電車好きの子どもたちの聖地『てっぱく』へおでかけ!発達障害グレーゾーンの子どもとのおでかけを楽しくするためには、情報を集めて下準備をしておくのがポイントですよ。 |
【目次】
1.大宮鉄道博物館『てっぱく』とは?
2.発達障害グレーゾーンの子どもとのおでかけで大事なこととは?
3.発達障害グレーゾーンの子どもと『てっぱく』を楽しむための3つのポイント
①「キッズプラザ」のプラレール
②シュミレーターは年齢制限あり
③体験型の展示物
1.大宮鉄道博物館『てっぱく』とは?
『てっぱく』とは埼玉県さいたま市大宮にある鉄道博物館のことです。
電車好きのお子さんがいらっしゃる方なら誰でも、1度は聞いたことがあるかもしれませんね。
JR大宮駅から出ているニューシャトル、鉄道博物舘駅下車徒歩1分の場所にあります。
大人も子どもも楽しめる電車好きの聖地!!
歴代の実物車両が展示されており、客車の中に入ったり、車両の裏側を見せる展示がしてあったりと、大人も楽しめるエリア「車両ステーション」があります。
鉄道の原理やしくみを説明する体験型の展示エリア「科学ステーション」では、子どもたちが実際に展示装置を動かして楽しめます。
休憩スペースや屋上からは行きかう新幹線を眺められ、プラレールで遊べるキッズエリアもあります。
入場料と別料金ですがミニ車両に乗車できたり、疑似運転体験ができるシュミレーターもあります。
電車好きの子どもなら、ぜひ連れて行ってあげたいと思う鉄道博物館『てっぱく』。
発達障害グレーゾーンの子どもとのおでかけを楽しくするためのポイントは、情報を集めて下準備や心づもりをしておくことです。
しっかり準備して、楽しいおでかけにしちゃいましょう!
2.発達障害グレーゾーンの子どもとのおでかけで大事なこととは?
せっかくおでかけするなら、楽しく遊んで、子どもも大人も楽しい思い出にしたいですよね!
なのに、発達障害グレーゾーンの子どもとおでかけすると、トラブルが発生して子どもはグズグズ、大人はイライラ。
楽しいはずのおでかけが楽しくない思い出に…。これでは悲しすぎますね!
では、どうしたら良いでしょうか?
発達障害グレーゾーンの子どもとおでかけするときのコツは2つ!
・おでかけ先にどんな場所があるのか情報を集めること
・その場所で子どもがどんな行動をするかな?と考え、対策をしておくこと
または、こんな行動をしてしまうかもな、とあらかじめ心づもりをしておけば大人も余裕を持って対応できますよね。
そこで、実際に行った筆者が事前準備が必要と感じた大宮鉄道博物館『てっぱく』での3つのポイントをご紹介します!
3.発達障害グレーゾーンの子どもと『てっぱく』を楽しむための3つのポイント
◆①「キッズプラザ」のプラレール
これは筆者の失敗談でもあります。ランチを食べる予定にしていたハンバーガーショップ「キッズカフェ」には「キッズプラザ」が併設されていました。
「キッズプラザ」にはプラレールの電車とレールが豊富にあって、自由にレールを敷いて遊ぶことができます。
ランチのつもりが、プラレールでの遊びに夢中になってしまい、なかなかランチにできなかった!
という結果に。ここは対策しておきたかったポイントでした。
また、休憩スペースの「新幹線ラウンジ」も新幹線が次々に行きかうので、なかなか離れがたい場所でした。
あらかじめお子さんと遊ぶ時間を話し合っておいたり、目一杯遊んでも平気なくらい早めに行くなども検討してください。
そもそも休憩スペースはいくつもあり、駅弁の売店もあるので、別の場所で食べてからランチとは別の時間にキッズプラザに行くなど…
お子さんの特性に合った対策を考えておくと良いと思いました。
◆②シュミレーターは年齢制限あり
疑似運転体験ができるシュミレーターは予約が必要で、年齢も小学生以上(一部中学生以上)という年齢制限があります。
予約が取りにくい事も考えられますので、予約が取れずできない場合もあること、
その場合、代わりに何をするか、などあらかじめお子さんとお話ししておくと良いかもしれませんね!
◆③体験型の展示物
体験型の展示物が多くあり実際に触って、動かして楽しむことができます。
こちらも混雑した場合は順番待ちをしたり、ゆずりあって遊ぶ必要がでてきます。
お子さんと何回やったら交代する、ということを確認しておいたり、順番を守って欲しいときに、どんな声かけをしようかをあらかじめ考えておく、 離れなくなったらこの場所に誘おう、などの対策を考えてみてくださいね!
最後に、一番大切なことは楽しかった思い出にすること!
発達障害グレーゾーンのお子さんはネガティブなことばかりを覚えている特性を持った子どもたちが多いです。楽しいはずのおでかけが、叱られてネガティブな記憶になってしまったら悲しすぎますよね。
こんな行動しちゃうかもな~という心づもりをしておくことで、できていない行動をスルーしやすくなります。そして、できている行動に注目して褒めて、楽しいおでかけの思い出をのこしましょう!
――施設詳細――
【名前】鉄道博物館
【住所】埼玉県さいたま市大宮区大成町3丁目47番
【営業時間】10:00~18:00(入館 17:30まで)
【休館日】毎週火曜日・年末年始
【公式サイト】http://www.railway-museum.jp/
【住所】埼玉県さいたま市大宮区大成町3丁目47番
【営業時間】10:00~18:00(入館 17:30まで)
【休館日】毎週火曜日・年末年始
【公式サイト】http://www.railway-museum.jp/
※この記事の情報は2019年9月時点のものです。おでかけの際には公式サイトで最新の情報を確認してください。
執筆者:広路貴代江
(発達科学コミュニケーション リサーチャー)
(発達科学コミュニケーション リサーチャー)