衝動的に道路に飛び出す!発達障害の幼児の命を守る3つのポイント

 

発達障害・ADHDの衝動性が強く、道路に飛び出す危険が分からない幼児はいませんか?「突然走り出したら危ないよ」と何度も伝えているのに直らないという方に、危険の知らせ方と、危険行動を抑える脳を発達させるコミュニケーションの方法をお伝えします。
 

【目次】

1.発達障害の幼児の道路に飛び出す「衝動性」
2.危ない行為はすぐにSTOPを!!
3.事前に約束をする
4.衝動性があり危険が分からない幼児には〇〇

 
 

1.発達障害の幼児の道路に飛び出す「衝動性」

 
 
おでかけしたときに、とっさにお子さんが道路に飛び出し、ヒヤッとしたことはありませんか?
 
 
発達障害・注意欠如多動症(ADHD)の特徴のひとつに「衝動性」があります。
 
 
・順番が待てない
 
・他人の行動にわりこむ
 
・おもちゃをひとり占めする
 
・衝動のコントロールができない
 
・がまんができない
 
 
発達障害があり衝動性が強い子は、がまんが苦手なので、感情に任せて行動してしまいます。
 
 
 
 
たとえば、道路の向こう側におもちゃ屋さんを発見したとします。「行きたい!!」と思ったら、車の危険性を考えずに突っ走り、道路に飛び出します。目的のもの以外は見えません!! 
 
 
お母さんとしては、本当にドキドキものですよね。
 
 
一大事になる前に、きちんと対策をしておきましょう。
 
 
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2.危ない行為はすぐにSTOPを!!

 
 
「道路に飛び出す」というような危ない行為は、真っ先にお子さんを止めて、危険性を知らせる必要があります。
 
 
お子さんは興奮しているので、大声を張り上げるだけでは声が届かないかもしれません。しっかりお子さんを捕まえてください。
 
 
止めた手を振り払いそうだったら、抱きしめて体を包んであげましょう。お子さんは、興奮状態だと思うので、しばらく時間を置いて気持ちを静めてくださいね。
 
 
 
 
このとき、お母さんも興奮ぎみになっていると思うので、深呼吸をして、冷静になってから話し始めてください。きちんと目線を合わせて、ゆっくりと話します
 
 
「道路に飛び出ると、とってもあぶないのよ。」
「車から降りたら、しっかりママと手を繋いで歩きましょう。」
 
 
このとき、お母さん自身が落ち着いて、真剣な表情で言ってください。
 
 
「今、お母さんはとても大切なことを伝えてくれているのだ」ということが、発達障害・ADHDの衝動性と危険が分からない特性を持った幼児にも伝わるからです。
 
 

3.事前に約束をする

 
 
これで、一件落着…ではなくて、この経験を次回にいかします。
 
 
「車から降りてすぐに道路に飛び出してしまった」のであれは、今度は車から降りる前に、子どもに事前の確認をします。
 
 
「車から降りたらどうするんだっけ?」
「ちゃんと手をつなげるかな?お約束できる?」
 
 
 
 
具体的にどうしたらよいのかを確認し、忘れているようだったら再度、注意事項を伝えてください。お子さんが理解した上で行動しましょう。
 
 
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4.衝動性があり危険が分からない幼児に足りないのは〇〇

 
 
「そんなことしています!!でも、すぐに走り出しちゃうんです!」という方は、行動ができたら褒める!!が足りないのかもしれません。
 
 
・車から降りて、手をつなげたら褒める!
 
・手を繋ぎながら歩けたら褒める!
 
・きちんと手を繋いで戻ってこられたら褒める!
 
 
「できた!」「こうするといいんだ!」「道路を歩くときにはこんな約束があるんだ!」という体験をたくさん積みましょう。
 
 
発達障害・ADHDの幼児は言葉だけで理解することは難しいです。事前に危険を伝えられたときには理解していたとしてもです。
 
 
いざそのときになれば、魅力的なものに目を奪われ衝動的に動くのが、発達障害・ADHDの特性だからです。
 
 
幼児期は、言葉で伝えるよりも、体験の中で学習していきます。これだけ聞くと、「車に引かれるまで理解できないのでは…」と心配される方がいるかもしれません。
 
 
でも、そんなことはありません。お母さんの言葉かけ次第で、一緒に歩くだけでも貴重な体験ができます。
 
 
・道路を歩くときにまっすぐ歩いていれば褒める
 
・白線をはみ出さなければ褒める
 
・左右に気を配っていたら褒める
 
・車に気づいたら褒める
 
・通りすがりの人に気づいたら褒める
 
 
ちょっとのことでもしていること、できていることを常に言葉にして伝えましょう。
 
 
 
 
していることはすべて体験です。自分がしていることが褒められる、強調されると、それは正しい行動であり、発達障害・ADHDの危険が分からない幼児も危険回避が刷り込まれます。
 
 
そのような体験が積みあがることで、それらは経験となります。衝動的に動きたくなるものを見つけて道路に飛び出しそうになったときも、体が反応して瞬時に止まり左右を確認する、ということができるようになります。
 
 
お子さんの危険な行為は、絶対にSTOPさせる。
どうすればいいのか伝える。
できていること、していることを褒める!
 
 
この3つのポイントで、事故を防ぎましょう。
 
 
 
 
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執筆者:須藤ゆかり
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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