| 東京都西東京市にある「多摩六都科学館」。ここでは、脳を発達させる遊びが充実しています。発達障害・グレーゾーンの子どもが思う存分楽しめる内容が盛りだくさんです。親子で楽しい時間を共有しながら、お子さんの脳を伸ばしましょう！ |
【目次】
１．発達障害・グレーゾーンの子どもの脳を育てる「多摩六都科学館」とは？
２．じっくり遊びたいお子さんにはピッタリ！手先の発達を促しながら遊べるカプラ。
３．世界最大級のプラネタリウムが気軽に楽しめる。
４．将来の夢につながるかも？親子で楽しい時間の共有を！
１．発達障害・グレーゾーンの子どもの脳を育てる「多摩六都科学館」とは？
発達障害・グレーゾーンの子どもにオススメしたい場所があります。それは、東京都西東京市にある「多摩六都科学館」。
施設としては、世界最大級の大きさを誇るサイエンスエッグ（プラネタリウム）をはじめ、チャレンジ・しくみ・自然・地球・からだの５つのコンセプトで部屋が分かれています。
普段、私たちが身近にしているものも多くあり、楽しく遊びながら学ぶことができます。
宇宙のことなどについても学べ、月面の重力を体験することができるアトラクションもありますよ。
多摩六都科学館は、親子や友達と過ごすのはもちろん、一人でじっくり考えたり、遊んだりしたいお子さんにも適した環境になっています。
今回は、じっくり遊ぶことができる「カプラ」と、迫力満点の「プラネタリウム」に焦点を当ててお話しします。
２．じっくり遊びたいお子さんにはピッタリ！手先と創造力の発達を促すカプラ。
手先の細かい作業が苦手な子どもも、楽しみながらじっくり遊べるカプラをご紹介します。
カプラは、積み木の一種で重ねて積み上げることにより様々なものを作り出せる木製ブロックです。
発達障害・グレーゾーンの子どもの中には、手先が器用でないお子さんがいます。
カプラは、手先をうまく使い積み重ねていく作業になりますので、遊びながら手先の細かい動きや、積み重ねる時のバランス感覚を学ぶことができます。
積み重ねかたは人それぞれ。積み重ねる数や、方向により出来上がる形は様々です。
お子さんの創造力をフルに活用することができますよ。
以前は、高く積み上げたカプラの上にさらにカプラを乗せるため、踏み台をカプラで作っていた子どもがいました。子どもの創造力は無限大ですね！
もし、はじめにお子さんがどのように積み上げるか迷っている時は、親子で一緒にやってみても良いですね。
３．世界最大級の「プラネタリウム」が気軽に楽しめる。
多摩六都科学館の目玉とも言える「プラネタリウム」。
上映時間は約35分から45分とされており、時間によってはスタッフの生の解説が聞けることもあります。
星座が大好きなお子さん、星に興味があるお子さんにはじっくり楽しむことができます。世界最大級の映像機器を使用してのプラネタリウムは圧巻です。
また、プラネタリウムには癒しの効果があると言われており、親子でゆったり星を眺めるのも良いですね。
普段じっと座っていられない発達障害・グレーゾーンのお子さんも迫力のある映像に釘付けになりますよ。
場内は少し暗いので、不安が高く暗いところが苦手なお子さんは、事前にスタッフの方に場内を見せていただくと良いかも知れませんね。
我が家の娘は不安が高く、暗いところは大の苦手なので少し早めに入らせて頂き、様子をみました。
また、星座の説明の際に、例えばオリオンの人物想像画が映し出されます。怖いと感じてしまうこともあるかも知れないので、画像をスマホ等で事前に見せてあげても良いかも知れませんね。
余裕を持って行動することをオススメします。
くれぐれも無理強いはしないようにしてくださいね。
また、多摩六都科学館では、月に一度（第3木曜日）に「思いやりプラネタリウム」の日を設けています。こちらは小さなお子さん、障害のある方が他の人に気を遣わずゆっくり見られる日です。
場内も少し明るく設定されており、万が一お子さんがパニックになったり、泣いたりしてもいつでも自由に退室ができるようになっています。
気になる方はぜひ行ってみてください。
４．将来の夢につながるかも？親子で楽しい時間の共有を！
今回は、多摩六都科学館のカプラとプラネタリウムをご紹介しましたが、他にも多くの脳を発達させる遊びや学びがあります。
発達障害・グレーゾーンの子どもは気持ちの切り替えが苦手と言われることがあります。
しかし、逆を言えば、じっくり打ち込み集中することが得意！ということ。
じっくり打ち込むことが得意！大好き！というお子さんには、とても最適なお出かけスポットです。
もしかしたら、お子さんの将来への夢にも繋がるかも知れませんね。
遊びながら脳を発達させて親子で楽しい時間を過ごしてください！
ーー施設詳細ーー
【名前】多摩六都科学館
【住所】東京都西東京市芝久保町５丁目10番64号
【営業時間】９：30〜17：00
【休館日】不定期
【公式サイト】https://www.tamarokuto.or.jp
※こちらの情報は2019年10月現在のものになりますので、お出かけの際には公式サイトで最新の情報を確認してください。
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執筆者：みずおち梨絵
（発達科学コミュニケーションリサーチャー）
（発達科学コミュニケーションリサーチャー）
