発達障害で怒りっぽい夫にもう疲れた…妻がイライラをためないジャーナリングの効果とは

 

発達障害の夫は怒りっぽいし、毎日気をつかって疲れた…というママいませんか?夫の機嫌を気にしすぎるとストレスが溜まりますよね。家庭内のコミュニケーションを改善し、平穏を取り戻すために、まずママにやって欲しいことをご紹介します。
 

【目次】

1.発達障害の夫は怒りっぽくて「疲れた」となる毎日
2.夫の機嫌がコロコロ変わる3つの理由
3.発達障害の夫と過ごすママにまずやって欲しい事

 
 

1.発達障害の夫は怒りっぽくて「疲れた」となる毎日

 
 
夫が発達障害やグレーゾーンの場合、日常生活で夫の機嫌に振り回されて、「疲れた」と感じるママは少なくありません。
 
 
例えば、家族でお出かけするときに、次のようなことで旦那さんがイライラすることはありませんか?
 
 
・お出かけの準備しようとしたらイライラ
 
・道中の車の中イライラ
 
・着いてから人混みにイライラ
 
・じっとしていない子どもにイライラ
 
ご飯中イライラ
 
・帰りは疲れてイライラ
 
 
 
 
こんなにイライラばかりされては、家族でお出かけなんてしたくなくなりますよね。
 
 
子どものためには外に出て、色々と経験させてあげたい!楽しませてあげたい!
 
いちいち夫がイライラするのも嫌だから、私が気をつけよう!
 
 
と、ママは頑張りがちになります。
 
 
ところが、ママは発達障害のの機嫌を悪くさせないように常に気をつかって過ごすことが、かえって子どもにもその影響が及んでしまうのです。
 
 
このような状況が続くと、ママが疲れをため、家庭全体もストレスに包まれ、家族関係が悪化する可能性があります。
 
 
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2.夫の機嫌がコロコロ変わる3つの理由

 
 
発達障害を持つ人の機嫌がコロコロ変わる理由を特性から説明します。
 
 
先ほどのお出かけででは、以下の3つが挙げられます。
 
 

◆①感覚過敏

 
 
発達障害の人は感覚が非常に敏感な場合があります。
 
 
例えば、車の中の子どもの声や、人混み、急な予定変更などがストレスの引き金になります。
 
 
この感覚過敏が原因で、周囲の些細な音や変化に対して過剰に反応してしまうのです。
 
 

◆②ルーティンの崩れ

 
 
発達障害を持つ人は、日常のルーティンや予定が崩れることに強いストレスを感じます。
 
 
いつもと違う環境や計画の変更があると、それに適応するのが難しくなり、結果として機嫌が悪くなります。
 
 

◆③自分の時間の不足

 
 
発達障害の特性として、自分の興味や関心に集中したいという強い欲求があります。
 
 
しかし、家族との時間や他の用事によって自分の時間が取れないと、それがフラストレーションの原因となり、機嫌が悪くなることがあります。
 
 
 
 
これらの特性を理解し配慮することで、お互いに生活はしやすくなりますが、ママが気をつかって生活しているのは変わらず大変です。

 
 
そこで、ママたちにやって欲しいことがあります。

 
 
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3.発達障害の夫と過ごすママにまずやって欲しい事

 
 
ここまで聞いて、ママが発達障害の夫の怒りっぽさの対応でストレスに悩まされている分、夫の方も不慣れで苦手なことに挑戦しているんだとすんなり理解できればいいですが…
 
 
これまでの関係性でそうとはいかないこともあるでしょう。
 
 
気を遣いすぎる生活は、疲れてしまってずっとは続きません。
 
 
ストレスがたまり、心身に影響が出るからです。
 
 
これまで数々の言動に切なくなったママもいるのではないでしょうか。 
 
 
夫のことを理解しようと思ってもできない!って思っているママもいるかもしれませんね。
 
 
そこで、まず大切にしてほしいことがあります。
 
 
「自分の気持ちに向き合うこと」
 
 
夫の機嫌に振り回され、ストレスを感じている妻がまずやるべきことは、自分自身の気持ちに向き合うことです。
 
 
自分の感情や考えを整理するために、ジャーナリング(書くこと)という手法がありますが、非常に効果があると実感しています。
 
 
ノースカロライナ州立大学と北テキサス大学の研究でも、書くことで気持ちが整理される効果が証明されているんですよ!
 
 
やり方は次の通りです。
 
 

◆ステップ1:気持ちを書き出す

 
 
まずはノートや日記に、夫に対する怒りや不満を書き出してみましょう。
 
 
毎日ではなくても、イライラを感じたときや疑問に思った時で構いません。

 
 
この作業を通じて、自分自身の感情を客観的に見ることができ、本当の問題が何であるかを理解する手助けになります。
 
 
書くことで自分の感情や思考が明確になり、冷静に対処できるようになるのです。
 
 

◆ステップ2:真の欲求を見つける

 
 
書き出したことをよく読むと、「○○すべき」「○○しなきゃいけない」という思い込みが混じっていることに気づくかもしれません。
 
 
そこで、何が自分にとって本当に重要なのかを考えます。
 
 
「子どものことはママがやるべき」 「家族は一緒にいるべき」 「家事は女性がしなきゃいけない」
 
 
などがあったら、本当に?どうして?と自分に聞きます。
 
 
そうすることで、自分がどうしたいのかがわかってきたり、「ま、いっか」という思考が出てきたりします。
 
 
私は、もう夫とは会話できなくていい、自分が頑張ればいい、夫は敵だ!と思っていましたが、
 
 
「夫と話がしたい」「家族で仲良く過ごしたい」というような本音が見えてきて、自分で驚いたことがあります。
 
 
そこから、自分の気持ちが少し変わりました。
 
 

◆ステップ3:小さな行動から始める

 
 
気持ちを整理したら、次は具体的な行動に移します。
 
 
例えば、
 
 
あいさつを必ずする
 
名前を呼ぶ
 
・決まった質問したり、話をする時間をあえて持つ
 
・家事や育児の分担について夫と話し合い、少しずつ協力体制を整えていく
 
・家族で出かける時は、夫の希望も確認するなど
 
 
少しずつコミュニケーションを増やし、家族での時間を楽しむ工夫をしましょう。
 
 
わが家は、今では、家族でのお出かけやご飯の時間を楽しめるようになりました。
 
 
夫と話し合い、家事や育児を分担することで、家族全員が協力し合い、楽しい時間を過ごせるようになったのです。
 
 

 
 
怒りっぽい発達障害の夫と共に過ごすのは簡単ではありませんが、まずはママ自身の気持ちに向き合い、書くことで整理することが大切です。
 
 
そして、小さな行動から始めて、家族全員が協力し合える環境を作ることが、幸せな家庭生活への第一歩となります。
 
 
自分の感情を理解し、夫とのコミュニケーションを改善することで、家庭の中にケンカのない、平穏と喜びを取り戻すことができるのです。
 
 
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執筆者:林 花寿美
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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