極端な思考は和らぐ!孤独な発達障害、思春期男子の友達関係の悩みから救う方法

 

思春期になり、友達関係が上手くいかずお子さんが登校しぶりをするようになっていませんか?ママのカウンセリングで、発達障害の極端な思考や孤独感を前向きに変換できた方法があります。早目に対応して思春期男子の友達関係の悩みを解決しましょう。
 
 

【目次】

1.発達障害思春期男子の極端な思考が友達関係の悩みを生む
2.なぜ極端な思考になるのか?特性による原因
3.孤独感を生む思考の偏りやネガティブな捉え方を変換する方法

 
 

1.発達障害思春期男子の極端な思考が友達関係の悩みを生む

 
 
小学校高学年になり、子どもが思春期に差し掛かると、友達との関わりの変化から新たな問題が出ていませんか?
 
 
発達障害がある思春期男子の特性の一つとして極端な思考が見られます。
 
 
それが影響して周りの友達と上手く関われなく、孤独感を生み出してしまうことがあります。
 
 
極端な思考を和らげ、周りと協調できるように、お母さんがおうちで声かけやカウンセリングすることが大切になってきます。
 
 
 
 
自閉症スペクトラム(ASD)・注意欠陥多動性障害(ADHD)で衝動性が強めの息子は、幼稚園時代から何かと友達トラブルが絶えませんでした。
 
 
息子の友達トラブルには、担任の先生やスクールカウンセラーと一緒に対応し、次第にトラブルも減り、親友と呼べる友達ができ安心していました。
 
 
発達の特性があっても友達と上手くやっていけるコツが分かれば、この先もうまくやっていくだろうと思っていました。
 
 
ところが発達特性がある思春期男子としての新たな問題が出てきたのです。
 
 
高学年にもなると周りの子も言葉が乱暴になったり、ノリや冗談で鋭いことをいうようになったりすることが増えてきました。
 
 
発達特性のある息子は、今まで気づかなかった人の気持ちや感情が分かる様になり、敏感に受け取り友達の言葉に心を痛めたりするようになりました。
 
 
次第に学校に行きたくないと、登校しぶりをしたり、6年生の修学旅行も「一緒のグループになる人は誰もいない」、「みんなに来るなと思われてる」と言い出したんです。
 
 
一体どうしてそんな風にとらえてしまうのでしょうか?
 
 
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2.なぜ極端な思考になるのか?特性による原因

 
 
極端な思考、0−100思考と言われる子は発達の特性から、こだわりが強く、柔軟な思考をしにくい傾向があります。
 
 
これは一度に複数のことに注意を向けることが苦手なためでもあり、二択の思考にすれば注意を向ける対象が絞れるので、思考のクセとして定着してしまうことが原因と言えます。
 
 
極端な思考になる理由として、あいまいなことが苦手で、想像力の乏しさからはっきりしないことに不安を感じ、白黒はっきりさせて答えを出そうとすることがあります。
 
 
さらに、ストレスが加わることで、その極端さが増すため、環境や要素が加わることで発達障害の思春期男子は輪をかけて悩み事となってしまうのです。
 
 
また、身体が疲れていると、白か黒という極端な選択肢でとにかく早くストレスから逃れようと思い込みが強くなり、「学校に行きたくない」とネガティブな思考で現実逃避しようとします。
 
 
例えば、
 
 
・友達から嫌なことをされた、友達に笑われたと言った経験から、ストレスにより極端な判断が更に極端となるため、「みんなが学校に来るなと思ってる」「誰も一緒の班になる人はいない」という発言になる。
 
 
・友達がノリや冗談で言ったことに対して全力で反応する、怒るなどして孤立してしまう。軽く笑ってやり過ごすことだよね、と周りが思うことでも本気にして怒りをぶつけてしまい、結果捉え方とのギャップで周りから理解されにくくなってしまう。
 
 
・2、3人に言われたことでもみんなが言ったと捉える。
それにより、クラスのみんなが自分のことを嫌っている、自分には味方がいないと思ってしまうという捉え方をする。
 
 
お子さんの思考の偏りを否定しても、余計に頑なな態度にさせてしまうだけです。
 
 
 
 
学校で休み時間に一人でいる我が子のことを思うと心が痛み、なんとか周りと協調して楽しく過ごして欲しい!と思いますよね。
 
そのためにお母さんがお子さんにしてあげられることをお伝えします。
 
 
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3.孤独感を生む思考の偏りやネガティブな捉え方を変換する方法

 
 
子どもの考え方を否定して、一般的な考えを言っても伝わらないと前項でお伝えしました。
 
 
極端な思考を和らげて友達と協調できるようになるには、お母さんの声かけやカウンセリングが大事なんです。
 
 
まず友達関係に対してネガティブだった気持ちを切り替えるためにしたのは、子どもの気持ちに共感することです。
 
 
次に、子どもと対話(カウンセリング)し、子どもに気づかせる:質問をする→答える→答えを再認識する方法です。
 
 
具体的に実践してみた2つのエピソードをご紹介します。
 
 

◆極端な0-100思考に対して

 
 
一緒のグループになる人は誰もいないと言っていたのに対し、「そうなんだね」(否定も肯定もしない返事で)受け止めます。
  
 
その後に、実際の情報を順序立てて伝えていきます。 
 
 
私:「あれ?Aちゃんが(息子)が行くなら私も行く!って言ってなかったっけ?」
 
息子:「あ〜なんかそう言ってたね」
 
私:「そうだよね?Aちゃんのお母さんからママも聞いたよ。」「あと班決めの時、B君の班とCちゃんの班が一緒になろうって言ってくれたんだって?先生から聞いたけどー。」
 
息子:「うん、あとDのとこも。」
 
私:「え⁈そうなの⁈じゃあ3つも入れる班があったんじゃん?誰のとこが良かったの?」
 
息子:「まあ、そう。Dのとこならいいかなと思ったらそこに決まった」
 
 
このように、子どもが思い込んでいる事実と、実際の現実に違いがあることを具体的に順序だてて説明します。
 
 
子どもは自分だけで考えていると気づかなかったことも、整理して伝えることで冷静に判断できるようになっていきます。
 
 

◆ネガティブな思考に頭が占領されてしまうことに対して

 
 
息子が修学旅行に「行きたいけど行きたくない」と言った原因に、嫌なことをしてくる子がいるというものもありました。
 
 
詳しくその話を聞くと、その一人の子のために修学旅行に行かないの⁈と私は思ってしまいました。しかし、ここでまた受け止め、共感です。
 
 
私:「え、それってもしかしてA君?そっかあ、何かと絡んでくるよね」
 
息子:「そうだよ、止めろって言っても辞めないし、無視すると殴ってくるし。ほんと嫌だ!」
 
私:「そっかー、それは嫌だね。一緒に行動する班には居ないんだよね?」
 
息子:「いない。部屋も一緒じゃない。あ、バスも違うや。」
 
私:「じゃあほとんど絡むことないじゃん⁈」
 
息子:「そうじゃん、じゃあ行こっかな」
 
 
こうした対話をすることで、「A君が苦手、嫌だ、一緒にいたくない」と、A君のことだけに気持ちが囚われていた状態から、実際の状況に気づけるようになっていきます。
 
 
そして気づいたことで、ネガティブ感情に占領されていた息子の思考がポジティブに。悪いことばかりではないと変換できたのです。
 
 
発達障害がある思春期男子の極端な思考は、お母さんや周りの人と落ち着いて対話し、情報を整理することで「大丈夫な理由」を自分で見つけることができるようになります。
 
 
新しい環境や変化がが苦手な子にも、まず悪く捉えてしまう思い込みには事実を整理して伝えることで、不安を楽しみに変えるきっかけを掴むことができます。
 
 
わが家ではこういった会話を何回か繰り返したことで、行きたくなかったはずの修学旅行が、行って良かった!に変わり、同じく卒業式も行って良かった、で終わることができました。 
 
 
 
 
極端な思考を切り替えて楽しんでいけることが増えたら、お母さんとしても嬉しいですよね。
 
 
一歩一歩、トラブルを乗り越えて、自信を付けていくお子さんの成長がお母さんの自信にも繋がります!
 
 
何気なくしている様な会話で、子どもの思考をポジティブに切り替えられた例、お役に立てると嬉しいです。
 
 
 
 
孤独な発達障害、思春期男子の友達関係の悩み解決の秘策をお伝えしています!

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♡小冊子のご感想
癇癪や暴力を起こす息子に、「なんでそんなことするの」と思っていましたが、原因がわかったことで、子どもを見る目が変わりました。これからは冷静に対応できそうです。
 
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執筆者:五上亮子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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