参観日で泣く!ママから離れられない子に困っていませんか?普段から肯定的な声かけを続けると、笑顔でバイバイができるようになります。なぜなら、自分に自信がつくからなんです!いつもと違う参観日にも、本来の姿を見せてくれるようになりますよ。
【目次】
1.参観日で泣く!ママから離れられない子
2.参観日にママから離れられなくなる理由
3.参観日でも笑顔が見れる!日常での肯定的な声かけ3選
➀実況中継
②同意する
③喜ぶ・驚く
1.参観日で泣く!ママから離れられない我が子
特別支援学校に通う娘は、参観日になるといつもと違う状況が不安で泣き、ママからいつまでも離れられない子…そのため学校での普段通りの活動を見ることができませんでした。
しかし、”おしゃべり上達メソッド”に出会い、毎日の声かけを肯定的に変えたことで、娘に自信がつき、いつもと違う状況の参観日でも、本来の姿を見せてくれるようになったのです!
それまでの参観日は、毎回別れる時に泣く!ママから離れられない…
娘が先生に抑えられている間に、私は胸が締め付けられる思いでその場から立ち去っていました。
そんな様子であったため、保育園の時から楽しめた行事や参観日は一度もありません。
運動会なんて、一度も出れたことがありませんでした。
そんな私たち親子が『おしゃべり上達メソッド』に出会い、日常の声かけを肯定的に変えていくと、娘はどんどん変わっていきました。
私の言っていることが理解できていき、癇癪が減り、切り替えもできるようになっていきました。
そして1年生最後の参観日では、泣くこともママから離れられないといったこともなく、教室に入った私と目を合わせただけで、クラスのお友達や先生と活動を始めることができたのです!
その後、教室の移動もお友達と手をつなぎスムーズにこなし、別れる時間になるとバイバイと手を振り、私は初めて安心して帰ることができました。
こんなにも娘は成長しましたが、私が変えたことといえば、日常の肯定的な声かけで自信をつけただけなんです!
2.参観日にママから離れられなくなる理由
支援学校では、参観日でパニックで泣く子どもは少なくありません。
お友達につられてパニックになってしまったり、参観日にママから離れられないと泣く子がいたりするのはよくあることです。
それは、家族や他の保護者が教室に来るという”いつもと違う状況”のため、子どもたちは見通しが立たなくなり、不安を感じるからなんです。
だからママの姿を見るとベッタリ離れられなくなり泣く…
参観が終わり別れる時にも、パニックを起こしてしまう…
そんな状態になってしまいます。
いつもの我が子らしい姿を参観日でも見られるように、これから試してほしい日常での肯定的なママの声かけをご紹介しますね。
3.参観日でも笑顔が見れる!日常での肯定的な声かけ3選
日常的に肯定の声かけを続けると、子どもに自信がつき、参観日のようないつもと違う状況でも、パニックにならず、スムーズに行動できるようになります!
そんな頼もしい我が子の姿を見たいですよね。おすすめの声かけ方法を3つご紹介します。
◆➀実況中継
子どもを実況中継するように肯定しましょう!
もちろん、ネガティブなことは言いません。好ましくない行動はスルーしましょう。
◆「起きたね〜」
◆「手を洗ってるね〜」
◆「ズボン履いてるね〜」
◆「歩いてるね〜」 など
このように、子どもがしていることを見たまま言葉にしてあげると、自分にはできていることがたくさんあると気付くことができます。
◆②同意する
子どもの思いに同意してあげましょう!
◆「良いじゃん!」
◆「ママもそれ好きだよ!」
◆「これ面白いよね!」 など
大好きなママも自分と同じように思っている!と、自分の意見に自信が持てるようになりますよ。
◆③喜ぶ・驚く
ママの気持ちを声に出して肯定しましょう!
◆「やったー!手を繋いでくれたね」
◆「すごい!もう半分できたね!」
◆「持ってきてくれてママ嬉しいよ〜」 など
ママの気持ちは言葉だけでなく、表情を意識して伝えると、グッと効果が上がります。
このような肯定的な声かけを続けると、確実に自信がついていきます。
子どもは自信がつくと、参観日などのいつもと違う状況でも、ママから離れられないと泣くことがなくなっていきます。
今日からできる簡単な声かけばかりなので、ぜひ意識してみてくださいね。
言葉がゆっくりな支援学校キッズの言葉がどんどん増えるヒントをお届けしています!
執筆者:月山おと
(発達科学コミュニケーショントレーナー)