公園遊びで朝の支度が早くなる!行動の遅い発達障害・グレーゾーンキッズのための非常識な子育て術

 

行動の遅い発達障害・グレーゾーンのお子さんに困っていませんか?毎朝お母さんが声をかけ続けても支度がなかなか進まない!これには、体の不器用さが関係していることがあります。今日は不器用を公園遊びで改善し、朝の支度がスムーズになった話をお伝えします。
 

【目次】

 

1.発達障害グレーゾーンの子どもが行動が遅くなる理由

 
 
子どもはまだ脳が未発達なため、大人が期待するような早さでは行動できません。
 
 
それに加えて発達障害グレーゾーンの子どもは脳の未発達のルートが多いので、更に体を上手く動かせないことが多くあります。
 
 
これが極端な場合には、発達性協調運動障害(DCD)といいます。
 
 
発達障害グレーゾーンには、DCD傾向を併せ持っていることが多くあります。
 
 
そのために素早い動きや動きの切り替え、スムーズな動きや道具を扱うこと、目と体を協調させて動かすことなどが苦手なんです。
 
 
また、体が柔軟すぎるため安定しにくいということもあります。
 
 
 
 
これは生まれついての脳の特性なので、本人の努力や頑張りが足りないとか、育て方が悪いとかいうことではないんです。
 
 
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2.息子が毎朝遅刻ギリギリだった話

 
 

我が家の息子は診断はついていませんが、発達障害の自閉症スペクトラム(ASD)の傾向があります。

 
 
体に不器用さがあり、食事中は箸をうまく使えなかったり落としたりすることが多く、時間がかかりました。
 
 
また、着替えもボタンの付け外しなどに時間がかかっていました。
 
 
 
 
私はついイライラして「早く!」「まだなの?!」と急かしていました。
 
 
しかし息子は私が望むような早さでは動けず、毎朝遅刻ギリギリに登校していました。
 
 
私はそんな息子を叱ってしまう…そうして息子は 「できない自分」にどんどん自信を失ってしまったのでした。
 
 

3.子どもが外遊びをした方がいい理由

 
 
現代の子ども達は、運動機能や感覚機能が育ちにくくなっています
 
 
なぜなら、現代は乗り物が充実していたり、家の中で楽しめるものがたくさんあったりするため、体を動かす機会が減っているからなんです。
 
 
運動機能や感覚機能はいろいろ体勢を経験し、いろいろ刺激を体に受けることで育つのですが、体を動かさないとそもそも入る刺激が減ってしまうのです。
 
 
特に発達障害グレーゾーンの子どもは脳の未発達の部分があるので、自然に入ってくる刺激だけで脳が成長する、というのは難しいんです。
 
 
未発達の部分を発達させるには、意識的にどんどん体を動かして刺激をたくさん入れていくことが大切なんです。
 
 
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4.行動が遅い発達障害の子どもの行動スピードが上がる公園遊び

 
 
息子は普段、読書やオモチャで遊ぶことが好きで、体を動かすことをしていませんでした。
 
 
そこで、週末は親子で公園へ行って体を動かして遊ぶようにしました。
 
 
公園は、子どもの脳を発達させる遊びの宝庫なんです!
 
 
その例は、ジャングルジム・ブランコ・滑り台・砂遊び・肋木や運ていなどです。
 
 
その中から今日は、ジャングルジム・ブランコ・砂遊びの効果についてご説明しますね。
 
 

◆ジャングルジム

 
 
登り降りすることで全身の筋力がつきます。また、細い棒の上に立つことで、バランスが良くなります。
 
 
手足にしっかり力を入れたり、ジャングルジムの中をくぐったりを繰り返すことで、ボディイメージと言って、自分の体のサイズや手足の長さの感覚をもつことができます。
 
 
そうなると安定して歩けるようになったり、ぶつかりにくくなたったりします。
 
 
もしかしたら、ジャングルジムに登ることを怖がるお子さんもいるかもしれません。
 
 
まずはジャングルジムの上まで登らなくてもかまいません。ジャングルジムの中に入って、一番下でごっこ遊びをしましょう。
 
 
「ここは台所だよ、ここは子ども部屋にしょう」
 
「ご飯よ〜、こっちいらっしゃ〜い!」
 
「寝る部屋は2回だよ」「一緒に上がってみよう」
 
こんな声かけで、ジャングルジムの中を行き来しながら、少しずつ上に登ってみてください。
 
 
 
 

◆ブランコ

 
 
ブランコは、体幹の筋力バランスが向上します。揺れるうえに背もたれのない不安定な座面に座ることになるからです。
 
体幹筋力がつくので安定して、姿勢が崩れずに座れるようになります。安定して座れることで、食事の箸操作も上達しますよ。
 
 
揺れるのが怖いお子さんもいるでしょう。そんな場合は、お母さん抱っこでブランコに乗り、軽く揺らすところから始めましょう。
 
 
「前に行くよ〜、後ろに行くよ〜」と声かけてあげることで、子どもは揺れに対する見通しを持つことができ恐怖感が減ってきます。
 
 
また、お母さんが「気持ちいいね〜」「風が気持ちいいね〜」と声をかけてあげることで、子どもも「こういうのって気持ちいいんだな」と安心して受け止められるようになるでしょう。
 
 

◆砂場遊び

 
 
砂遊びは、砂から皮膚に刺激を受けることで、手指の感覚が向上して動かしやすくなります。
 
 
また、シャベルなど色んな道具を使うことも手指の操作性をアップし、着替えやボタンの付けはずしがスムーズに行えるようになりますよ。
 
 
お母さんが一緒になって泥団子作りやトンネル掘りなどを楽しんでやってくださいね。
 
 
公園遊びを続けたことで、息子は食事や着替えが格段にスムーズになりました。
 
 
また、全身に筋力がついたことで歩行速度が速くなりました。
 
 
今では朝ゆとりをもって登校できるようになっています。
 
 
お子さんの不器用で悩んでいる方は、ぜひ公園で楽しく遊ぶことから始めてみてくださいね。
 
 
 
 
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執筆:長野愛
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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