朝起きられないADHD中学生男子の反抗期に効く!環境作りのコツ

 

朝起きられないADHD中学生男子!反抗期な子にも効果的な対応は褒めと事前準備です!昼夜逆転傾向で朝起きられずに毎朝繰り返される親子喧嘩をゼロにして子どもが元気に登校する秘訣をお伝えします。
 

【目次】

1.ADHD中学生男子の反抗期の朝起きられないワケ!
2.朝起きられない長男と毎日親子喧嘩ばかり!
3.ADHD中学生男子の反抗期にも効果あり!環境づくり2選
①当たり前にできていることを認める
②前夜から翌朝の準備と朝の環境を整える

 
 

1.ADHD中学生男子の反抗期の朝起きられないワケ!

 
 
注意欠陥多動性障害(ADHD)の特徴には不注意・多動性・衝動性があり、発達の特性から睡眠障害を起こしやすいといわれています。
 
 
なぜなら、ADHDのある子どもの脳には脳内の神経伝達物質であるセロトニンに偏りあるからです。
 
 
そのため、セロトニンからつくられるメラトニンという体内時計を調節するホルモンが不足してしまうので睡眠障害を起こしやすくなります。
 
 
睡眠障害には、
 
●寝つきが悪い
●夜途中で目を覚ましてしまう
●朝起きられない
●日中に眠気がでてしまう
 
などがあります。
 
 
発達障害・ADHDの中学生は、勉強や部活の学校生活、友人関係や塾などで忙しく心身ともに疲れやすいです。
 
 
さらにADHDの中学生は生活習慣である当たり前のことができないので、お家や学校で叱られることが多いです。
 
 
ネガティブな記憶が脳に焼き付けられ、反抗的になりなおさら起きられなくなるのです!
 
 
学校生活だけでなく家でもダメ出しばかりされていたら、さすがに大人の私たちでも自己嫌悪に陥りますよね。
 
 
「また今日も怒られるかも?」「だるいな。」と朝起きたくなくなるわけです。
 
 
 
 
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2.朝起きられない長男と毎日親子喧嘩ばかり!

 
 
私は、中学生1年生と小学生2年生の息子を育てるワーキングマザーです。
 
 
発達障害×注意欠陥多動性障害(ADHD)傾向の長男は小学6年生になると朝起きるのに時間がかかり、私が長男の両脇に腕を通して体を持ち上げるように起こしていました。
 
 
長男は朝起きるのに30分~40分、起きてから学校へ行くまでの準備に30分かかりました。
 
 
ワーキングマザーにとって朝はまさに時間との戦いです。朝起きられない長男との親子喧嘩で私まで遅刻寸前になってしまうこともありました。
 
 
 
 
そこで、自分流でスムーズに起こすためにいろいろ取り組みました。
 
 
まずは、生活環境を見直し、
 
 
・夜は電気を薄暗くする
・朝は窓を開ける
・電気で明るくする
・音楽をかける
 
 
などして、なんとか間にあって通学班で登校できました。
 
 
そうして迎えた中学校生活。中学校の登校時間は小学校よりも遅いので、安心していたのも束の間、夜遅くまでゲームやYouTubeをみる時間が増え、さらに起きられなくなってしまったのです。
 
 
体が大きくなった中学生の息子を起こすのは至難の業で、ついに体を持ち上げられなくなってきました。
 
 
耳元で大きな声で、「早く起きなさい。」と起こすと、長男から「うるせー、●ね!」と暴言を吐かれ、キックやパンチが飛んでくることもありました。
 
 
私も息子の態度にイライラが爆発!そして口論となり親子喧嘩なってしまいました。
 
 
しまいには、同居している祖父母も巻き込まれ、朝から家族総出の大喧嘩に発展!
 
 
口論喧嘩で論破し続ける長男は、朝の支度が中断されてさらに遅くなってしまいます。
 
 
「遅刻するくらいなら、学校を休んだほうがましだ。」と登校しぶり発言まで…。
 
 
この状況を何とか改善させたいと思い、発達科学コミュニケーションに出会いました。
 
 
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3.ADHD中学生男子の反抗期にも効果あり!環境づくり2選

 
 

◆①当たり前にできていることを認める

 
 
まずはできていないことに注目するのではなく、当たり前にできていることを認めてほめることです。
 
 
一口に褒めるといっても、「スゴイ!」「できたね!」とだけ褒めていませんか?
 
 
反抗期の中学生を「すごいね!」と褒めると、「ばかにしているのか」となかなか受け取ってくれません。
 
 
子どもが大きくなればなるほど、褒め方のバリエーションを増やす必要があります。
 
 
発コミュには、なんとほめ方のテクニックが10種類もあり、長男のプライドを傷つけることなく効果がありました。
 
 
特に効果があったのは、
 
・興味や 関心を示す
・気づいていると知らせる
・スキンシップ
・ジェスチャー
・感謝する
 
具体的な声かけは以下の通りです。
 
 

・朝起きられたこと  ⇒「目があけられたね。起きたんだね。」

 
・ごはんを食べたこと ⇒「食べているんだね。」
 
・着替えられたこと  ⇒「あとは靴下をはけばOKだね。」
 
・学校へいけたこと  ⇒「いってらっしゃい。」「今日も頑張ったね。」
 
 
すると、徐々に会話も増え行動は習慣化され、私が指示をださなくても自分で動けるようになっていきました。
 
 

◆②前夜から翌朝の準備と朝の環境を整える

 
 
次に前日の夜に明日は何時に起きるのか、起こしてほしいのかを息子に確認しました。
 
 
それから、スムーズに次の行動ができるように、環境を整えました。
 
 
・祖父母にリビングに来る時間をずらしてもらう
 
・食事は長男の分をトレーに準備する
 
・制服や靴下などの着替えをまとめておいておく
 
・学生カバンは玄関に置いておく
 
 
すると、朝の準備も習慣化していきました。
 
 
以前は、実際に起きるまでに以前は30分以上かかって親子喧嘩を繰り返していましたが、背中のマッサージをしたり、優しい静かな声で起こすことで10分くらいで起きられるようになりました。
 
 
それでも、なかなか起きないときは、「相当疲れがたまっているんだね」という視点で息子をみれるようになりました。
 
 
遅刻ギリギリになりそうなときは、「どうする?学校を休む?遅刻していく?」と子ども本人に決めてもらうように声をかけると、「今、何時?」と確認して、ムクっと起き出してきます。
 
 
そして、起きてから家を出るまでの所要時間が15分でできるようになり、親子喧嘩はほぼゼロになりました
 
 
また、間に合わず遅刻しそうなときは、以前は文句を言いながら車で送迎していたので車内でも大喧嘩でしたが、今は余計な一言は言わずに笑顔で送迎します。
 
 
すると、車から降りるときに不機嫌で無口だった長男から「ありがとう」という言葉が聞かれるようになりました。次第に遅刻ギリギリな時間でも自分で歩いて登校することが増えていきました。
 
 
 
 
いかに当たり前のできている行動を褒め、ママがイライラしないことが肝心ですよ!
 
 
ぜひ参考にしてくださいね!
 
 
 
 
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執筆者:神田 久美子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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