父親と息子の関係が悪いと子どもの気力を奪う!?信頼感を育み子どもを伸ばす関わり方

 

父親と息子の関係はよくあってほしい!それなのに…と周りの父子を見て羨ましく思うことはないですか?特に父親との関わりは子どもの成長に大きな影響を与えます。だからこそ、今すぐやって欲しい子どもを伸ばし信頼関係を作る方法、お伝えします!
 
 

【目次】

1.子どものイライラ、父親と息子の関係が原因かもしれません
2.なぜ?父親と息子の関係が悪くなりやすい
3.お母さんも必見!子どもを伸ばすためにやるべきこと
◆効果バツグン!お父さんとの作戦会議
◆意欲があがる!子どもへのアプローチ

 
 

1.子どものイライラ、父親と息子の関係が原因かもしれません

 
 
子どもが最近になって、
 
 
・イライラしていることが増えた
・「どうぜ俺なんて…」とあきらめ顔
・ちょっとのことで急に攻撃的、キレる
 
 
こんな様子、ありませんか?
 
 
もしかすると、父親と息子さんとの関係が大きく影響しているかもしれません。
 
 
なぜなら、お父さんの話し方や叱り方は子どもの精神状態に大きく影響しています。
 
 
 
 
わが家には注意欠陥多動性障害(ADHD)・自閉症スペクトラム(ASD)・感覚過敏・衝動性強めの息子がいます。
 
 
コロナを境に在宅勤務が増えた夫は、今まで目に付かなかった息子の様子を間近でみる時間が増えました。すると
 
 
学校の荷物は置きっぱなし
YouTubeばっかり見て宿題をやっていない
部屋が散らかって探し物ばかりしている
 
 
そんな息子のできないところばかりが気になり、毎日のように小言を言うようになってしまいました。
 
 
さらに、息子が入っている野球チームの練習を観に行っては、よそ見ばかりして何度も同じ注意をされている様子が気になります。
 
 
練習前の準備もなかなかやらない、もしくは準備したはずなのに、家を出る直前にアレが無い、コレが無いと言い出す息子。
 
 
そのたびに夫は黙って見ていられず、「何やってるんだお前は!」と罵声を浴びせることが増えていきました。
 
 
すると、息子は「また叱られるかも…」と過剰に反応し父親を避けるようになり、夫もかける言葉をなくして距離をとるようになってしまいました。
 
 
父親が子どもに対して熱心だと、つい色々と口を出し過ぎ、間違ったコミュニケーションを繰り返し、子どもにとって毒親になりかねないのです。
 
 
 
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2.なぜ?父親と息子の関係が悪くなりやすい

 
 
家庭での叱り方を間違えると、子どもが成長するチャンスは潰れていってしまいます。
 
 
あまり叱りすぎてはダメだと分かっていても、お父さんは子どもがやるべきことをやっていない姿を見るとどうしても許せないんですよね。
 
 
なぜなら、お父さん自身が「ちゃんとしなさい!」としつけられて育ってきたから。
 
 
きちんとやるべきことはやる、それがお父さんにとって当たり前なので、子どもができないことについ感情的になって怒鳴ってしまうのです。
 
 

 
 
けれども、残念なことにお父さんが一生懸命になって叱っていても、子どもにはお父さんの怒りの言葉は届きません。
 
 
問題行動を解決しようと大きな声で威圧すればするほど、子どもには「お父さんが怒っている」ことは伝わっても、伝えたい本質は余計に伝わりにくいのです。
 
 
勢いに任せた言い方や感情的な言葉は、言うことをきかせよう、しつけをしようとしても効果は一時的で続きません。
 
 
さらに、子どもは自分が大好きなお父さんを怒らせてばかりいると感じて「自分はダメな子」とレッテルを貼ってしまいます。
 
 
つまり、怒られ続けることで、子どもは自尊心を無くし、やる気をどんどん失くしてしまうのです。
 
 
では、親子の関係を改善しつつ、さらに子どもを伸ばすにはどうしたらいいのでしょうか。  
 
 
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3.お母さんも必見!子どもを伸ばすためにやるべきこと

 
 
「怒鳴らないで!」とお父さんに行動を変えてもらおうとしても、子どもが悪いんだから仕方がないとお父さんは思っているかもしれません。
 
 
そして、「怒鳴らないで!」と正論をぶつけてみても、きっとお父さんは聞く耳をもってもらえないでしょう。
 
 
では、どのように関わっていけばよいのでしょう。 
 
 

◆効果バツグン!お父さんとの作戦会議

 
子どもの間違った行動を改善したい、いい子に育ってほしいと思うのはお父さんもお母さんも同じ気持ちですよね。
 
 
つまり、達成したい目的は同じ、子どもを成長させたいという思いは同じなんです。
ただ、夫婦で方法が違うだけ。
 
 
ここで目的が同じだと分かったならば、あとはより効果的な関わり方を相談できるといいですね。例えば、
 
 
「お父さんが子どもを伸ばしたいと思ってくれてるの、嬉しいよ」と、お母さんのアイ・メッセージをいれながらお父さんの気持ちを尊重します。
 
 
「けど、怒鳴っても息子はまた同じ行動しちゃうし、うまくいかないよね。私たちも怒るのに疲れちゃうよね。」と共感をいれながら、ここでもアイ・メッセージで現状を説明します。
 
 
「私はね、子どもに自分で考えてできる子になって欲しいと思ってる」と提案をしてみましょう。
 
 
お父さんの気持ちを尊重して自尊心を傷つけないようにしながら、どうしたらいいのかを相談する。ここがポイントです。
 
 
お父さんも子どもに嫌われたくないでしょうし、お母さんから頼りにされていると分かると「ヨシ!協力してやろう!」と思ってくれるはずです。
 
 
 
 

◆意欲があがる!子どもへのアプローチ

 
 
続いて、子どもに対して具体的にどのようにアプローチしていくのか説明しますね。
 
 
子どもが好ましくない行動、悪いと感じる行動をしてしまった時、まずは子どもの「やってしまった!」という気持ちに共感ます。
 
 
そして、子どもにとって何が起きたのか、その時どう感じていたのかをゆっくりと耳を傾ける態度で話を聞いていきましょう。
 
 
好ましくない行動には、つい「なんでそんなことしたの?」と聞きたくなるかと思いますが、勢いに任せて問い詰めてしまうと子どもは責められたように感じてしまいます。
 
 
すると、それ以上は言いたいことが言えなくなってしまい「だって…」から始まる言い訳ばかりを引き出してしまいます。
 
 
ですから、間違った行動には、ダメだから、ダメ!と頭ごなしに叱るのではなく、その行動に対して自分で良い悪いを判断できるように導くのが効果的な叱り方です。
 
 
子どもが話してくれる感情に共感した後は、「じゃあ、〇〇君はどうしたらよかったと思う?」と改善策を一緒に考えていきます。
 
 
先に子どもの感情を共感的に聞くことで、話を聞いてもらえた、思いを受け止めてもらえたと感じると、親に対しての信頼感が形成されていきます。
 
 
親子の信頼感が増すと、次第に親の話を聞いてみようという姿勢が生まれ、子どもの聞く耳が一気に開いて親からの提案も受け入れやすくなってくるのです。
 
 

 
 
正解のない子育て。ちょっとしたコミュニケーションの違いでお子さんの問題行動が増えてしまったり、親子関係が悪くなってしまうのは勿体ないですよね。
 
 
ですが、お子さんはちょうど自分の能力を伸ばそうと子どもなりに頑張っているんだと見方を変えると怒りたくなる基準、変わってきませんか?
 
 
わが家では、父親である夫も息子のできていない部分ではなく、努力している姿を認められるように少しずつですが、変わってきました
 
 
そして、息子はお父さんとは話したくないから、お父さんに自分を認めてもらいたいという姿勢に変わり、お父さんと一緒に過ごす時間も増えてきました。
 
 
お子さんは、いい影響を与えてくれる、頼りになるお父さんのことが大好きです。
 
 
子どもの気持ちに寄り添って良い行動を促せる、そんなお父さんがたくさん増えることを心から応援しています!  
 
 
 
 
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執筆者:五上亮子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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