発達障害の子がのびのび育つお片付け新習慣!おもちゃがすぐに散らかる理由と対策

 

おもちゃを出したら出しっぱなし!発達障害の片付けに頭を悩ませていませんか?おもちゃがすぐに散らかる環境を見直し、脳にも楽しいお片付け新習慣で、散らかす子どもをのびのび育てましょう!
 

【目次】

 

1.5歳発達障害の子がおもちゃを出しっぱなしで片付けない!

 
 
わが家の何でも出しっぱなしにする娘は片付けが苦手。ですが視点を変え環境を見直したことで9歳の今では「元に戻す」ことができるようになりました。
 
 
発達障害・グレーゾーンの子が、おもちゃを出しっぱなしにして片付けないこと、ありますよね。
 
 
わが家でも娘が5歳ごろは片付けバトルがひどく、家だけでなく児童館でもおもちゃを次々に出して困ることも。
 
 
「他のお友達が使えないから、片付けようね」と言っても聞いてくれませんでした。
 
 
 
 
娘は目に入ったものに興味がどんどん移っていき、いろいろなおもちゃでまだ遊んでいる途中。「片づけてから次のおもちゃで遊ぼうね」は通じませんでした。
 
 
おうちでも私が仕事から帰ってくると、リビングは足の踏み場もないほどおもちゃが散乱。
 
 
その中でパパはうたた寝、子どもはテレビ…という場面もよくありました。
 
 
そんな娘に最初は「一緒に片付けしようか、手伝うよ」と誘うのですが、「できない!!」と拒む姿にイライラ。
 
 
おもちゃを散らかすだけ散らかして、片付けはパパの仕事。これではいつまでたっても片付けが身につきません。
 
 
自分で片付けさせなければと思っていた私は、「片付けられないならおもちゃ全部捨てるよ!」と、厳しく叱っていました。
 
 
実は「片付け」は脳の働きにも関係があり、高度なスキルのひとつなのです。
 
 
この記事では子どもと一緒に片付けをするコツと、子どもの探求心をのびのび育てるお片付け習慣についてお伝えします!
 
 
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2.子どもが片付けできないのには理由がある

 
 
子どもが片付けをできない理由には「能力」「環境」が関係しています。
 
 
ひとつずつ見ていきましょう。
 
 

◆能力の問題:片付け方がわからない

 
 
実は「片付ける」と一言で言っても脳は複雑に働いています。
 
 
おもちゃの種類がわかる:物事を理解して体系化する力
 
 
どこにどのおもちゃが片付くかわかる:空間認知能力
 
 
頭の中の情報を整理できないと、片付けることもできません。
 
 
また、物を減らすためにはいらないものを判断する力も必要になります。
 
 
物への執着が強い子はこだわりも強く、物を手放せない傾向にあります。
 
 
子どもなりのルールを尊重すると、徐々にモノへの執着も収まり要らないものを手放せるようになります。
 
 

◆環境の問題:片付ける場所がわからない

 
 
片付ける環境が整っていないと、片付けはとても難しく面倒くさい作業になります。
 
 
・片付ける場所よりおもちゃが多い
 
・片付ける工程が多くて難しい
 
・片付ける場所が遠くて面倒くさい
 
 
また、物をしまいこむ隠す収納は、発達障害・グレーゾーンでワーキングメモリの弱い子にとってはさらに難易度が上がります。
 
 
せっかく何かしようと思っても、まずは道具を探すことから始めるため、結局やらずじまいになってしまうことも。
 
 
 
 
失くし物や忘れ物が多い子には見える収納や、よく使うものはクリアケースでの管理もおすすめです。
 
 
さらに片づけすぎない家は、脳を刺激するきっかけを残しておけるので、少しごちゃごちゃした場所は子どもにとって冒険する余地があるという利点も。
 
 
子どもが大きくなるまでは、好奇心を育てるためだと思って割り切るのもひとつの手です。
 
 

3.散らかすのも才能?

 
 
私たち大人は散らかすことを「良くないこと」と捉えていますが、実は散らかすことは、子どもが好奇心を存分に発揮している姿でもあります。
 
 
箱をひっくり返しておもちゃを全部出すのにも理由があります。
 
 
全部出すメリットは、おもちゃをすべて把握できる、視覚的に安心できるためです。
 
 
子どもが次々におもちゃを広げようとしたら「片付けてから次のおもちゃを出そうね」と言いたくなりますよね。
 
 
ですがよく観察してみてください。
 
 
子どもはそもそも、種類ごとのおもちゃで遊ぶことにこだわっていないのではないでしょうか。
 
 
 
 
お人形はティッシュの洋服を着せられ、積み木の部屋でチラシから切り取ったフルーツを食べている…なんてことはありませんか?
 
 
散らかし魔の子どもたちは、大人の考える常識にはおさまらないひらめき想像力の中で、頭をフル回転させながら遊んでいます。
 
 
将来「片付けられない大人」にならないよう、今のうちに直してあげなければ!と心配する必要はないのです。
 
 
とは言え、リビングがおもちゃの海のままでいいわけではありません。
 
 
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4.発達障害の子がのびのび育つ!お片付け新習慣

 
 
おもちゃがすぐに散らかる子どもの片付け習慣は、1ルールから始めてみましょう。
 
 
5歳の子どもがお片付けに集中できる時間は5分程度。
 
 
たくさん出ているおもちゃの中から、子どもが飽きずにできる5分以内で、まずは1つのおもちゃを片付ける習慣をつけます。
 
 
充分慣れてサッと片付けられるようになるまで、お片付けの9割をママがやることになってもOK。
 
 
「ブロック担当!まずは赤いブロックをこの箱に入れてください!」
 
 
こんなふうに「片付ける」という作業を分解して、子どもが分かる言葉で伝えるのもコツです。
 
 
あまり大きすぎずフタのない箱をいくつか用意して、ざっくりと分けて片付けます。
 
 
遊ぶたびに箱の中身を全部出したい子もいますよね。
 
 
そんな子には、よく遊ぶおもちゃを1箱に、片付けやすい量だけ入れるようにすると、ママの片付けストレスを減らせます。
 
 
 
 
大切なのは片付けをはじめたらこまめに肯定の声かけをすることです。
 
 
できたことをしっかり肯定することで脳に定着し自分でできるようになります。
 
 
たとえ途中でやめてしまっても、できたところを言葉にして伝えると「成功体験」として記憶されます。
 
 
お片付けが「できた!」という成功体験をくり返すことで、それ以外のことでも「自分はできるんだ!」という自信につながっていきます。
 
 
今はリビングに子どもの物がたくさんあっても、あと何年かすれば自分の部屋を欲しがるでしょう。
 
 
まずは自分で自分の部屋を管理する経験をしながら、自分に合った片付け方法を見つける。
 
 
そして最終目標は、大人になったとき失くしものや忘れもので生活に支障をきたさないことです。
 
 
物を片付けやすく、子どもの探求心をくすぐる環境の家で、片付けの成功体験を積んであげてくださいね。
 
 
 
 
 
 
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執筆者:本田ひかり
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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