挑戦する心を手放してしまった息子に「夢が叶った」と言わせたいたずら万博

 

何かをしようとすると、やる前から「どうせ無理」「面倒」と言って動けない息子。挑戦する心を手放してしまった息子がいたずらをすることで「楽しい!」と脳が育ち、「言葉に出して伝えれば実現できる」と成功体験した、私達親子のいたずら万博参加についてご紹介します。
 
 

【目次】

1.興奮してやり過ぎてしまう息子を制し、挑戦する心と好奇心を奪っていた過去
2.いたずら万博を迎えるまでー息子のやりたい!を引き出すー
3.子どもの自由な発想を取り戻したい、そのために
4.夢を叶えてあげられた!自分の自信にもなった!

 
 

1.興奮してやり過ぎてしまう息子を制し、挑戦する心と好奇心を奪っていた過去

 
 
毎年夏休みは息子には色々な経験をさせたい!と色々なイベントを調べて、できる限り参加していたのですが、いつも興奮して騒ぎ、やり過ぎてしまうのを抑えるのが大変でした。
 
 
発達科学コミュニケーション(発コミュ)を受講して、「もうやめて!話聞いて!」などと強く言う声かけはなくなってるとはいえ、私の不安な気持ちはまだ強くありました。
 
 

 
 
そんな中、 “いたずらで脳を育てる”というテーマのいたずら万博開催の告知があり、
 
 
“大人の口出し一切封印”
“対応は発コミュで”
 
 
のキーワードに、他にこんなイベントない!!
 
 
息子が自由に、そして私も緊張することなく参加できるイベントなら!といたずら万博参加を決意。
 
 
さらに、マスタートレーナーである成瀬さんに生で会って、息子が発コミュでこんなに変わったことを伝えたい。息子を直接会わせたい!という想いが溢れてきました。
 
 
息子には、いたずらエリート(いたずらを発案、企画、実行する子ども)になったらいたずらを自分で提案して実現できるかもしれないよと話すと、「まじで?! やるやる!」とやる気に。
 
 
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2.いたずら万博を迎えるまでー息子のやりたい!を引き出すー

 
 
息子は一番最初からいたずらエリートとして企画や創造の会議に参加。
 
 
そこでは、どんな意見もOK。自分の思いをみんなに言葉にすることで、伝わる喜びを実感できました。
 
 
企画、発案したものの、叶わなかったいたずらはたくさんあるけれど、「楽しいわ、俺!」と息子の笑顔が増えていく。
 
 
そして、色々な案を出す中で、「WATER逃走中ゲームを水鉄砲でやりたい!」と強い思いが息子から出てきました。
 
 
その夢を「私が叶えてあげたい!」と考え、ウォーターパビリオン・WATER逃走中ゲームのリーダーとして私も手を挙げました。
 
 
参加当初は「楽しそう」「子どもがやりたいと言ったから」という理由でリーダーになったので、やる理由が定まっていませんでした。
 
 
リーダーのみなさんと企画を形にしていく過程で、「これってどう考えてますか?」 「どういう形でしようと思ってますか?」と質問されることに対して、「考えてませんでした」と何となくの答えしかできない自分がいました。
 
 
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3.子どもの自由な発想を取り戻したい、そのために

 
 
日に日にいたずら万博への楽しみと期待感が高まる息子に相反して、私はパビリオンリーダーとしての大変さを感じるようになりました。
 
 
そこで、何故パビリオンのリーダーになり、企画から参加しようと思ったのか改めて自分に問いかけてみました。
 
 
「どうせ無理」が口ぐせの息子が、「WATER逃走中ゲームをやってみたい!」という夢を叶えて、昔のように自由な発想ができるようになってほしい。
 
 
これが1番の想いだったはず。 だって、息子はもっと楽しい、面白い発想ができるはずなのに。
 
 
私がやりたいと思うことを誰かに伝えることにためらいを感じるようになったのはいつからだろう?
 
 
言ってもいいのか相手の顔色を伺い、わからなければ、「面倒だから、もういいや」とすぐに諦めてしまうようになったのはいつからだろう?
 
 
きっといつもやりたいことを言っても、「それは難しいかな」だったり、やりすぎて怒られてばかりだったからだろう。
 
 
息子が手放してしまった、“挑戦する心”や”好奇心”を取り戻して、「夢はこうやって叶えるんだ」を 実感してもらいたい!
 
 
そのためには「私が息子以上に前のめりに計画、実行し、楽しむ姿を見せることが大切なんだ!」と決意を新たにすることができました。
 
 
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4.夢を叶えてあげられた!自分の自信にもなった!

 
 
自分は、ウォーターパビリオンのリーダーとして、子どもたちのやりたい!をどう叶えるか。
 
 
叶えられないとしたら「じゃあ、どうする?」を何度も会議を重ね、マスタートレーナーの方々のアドバイスを受けながら形にしていきました。
 
 
当日まで数え切れないほどの変更があり、心が折れそうになりながらも、他のリーダーたちと連絡を取り合いながら、子どもたちを理想のゴールに入らせるために、尽力しました。
 
 
結果、考える軸の大切さ、ゴールを決めて動くことの重要性を改めて体感できたイベントとなりました。
 
 
子どもからは「楽しかった!」「また参加したい!」が聞けました!
 
 

 
 
さらに!
 
 
「絶対できっこないよって思うことでも、言葉に出して伝えれば実現できるってこともあるんだね〜なんかさ、夢が叶った気がするよ」という言葉が、何も聞いてないのに息子の口から飛び出しました。
 
 
自分の思いがちゃんと伝わった!私が思い描いたゴールにちゃんと入ってくれてた!と感動!
 
 
考える軸、ゴールをきちんと自分の中で明確にしてから、逆算で動くこと。
 
 
それをこれからの仕事にも活かしていきたい!そう思いを新たにしました。
 
 
そして、息子が取り戻した、挑戦する心も好奇心も育てていきたい。
 
 
「楽しそう」から始まった、いたずら万博への参加で得たものはとても大きいものでした。
 
 
 
発達科学コミュニケーショントレーナー まごめみきさんのストーリーです。

 
 
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執筆者:にいな あかね
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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