ゲームに負けると泣いて怒る発達障害グレーゾーンの子が笑顔でもう1回やろうと言えるようになる対応

 

ルールのあるゲームで途中負けそうになると泣いて怒ってやめたり、ルールを変えようとしたりするお子さんはいませんか?発達障害グレーゾーンのお子さんがゲームで負けそうになっても最後まで楽しめる方法をお伝えします。
 

【目次】

1、ゲームに負けそうになると怒ってやめる発達障害ADHDタイプのわが子
2、ゲームに負けそうになると泣いて怒ってしまう原因
3、負けても笑顔で「もう1回やろう」と言えるようになった親の対応
①ゲームをあきるまで勝たせてあげる
②親の声かけで今後の見通しをもたせる

 
 

1、ゲームに負けそうになると怒ってやめる発達障害ADHDタイプのわが子

 
 
みんなでゲームを楽しんでいるのに、負けそうになると泣いて怒ったり、ゲームを途中でもやめさせようとしたりするお子さんはいませんか?
 
 
わが家の発達障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)タイプの娘も、負けるのが認められなくて困っていました。
 
 
家族で楽しんでいるボードゲーム中に、負けそうになると泣いて怒ったり、勝てないとわかるとぐちゃぐちゃにしてやめてしまったりするなど、せっかくの遊びが台無しになることがありました。
 
 
勝ち負けについてルールだと教えたり、また次で勝てるようにすればいいんだよといっても聞く耳をもたず怒って泣くだけ。
 
 
いつしか家族でボードゲームをする機会は減っていきました。
 
 
 
 
ですが、幼稚園の年長にもなるとルールのある遊びで友達と楽しむ時間が増えていきます。
 
 
その頃の娘は一緒に楽しむことができず、ルールのある遊びは仲間に入れないようになりました。
 
 
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2.ゲームに負けそうになると泣いて怒ってしまう原因

 
 
ゲームに負けそうになると怒ったり泣いたりしてしまうのは、その子の脳の特性に関係があります。
 
 
発達障害ADHDタイプのわが子の場合は、3つの原因がありました。
 
 

◆①勝つことへのこだわりが強い

 
 
自分の決めたことへのこだわりが強く、「勝ちたい」という思いが強すぎて、次に勝てばいいと思うことができませんでした。
 
 

◆②感情のコントロールが苦手

 
 
負けてしまうことへの不安や嫌だという気持ちが強くなってしまう特性があり抑えられず、ゲームをぐちゃぐちゃにしてしまったり、泣いて怒ってしまうことがあります。
 
 
またその感情を止めようとしても自分ではコントロールできない特性があるのです。
 
 
 
 

◆③見通しをもつ苦手さ

 
 
今の目の前のことは見えてはいるものの、その先どうなるかの見通しをもつことが苦手です。
 
 
見通しがもてないため、今の負けしか考えられず、負けたくないと強い思いになっています。
 
 
これらが関係して、今やっているゲームは絶対に負けたくないという強い思いにつながり、負けを認められず泣いたり怒ったり、ゲームを途中でもやめさせようとしたりしていたのです。
 
 
本人にもこの感情はコントロールできないため、負けても柔軟に次はこうしようと考えることもできず、本人も不安になりストレスを受けることになっていたんだろうと思います。
 
 
家族だけでゲームを楽しむだけなら仕方がないとも思いますが、友達とゲームや鬼ごっこ、ドッチボール、スポーツなど勝ち負けのある遊びをすることになったら…?
 
 
その時に、負けたら怒るなどをしていては仲間にいれてもらえなくなると心配になり、家で対応をすることにしました。
 
 
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3.負けても笑顔で「もう1回やろう」と言えるようになった親の対応

 
 
親が対応を変えることで、発達障害ADHDタイプのわが子は勝ち負けのあるゲームで、負けても泣いたり怒らなくなり、ゲームをすることが楽しいに変わりました
 
 
ここでは親がした対応をお伝えします。
 
 

◆対応①ゲームをあきるまで勝たせてあげる

 
 
ゲームをすることが楽しい記憶にするために、とにかくゲームを勝たせてあげました。
 
 
こういったお子さんにはとことんゲームに勝たせてあげることで脳が満たされ、勝ちへの執着が減っていきます。
 
 
 
 

◆対応②親の声かけで今後の見通しをもたせる

 
 
親が負けたときに、次もあるんだということを言葉にして感想を伝えます。
 
 
「わー残念!負けちゃった!」
「悔しい!次はがんばるぞ!!」
 
 
悔しいけど楽しいな、次もあるんだという明るい雰囲気で言葉にしてあげます。
 
 
ここで怒ったような表情はせず、負けても楽しいと伝えていきます、この様子を子どもは楽しそうに見ていました。
 
 
このような対応をしていくことで、ボードゲームなどルールのあるゲームに負けると泣いて怒っていた子ですが、
 
 
負けても泣かずに「次またやろう」と楽しく声かけができるようになり、ボードゲーム遊びが好きになりました。
 
 
ぜひ親子でゲームを楽しみながら、対応をしてみてくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:清水映井子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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