大学を目指す受験生がスランプで、急に勉強ができなくなったら親はとても心配ですよね。親ができることはないか調べたりするのではないでしょうか。ここでは受験生の勉強ができなくなる理由と、そのために親ができることについてお伝えします。
【目次】
1.受験生のスランプに親ができることとは?急に勉強できなくなった大学受験生!
2.受験生の勉強できなくなった状態が回復しにくい理由
3.スランプ受験生の親ができる心構え
◆親のメンタルを整える
◆親が自分軸を持つ
4.受験生が勉強できるようになる
1.受験生のスランプに親ができることとは?急に勉強できなくなった大学受験生!
大学受験は子どもだけでなく、それを支える親にとってもしんどいですよね。
そして受験生が急に勉強できなくなった状況だと、親は心配でたまらないと思います。
こんな時に親ができることは、親自身が自分で自分を認めてあげることが大切です。
親と子の両方に不安が生じている場合には、子どもよりも親のメンタルを先に立て直すことが有効なのです。
私の息子は受験浪人をしていた10月から、急に勉強できなくなりました。
塾の受験対策は、夏までに基礎固め、秋から苦手克服という対策がスタンダード。
10月までに基礎を終えることができなかった息子は、やる気を失いました。
息子は発達障害グレーゾーンで、完璧主義の思考があります。
完璧主義思考のために頑張り過ぎて燃え尽きたのか、「勉強しなければ、と思うと不安になる」と口にしていました。
私は自分が学んだ発達科学コミュニケーションの知識から、このような状況が続くとさらに自信を失い、回復が難しくなるため休ませた方がよいことが分かっていたので、迷わず塾は休ませました。
発達の知識を持っていたので、子どもに対して1ヶ月程度なら何もお節介をやかず、お休みしていればこれで大丈夫!と思ったまま過ごせました。
しかし、2ヶ月が経ち12月を迎えると、回復のみられない息子の姿に親の方も不安でしんどくなりました。
誰かに「これで正解。大丈夫!」と背中を押してもらいたい状況でした。
このように親子で不安な時期を過ごした私達ですが、まずは親自身のメンタルを整えることで、息子がやる気を取り戻し、勉強を再開することができたのです。
ここでは受験生への正しい対応が分からなくなった親御さんに、試してほしい方法をお話しします。
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2.受験生の勉強できなくなった状態が回復しにくい理由
受験生がスランプで急に勉強ができなくなることがあります。
なぜ受験生が勉強できなくなると、スランプからなかなか回復しないのでしょうか。
ネガティブ思考だけに、自分で自分を認めて「それでいい」「それで大丈夫」と自分に優しくできないことがその理由です。
困難が生じてネガティブ思考になったとき、その対応を考えている脳はとても疲れています。
とりとめのない小さな事にストレスを感じたり、自分を責める思考を巡らせたりと、疲れを貯める考え方が癖になっている場合もあるのです。
そうすると疲れた脳は、ずっと休まることのない状態のままです。
身体的な疲れと同じで、疲れがとれないままだと活動しようという意欲が湧かないのは、脳も同じです。
また、家庭内においては親のしんどさは、子どもに伝わります。
親と子のしんどさが互いに反応しあっている状態です。
そこで、子どものしんどさを和らげるためには、親の方のメンタルを先に整えることが有効です。
ネガティブ思考のパパやママが自分で自分を認めて、「それでいいよ」「それで大丈夫だよ」と自分をいたわることができれば、子どもはその背中をみて自分も大丈夫と思えるようになるからです。
次に具体的な体験談をお話ししますね。
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3.スランプ受験生の親ができる心構え
受験生の勉強ができなくなった状況に、親はどう心構えをもつのがよいでしょうか?
受験生の親ができる心構えの1つ目は、ママがしんどくて仕方ないなら、パパでもよいので相談相手を得て親のメンタルを整えること、2つ目は自分軸を持つことです。
以下は私の経験です。
◆親のメンタルを整える
しんどさを自覚した私は、発達科学コミュニケーションの講座をもう一度受講しました。
講座の先生の助言のおかげで、私は自分のネガティブ思考による悪影響に気づき、息子とほどよい距離感を保てるようになりました。
相談できる人に現状を話し、聞いてもらうだけで気持ちは楽になります。
また、私が何とかしようとするお節介がかえって息子にプレッシャーだったことに気づかせてもらいました。
講座受講を通して私は、ネガティブなニュースを目にしないようにする、自分のための買い物に出かけるなど気分転換して、自分をいたわることができるようになりました。
◆親が自分軸を持つ
自分軸を持っていれば窮地であっても軸にそって判断できます。
息子が不安過ぎて受験できる精神状態にないとSOSを発した時に、発コミュの先生の仰る「心を壊してまでやらないといけないことはない」という言葉を軸に、息子の希望を受け入れることができました。
受験は子どもの将来に関わる大事な通過点ですが、何を差し置いても第一優先にするべきことでしょうか。
息子のSOSの時、私はこの言葉をお守りに”受験しない”という決断ができました。
息子も自分の辛さをお母さんが分かってくれたと安心することができ、 おかげで息子との信頼関係の強化に繋がったと思います。
4.受験生が勉強できるようになる
受験しない状況を受け入れた後はどうすればよいのでしょうか?
子ども自身の力を信じていれば大丈夫!です。
私と息子は丁度よい距離感を持てるようになりました。
具体的には、私は息子が何をしても気にならなくなり、私が何も言わないので息子はリラックス。
息子は次に控える試験を受けると言い、朝から晩まで勉強漬けの生活を再開しました。
静かすぎる環境が苦手な息子は、リビングでテレビをつけた状態で勉強していました。
親の気持ちが整っていれば、息子がテレビを見ながら英単語本を見ていても、私とは違う人間だし、と思って放置できます。
今では大学生となった息子はサークル活動を楽しんでいます。 いずれ留学もしたいそう。
いかがでしたか?
受験期を経て、我が家はよい親子関係になれました。
皆さんには良好な親子関係で共に受験を乗り越えられるよう、参考にして頂けると嬉しいです。
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執筆者:宝井あつみ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)