登園しぶりが笑顔に変わる!繊細な子と愛着形成のコツ

 

登園しぶりが続く繊細な子に「どう寄り添ったらいいの?」と悩んでいませんか?愛着形成が繊細な子に与える安心感と、日常生活でできる3つの対応方法をお伝えします。子どもの心に寄り添う力を育むためのヒントをご紹介します。
 

【目次】

1.登園しぶりをする繊細な子への寄り添い方、悩んでいませんか?
2.愛着形成が繊細な子に与える安心感
3.愛着を高めるためにできる3つの対応
①愛情を伝えるスキンシップ
②気持ちに寄り添う共感の言葉
③自信を育むポジティブな声かけ

 
 

1.登園しぶりをする繊細な子への寄り添い方、悩んでいませんか?

 
 
「毎朝、子どもが登園しぶりをして泣くのが辛い」
 
 
「どうしたらいいかわからない」
 
 
こんな悩みを抱えているママも多いのではないでしょうか?
 
 
繊細な子どもが毎日安心して過ごせるようになるには、ママの寄り添いが大切なのです。
 
私も毎朝、息子が登園しぶりをしているとき、「大丈夫だよ」と言うしかなく、送り出すのが辛くて悩んでいました
 
 
特に繊細な子を育てるママにとって、毎日のちょっとした悩みが大きく感じることもありますよね。
 
 
繊細な子どもは、環境の変化や周りの人との関係に敏感に反応しやすく、些細なことでも不安を感じてしまうことがあります
 
 
 
 
 
「寄り添う」とは具体的にどうすれば良いのでしょうか?
 
 
ただそばにいるだけ、ただ子どもの言うことを聞くだけでは足りません。
 
 
大切なのは子どもを理解しようと努めることです。
 
 
そのための土台となるのが「愛着形成」です。
 
 
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2.愛着形成が繊細な子に与える安心感

 
 
愛着形成とは、親子の信頼関係を深める大切なプロセスです。
 
 
子どもが「自分は大切にされている」と感じることができると、心に大きな安心感が生まれます
 
 
この安心感が、子どもの感情の安定を支える土台となります。
 
 
 
 
愛着が高まると、子どもはママと一緒に過ごす時間を心から安心できる場所だと感じて、環境の変化や周囲のストレスにも強くなります
 
 
特に繊細な子にとって、愛着が高い親子関係は安心できる場所となり、前向きな気持ちを育む力になるのです。
 
 
つまり、愛着は子どもの感情を安定させ、新しい環境や不安な状況にも前向きに取り組む力を育む、発達の土台であると言えます。
 
 
では、どうすれば愛着を高めることができるのでしょうか?
 
 
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3.愛着を高めるためにできる3つの対応

 
 
愛着を高めるには、毎日のコミュニケーションが欠かせません
 
 

忙しい毎日でも、子どもと過ごす時間に少し工夫をするだけで愛着がぐっと深まります。

 
 

ママができる3つの対応法を紹介します。

 
 

◆①愛情を伝えるスキンシップ

 
 
スキンシップは、子どもにとって最も安心感を与える方法のひとつです。
 
 
肌が触れ合うスキンシップは、脳にダイレクトに安心感を与え、荒れやすい感情を落ち着かせる効果があります。
 
 
特に繊細な子どもにとって、ママの温かい手や抱っこは心に大きな安心感を与え、日々のストレスを和らげる力を持っています
 
 
朝起きたときや寝る前にぎゅっと抱きしめる手をつなぐハイタッチをする・・・
 
 
こうした日常的な触れ合いが、子どもに「ママが自分を大切に思ってくれている」と感じさせます。
 
 
忙しい毎日の中でも、少しの時間を見つけて信頼と安心感を育むスキンシップをすることで、子どもの心に寄り添えるようになります。
 
 

◆②気持ちに寄り添う共感の言葉

 
 
繊細な子どもは、自分の気持ちをうまく表現するのが難しいことがあります。
 
 
特に、感情が高ぶっているときや不安を感じているときは、うまく言葉にできないことがよくあります。
 
 
そんなとき大切なのは、子どもの気持ちを否定せずに受け入れることです。
 
 
そう思ったんだね
 
 
怖かったんだね
 
 
など、子どもの気持ちに共感する言葉をかけることで、子どもは「わかってもらえた
 
 
と感じて、心が落ち着き、親子の信頼関係が深まり、愛着が高まります。
 
 
また、子どもが感情的になっているときに、気持ちを受け止めてあげることで、より強い絆が生まれ、子どもは安心して前向きな気持ちを持つことができるようになります。
 
 
 
 

◆③自信を育むポジティブな声かけ

 
 
ポジティブな声かけは、子どもの自己肯定感を高めます。
 
 
自己肯定感とは、「自分には価値がある」と感じ、自分自身を肯定的に捉えられる感覚のことです。
 
 
特に繊細な子にとって、日々の小さな成功や努力を認めてもらうことは、心の成長にとても重要です。
 
 
例えば、「今日はお友だちと仲良くできて偉かったね!」と言うよりも、
 
 
自分からお友だちに声をかけたんだね!」と、子どもが頑張ったことを具体的に褒めてあげることが大切です。
 
 
具体的に褒めることで、子どもは自分がどんな行動をしたのかを理解し、その行動が大切だったことを実感できます。
 
 
できていることを認めることで、子どもは自分に自信を持てるようになり、「次はもっと頑張ろう!」という前向きな気持ちが湧いてきます。
 
 
また、自己肯定感が高まることで、子どもは失敗を恐れず、次の挑戦への一歩を踏み出せるようになります
 
 
このように、ポジティブな声かけを繰り返すことが、子どもの心に安心感と自信を与え、愛着を高めることに繋がっていくのです。
 
 
私がコミュニケーションを変えたことで、毎朝登園しぶりをしていた息子も、笑顔で登園できるようになりました。
 
 
愛着が高まり、自信がつくことで、子どもは朝の登園前の不安を減らし、登園時に笑顔を見せるようになります。
 
 
毎日のコミュニケーションを通じて、親子の絆を深め、愛着を高める温かい対応をすることが「寄り添う」コツですよ。
 
 
 
 
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執筆者:くぼ あかり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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