発達グレー育児の不安を解消!後悔しないための『学ぶ子育て』とは?

 

発達障害の診断はないけれど、周りと違うわが子の子育てに不安を抱えていませんか?子どもの特性を理解し、脳を育てる関りを学ぶことで、誰にも分ってもらえないつらい育児から抜け出せます。グレーゾーン育児に悩んだ経験から「学ぶ」重要性をお伝えします。
 

【目次】

 
 

1.誰も分かってくれない、悩みを分かち合えない子育て

 
 
子どもの発達に心配があり相談するものの、解決しないまま不安を抱えて過ごしていませんか?
 
 
誰にも分かってもらえないような気持ちになり、どんどん孤独になっていく育児。
 
 
つらいですよね。
 
 
この不安は、あることで解消されます。
 
 
それは「わが子の発達の専門家」になることなんです!
 
 
 
 
私も、診断はないものの他の子と何か違う…と違和感たっぷりの子育てに悩んでいた一人でした。
 
 
わが家の息子は2歳前からおもちゃのしまい方など物事の順番などに異常にこだわることが多く、予想外のことが起こると激しい癇癪を起こしていました。
 
 
市の教育センターに相談すると「お母さんがそんなに心配なら」と半ば強引に療育グループに入れてもらったものの、「何で来ているの?」とスタッフさんに聞かれるほど、療育ではとっても優等生。
 
 
しかし、発達障害かもしれないなんて私の心配しすぎかな?という思いは、家に帰り激しいこだわりや癇癪を目の当たりにすると打ち砕かれました。
 
 
意を決して病院へ行っても、しっかりとした診断はつかず。
 
 
幼稚園へは行きしぶる、民間療育は受け入れてもらえない、習い事も拒否、どこにも馴染めなくてどこにも居場所はありませんでした。
 
 
「私の育て方が悪いから」と自分を責めてしまったり、「何で助けてくれないの?」と周りを批判したくなったり、「誰にもこのつらさは分からない」と孤独になっていました。
 
 
そんな私が子育てをがっつり学ぶことで、つらい育児から抜け出した経験をお伝えしますね。
 
 
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2.発達障害グレーゾーン育児がつらい理由

 
 
診断はつかないけれど発達が気になる子は発達障害グレーゾーンの可能性があります。
 
 
グレーゾーンとは、発達特性に課題が見られるものの、診断基準を満たすほど明確ではない状態を指します。
 
 
育児がつらいと感じてしまうのは、以下のようなグレーゾーン特有の理由があるからです。
 
 

◆対応法の情報が少ないから

 
 
グレーゾーンへの対応法は、まだ十分に整っていません。
 
 
お医者さんや心理士さん、保健師さんは発達障害についての知識はあるものの、グレーゾーンのケースに関する経験が少ないことがあります。そのため、相談しても具体的な解決策が見つからない場合があります。
 
 

◆公的なサポートが受けにくいから

 
 

診断がつかないことで、行政の支援が利用できないことが多いです。また民間の療育サービスも経済面の支援がない分利用のハードルもあがってしまいます。

 

 

 
 

◆周囲の理解が得にくいから

 
 

特性がそこまで目立たないため、周囲からは「個性の範囲」「甘え」「わがまま」など、ときには「しつけの問題」などと捉えられてしまうことがあります。

 
 

また、グレーゾーンの子どもは「できる日」と「できない日」の差が激しいことがあるので、学校や保育の現場でも「困った行動」があっても理解されないことがあります。

 
 

グレーゾーンの子育ては、家庭だけに任されてしまうことが少なくありません。 その結果、「誰も分かってくれない」と感じてしまうのが、さらにつらいですよね。

 
 
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3.違和感を感じたときにすぐに動くことが重要!

 
 
診断はなくても、ちょっと気になるな…と思ったら子育てを変える行動を起こすことをおすすめします。
 
 
なぜなら、親子で余計な心の傷を負ってしまうかもしれないからです。
 
 
周囲の無理解で、怒られたり適切な対応がされないことが続くと、子どもは自分に自信が持てなくなってしまいます。
 
 
自信がなくなった子どもは、暴言暴力、無気力など行動や精神面での不調が出てきます。
 
 
いわゆる二次障害と呼ばれるものです。
 
 
私から誤った対応をされた息子は、癇癪が激しくなったり体調の面でも不調が出てきました。
 
 
まだ年中さんだった小さな息子の心も体も壊しかけてしまったのです。
 
 
この後悔の経験から、深い傷になる前に動き出すことで予防もできるし回復も早くなると実感しています。
 
 
 
 

4.不安を解消する「わが子の発達の専門家になる」学び

 
 
私がつらかった育児から抜け出せたのは子育ての方法を学んだからなんです。
 
 
それも「わが子の発達の専門家」を目指した学びです。
 
 
子育て迷子だった私に新しい風を吹き込んでくれたのが、発達科学コミュニケーション(発コミュ)でした。
 
 
発達障害なのかそうじゃないのか、診断あるなしに固執するのではなく、脳を育てることが困りごとの解決に繋がることに驚きを覚えました。
 
 
発コミュの基礎講座では、同じような子育ての困りごとを抱えていたお母さんがいることを知り、悩みを解決して成長していった姿に自分たちの未来を重ね希望を持てました。
 
 
脳の仕組みをもっと知りたくなり、継続的に学べる上級講座(発達科学ラボ※1)に入ってみました。
 
 
そこでは月に1回の発達科学講義や週に1回の子育てのスキルアップができる勉強会(スタディコンサル)があり、「わが子の発達の専門家」になれる環境があります。
 
 
さらに上級講座では、子どもだけでなく自分自身を発達させるプログラムが用意されています。なぜなら、「自分を発達させられない人は人を発達させられないから」です。
 
 
自分の脳を鍛える方法をやってみて、できたら、それを子どもに教えてあげることで親子の成長が叶います。
 
 
 
 
正直、子育てを学ぶことに時間やお金を使うなんて、ちょっともったいないかも…と思っていたんです。母親学級や育児本、行政のサービス、単発の無料セミナーなどで十分だと思っていました。
 
 
ですが、継続的に学ぶことで子どもの見方や困ったことへの考え方が変わりました。それまで「これが普通」と思ってたことで、自分を苦しめていたことにも気づいて、少しずつ変えられるようになったんです。
 
 
もちろん、学んだからといって何もかも完璧にうまくいくわけではないですが、「子どものことがわからない…」と悩む毎日からは、卒業することができました!
 
 
今では、子育てを学ぶことは、未来の子どもへのギフトだと思えるようになりましたし、それに時間やお金をかける価値があると思っています。
 
 
もし過去の私と同じように悩んでいるなら「わが子の発達の専門家」になることに挑戦してみるのも、選択肢の1つだと思います^^
 
 
子どものことを誰よりも大切に想うあなたに届きますように。
 
 
 
 
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執筆者:ひきのなつき
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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