発達障害で不安の強い子どもが「外出しようとすると腹痛を起こす」理由と対応法

 

お子さんが「外出しようとすると腹痛を起こす」ということはありませんか?発達障害の不安が強い子どもは、特性から不安を溜めやすく、忘れにくいということがあります。そんなお子さんに対して親ができる対応をお伝えします。
 

【目次】

 
 

1.外出しようとすると腹痛を起こす

 
 
私の息子は小学校1年生のときに不登校になりました。発達検査を受けると発達障害グレーゾーン、人一倍敏感な子(HSC:Highly Sensitive Child)と診断されました。
 
 
不登校になってから、これまで当たり前に外出していたのに、強い不安から外出ができなくなりました。
 
 
何とか状況を変えたいと、私は息子をプレイセラピーに連れて行くことにしました。
 
 
ところが、外出しようとすると腹痛を起こすようになってしまったのです。
 
 
それでも、回数を重ね、私が発達科学コミュニケーションで学んだことを実践したことで、腹痛がない日が増えていきました。
 
 
さらに、プレイセラピーに行くことを楽しみにしたり、頑張る姿が見られたりするようになりました。
 
 
 
 
しかし、年度の切り替わりで担当者が変わったことで、息子は完全に腹痛が復活してしまいました。
 
 
発達障害グレーゾーン・HSCの不安が強い子どもなので、担当者が変わったことで強い不安を抱えてしまい、腹痛が起こったのです。
 
 
学校や園でも年度が切り替わると担任の先生が変わることがありますよね。そのときに朝学校に行こうとすると「お腹が痛い」と言い出すお子さんもいると思います。
 
 
そういったときには、病気以外に強い不安を抱えていないかも考えてみてあげると良いと思います。
 
 
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2.発達障害の子どもの不安が強い理由

 
 
発達障害の子どもの不安が強い理由は、ネガティブな記憶を溜め込むことと忘れにくい特性があるからです。
 
 
人間も動物の為、危険な目に合うと次は危険な目に合わないように記憶するように備わっています。それが発達障害の子どもは強い傾向があります。
 
 
なので、頭の中がネガティブな記憶でいっぱいになり、外に出ることを考えると、ネガティブな記憶が蘇って危険だと不安な気持ちにさせるのです。
 
 
 
 
例えば息子の場合、プレイセラピーの担当者が変わった際
 
 
「担当者が変わったから緊張するな」
 
「まだどういう人かわからないな」
 
「もしかしたら怒られるかな」
 
「疲れるな」
 
 
といったネガティブな記憶を溜め込み忘れられずにいたと考えられます。
 
 
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3.すぐにできる子どもの腹痛を抑える対応法

 
 
外出しようとすると腹痛を起こす発達障害の不安が強い子どもに効果がある対応法は、それは予告をするということです。
 
 
事前に子どもに外出することを伝えてあげれば、気持ちの準備ができ子どもも気持ちを落ち着かせることができますよね。
 
 
そのときにポイントがあり、
 
 
3日~1週間前に予告をするということです。
 
 
3日~1週間前という期間は、お子さんそれぞれが気持ちの準備期間が違うからです。
 
 
ちなみに、息子はプレイセラピーに行く4日前から毎日予告をしたことで、腹痛を起こさずに行くことができました。
 
 
嫌な用事と楽しい用事の場合で、予告のタイミングも変わってくると思います。
 
 
予告した後はお子さんをよく観察して、どれくらい前に予告をすればいいのか把握してあげることで、次に外出するときにも役立てることができると思います。
 
 
 
 
また、予告をする際に次の3つに気を付けるとより効果的です。
 
 
笑顔で
 
間をあけて
 
やさしく
 
 
です。
 
 
私が息子にどのように伝えたかというと、
 
 
(笑顔で、間をあけて、やさしく)○○ちゃん、○○日はプレイセラピーだよ。あと4日後だね。また教えるね」と、言いました。
 
 
発達障害で不安の強い子どもが外出しようとすると腹痛を起こす場合は、予告で和らげ、楽しく外出できたという成功体験をお子さんに作ってあげてくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:安室ゆう
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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