴブロックで遊んでいて上手にはめられない、拍子で倒れてしまった、積み木で遊んでいて途中でバランスが悪くなり倒れてしまった…
 
 
そんな理由で、「うわぁー!!なんで!」とひっくり返って怒り出し、何を言っても気持ちの切り替えができずに時間だけが過ぎてしまう…
 
 
せっかく楽しく遊んでいるのに、「なんでいつもこうなるの?」「どうして切り替えができないの?」と悩んでいました。
 
 

 
 
さらにプライドの高さも相まって自分でやり遂げたい意欲が強く、手伝おうとすることも拒否する息子。 いつ癇癪が起こるのか?内心ビクビクしていました。
 
 
息子が癇癪を起こしそうなポイントを予測して先回りしてサポートしたり、息子が怒りやすいおもちゃを捨てて原因を排除したり。
 
 
せっかく祖父母が買ってくれたおもちゃを「こんなおもちゃ買ってこないで!」と八つ当たりしたこともありました。
 
 
当然そんな目先の対応では、その場はしのげても、息子の「問題が起きたときにどう対応するのか?」という本質が変わりません。
 
 
どんなおもちゃを与えても次から次に問題は出てきて、何の解決にもならないですよね。
 
 
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2.発達障害・ADHDの幼児が怒りやすい理由

 
 
そもそもなぜ発達障害・ADHDの幼児は癇癪を起こしやすいのでしょうか?
 
 
それは、感情をコントロールする脳が未熟であることが原因の場合があります。
 
 
特に怒りっぽい子は
 
 
✔️感情コントロール力が弱く、怒りを抑えることが苦手
 
✔️見通しが持てない
 
✔️切り替えができない
 
 

などの発達特性を抱えています。

 
 
つまり我が子の場合は、
 
 
✔️そもそもブロックが崩れることを予想できない
 
✔️崩れてしまったときに“元に戻せる”という見通しが持てない
 
✔️嫌な気持ちになったときに怒りを抑えられない
 
✔️負の感情を切り替えられずに引きずってしまう
 
 
という状態だったのです。
 
 

 
 
癇癪を起こしているときというのは、子どもが抱えきれない負の感情を、外に向かって爆発させているときです。
 
 
この怒りやすさを放っておいたり、癇癪にお母さんが応戦したりすると、子どもは感情を爆発させることで問題解決ができることを覚えるので、さらに癇癪がヒートアップしていくことになります。
 
 
嫌なことがあったとき、怒りではない表現方法を子どもが学べたらいいですよね。
 
 
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3.楽しく遊びを継続させるためのお母さんの対応法

 
 
では、子どもが怒り出したらどのように対応したらいいのでしょうか? 
 
 
癇癪が日常になっている子どもは、嫌なことがあると怒ればいいということが習慣になっているので、その脳のルーティンを改善します。
 
 
お母さんが子どもの注目ポイントを変えてあげることで、そもそも怒らなくていい状況にしてあげるのです。
 
 
レゴブロックで遊んでいて、おじさんの人形の頭に帽子を被せようとしたけれども、うまくはめられずに帽子が落ちてしまったとします。
 
 
ここで子どもは“上手にできなかった”ことに注目して癇癪を起こしてしまいますよね。
 
 
すかさず私は「帽子が取れたら、おじさんの頭禿げてるね!」という声かけをしました。 ここの声かけは子どもが喜びそうなこと、笑いそうなことをお母さんが考えてあげてくださいね。
 
 
泣き出していた息子の表情がパッと明るくなり、「ハゲ親父やん!」とゲラゲラ笑ってくれました。幼児の記憶はせいぜい数分くらいしか持たないので、面白いことが目に入れば癇癪はスッと落ち着きます。
 
 

 
 
このように「ブロックが壊れてしまった」というネガティブな事象から「おじさんの頭がツルツルで面白い!」というポジティブな事象へ子どもの注目をずらしてあげるのです。
 
 
するとあっという間に子どもは切り替え上手になって、楽しく遊び続けます。
 
 
こうした対応の積み重ねで、子どもは何かハプニングが起こったときや嫌な感情がめばえたときに“癇癪”という表現方法ではなく、その中でも何かプラスなことはないか?と考えるクセがつきます。次第に癇癪が減ってくるはずです。
 
 
脳は繰り返し行うことで行動が習慣化していくので、怒れば怒るほどさらに怒りやすい脳になってしまいます。お母さんが上手に声かけをして怒りを笑いに変えてあげてくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:中井 春菜
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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