好きな仕事をすること。新しいことに挑戦すること。子育てに奮闘しているうちに、いつの間にか諦めてしまっていませんか?発達科学ラボには、これらを叶える環境があります。中村友香さんはこの環境を活かし、さらに娘さんとの楽しい時間が増えたそうです。
【目次】
1.絵の仕事をしてきたけれど、デジタルデザインは初めて
2.Canvaをマスターすると決意!エキスパートに学びながらスキルを獲得
3.親の仕事の楽しみが娘にも伝播、好きな仕事をすることで娘の行動力も上がってきました♪
4.芸術家母が語る「美術と子育て」
1.絵の仕事をしてきたけれど、デジタルデザインは初めて
発達科学コミュニケーションでリサーチャーとして活動されている中村友香さんのインタビュー最終回です。 これまでは、発コミュを始める前後でのお子さんの変化、そして中村さんご自身の変化について伺ってきました。
1回目:お子さんの変化についてはこちら▼▼
2回目:中村さんの変化についてはこちら▼▼
最終回の3回目は、発達科学ラボでの現在の中村さんのお仕事内容について詳しく聞いていきます。
ラボでは、今まで自分がやったことのないお仕事でも自ら手を上げてチャレンジできる仕組みがあります。 中村さんもその仕組みを活用されている1人。
初めてやる不安をどう解消し、スキルを磨いているのかお話いただきました。
ーーー発達科学ラボで、現在担当されているお仕事を教えてください。
「パステル総研の画像制作を担当しています。
パステル総研ウェブサイトやインスタグラム、Nicotto!塾で使う、文字とイラストや写真を組み合わせた 画像制作をしています。
よく作るのはタイトル文字がメインのシンプルな画像なんですが、シンプルな画像の中にもどこ伝えたいか、どう伝えたいか、意外と色々考えながら 大きさや配置、色などに頭をひねっています。」
中村さんが製作されたNicotto!塾の画像▼▼

ーーーこのお仕事をを選んだきっかけは何ですか?
「リサーチャーの中で簡単な画像制作担当の募集がありました。 デザインの世界にも興味があったので、ぜひやってみたいと思って手を挙げました。
ただし、元々絵を描くことをし ていたとはいえデジタルデザインというのはほとんどやったことがありませんでした。デジタル画像の制作に関してはほぼ初心者という状態で始めたんです。」
2.Canvaをマスターすると決意!エキスパートに学びながらスキルを獲得
ーーーやったことのないデジタルデザインに踏み切った背景はどんなことでしたか?
「お仕事募集のときに『これを機にCanvaの使い方をマスターすると約束してくださる方』という条件が ありました。
じゃあ、この条件に乗っかろう!と決意を固めました。」
ーーー始めてみてどうでしたか?
「最初はもう、アプリの使い方を調べて確認するだけで、目が使い物にならないぐらいしょぼしょぼになりました…。
ですが、ラボの中に元々広告デザインなどを手がけられていて、パステル総研の画像制作をずっと担当されてきたエキスパートの方がいらっしゃるんです。
その方をモデリングさせてもらったり、チェックの時にアドバイスをいただいたりして少しずつ上達していきました。 」
◆ポイント解説
発達科学ラボでは、記事の書き方など基礎的なことを学んだ後、自分の得意なことや興味があってやりたい!と 思ったお仕事に手を挙げて携わることができます。
中村さんのように得意なことを活かしつつ足りない部分は先輩のエキスパートに学んだり、今はないお仕事を一から企画して創り上げる人もいます。
それぞれのメンバーが、楽しくて自分の学びにもなるお仕事を選んで生き生きと活動していますよ♪
ーーーご自身が関わった推しコンテンツを教えてください。
「パステル総研のInstagramの投稿です。
1分ほどでピックアップしてあるリール動画では、時間がなくても 子育てのワンポイントが学べるというのが魅力だと思います。
動画については動画制作チームのメンバーが制作をしてくれていて、私はそのリール動画のタイトルの画像を制作したりしています。」
中村さんが製作されたNicotto!ライブの画像▼▼

3.親の仕事の楽しみが娘にも伝播。好きな仕事をすることで、娘の行動力も上がってきました♪
ーーー画像制作のスキルを、プライベートでも活用されているそうですね。
「そうなんです。 少しやれるようになると楽しくなってきて、例えば自分のSNSの画像などにも活用しています。
またわが家では娘もCanvaのアプリを使い始めたんです。 お誕生日のプレゼントチケットだったり、家の中でカフェをやる体で名刺カードやショップカード、チラシを作ったりして楽しんでいます。」
ーーーお母さんのお仕事をする姿を見て、娘さんにも変化があったのでしょうか?
「そうですね。 不登校は続いていますが、元々もの作りなどが好きな素質があったのか、今ものを作るということにとても興味を持っています。
最近は私と一緒に陶芸作品を作りに行ったり、娘が見つけてきたラグを作るワークショップに参加してみたりして楽しんでいます。
外に出て人に関わったりするのが苦手な面もあったのですが、今ではそういう 面白いことをしに行ったり見に行ったりするために、積極的に新しい場所とか人に関わるようになっています。」

4.芸術家母が語る「美術と子育て」
ーーー娘さんともの作りを楽しまれている様子がとても素敵です!中村さんといえば美術ですが、この辺りについて少し聞かせてください。ご自身はどのように進路を決めて来られましたか?
「子供の頃から絵が好きではあったのですが、習った経験はありませんでした。 高校も普通科で美術部でもなくて、大学進学を選ぶ段階で絵の道に進もうと決めたんです。 」
ーーーすごい決断ですね。
「無謀だったと思います。高3になってから本格的に美術予備校に通ったので、高校の先生や親も、 なんでその道なのか?という感じでした。
ただ、昔からもの作り、表現すること全般に興味があって、美術、音楽や裁縫など、たくさん触れてきた中から最終的に絵を選びました。」
ーーーお子さんたちの美術との関わりは、どのようにしてきましたか?
「私の場合、子どもの頃に好きに絵を描いて他の興味のあることも色々やれたからこそ、絵が好きなまま、 その道に選んだのかなとの思いがあります。
子どもたちに家で絵を描いたり工作を作ったりして遊ぶ機会というのは作りましたが、私が子どもたちにいろんな知識を詰め込んだりとか、テクニックを教えるということは特別しませんでした。
自分なりの表現すること、アートをずっと好きでいて欲しいからです。 日常の中で、「空の色キレイだな」とか、「パチパチ音が鳴るの面白いな」とか
気づくきっかけになったらいいなぁという想いです。 日々の小さなことに気づいて心豊かに変わる感覚に気づいてもらえたらいいなぁとも思いながら関わってきました。」

ーーーなるほど~。そして実際に、素質のあった娘さんはもの作りに自ら惹かれて動き出したんですね。好きなことを見つけて活動的になられていますが、他にも気づいたことはありますか?
「以前と比べ、ものごとの捉え方がとてもポジティブになったと思います。
ちょっとしたことで酷い癇癪を起こしていたのが、今では私がちょっと体調を崩してしまったり、 私の方がイライラしてしまったりしているときに、娘が私に対して発コミュ対応をしてくれるようになりました。
笑顔で「こんなふうに考えた方が お得なんじゃない?」と前向きになれるような声かけをしてくれたり、 心が落ち着くようにとハンドマッサージをしてくれたりするんです!
数年前からは想像できない姿で、本当に成長したなと感じています。」

お母さんが無理に勧めたのではなく自分で心が動く楽しいことを見つけ、気持ちが整ってきたことで周りにも良い影響を与えるまでになったんですね。
発コミュを始めた頃の中村さんと重なるところがあるように思います。 大人も子どもも、自分の好きなことをして心を満たす時間がとても大切なんだということを学ばせていただきました。
全3回の中村友香さんのインタビュー、いかがでしたか?
お子さんたちの不登校から長年苦労されましたが、中村さんがそれまであたり前に持っていた価値観や行動を変えたことで、ご自身も子育ても大きく変化・成長されました。
子どもの未来を変える唯一の方法は、お母さんが変わること。「今からでは遅い」ということはありません。
もし子育てに困っていたら、外部への相談も大切ですが、子どもに一番近いお母さん自身が知識をつけて対応や生活を変えるのが改善への近道ではないでしょうか。
心が折れそうな程苦しい子育てを経験しても、中村さんのように明るい未来を手に入れた親子が本当にいます!
ぜひ中村さんの言葉たちを希望として、動き出す親子が増えますように。
中村さんの製作された画像はパステル総研のwebサイトやInstagramで見ていただけますが、下記も是非チェックしてみてください!
以上で発達科学コミュケーション・リサーチャーの中村友香さんのインタビューは終了となります。
中村さんのパステル総研記事:思春期の子育てのヒントが得られます!▼▼
中村さんのステキな絵の作品たちが紹介されています▼▼
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♡小冊子のご感想
癇癪や暴力を起こす息子に、「なんでそんなことするの」と思っていましたが、原因がわかったことで、子どもを見る目が変わりました。これからは冷静に対応できそうです。
\子どもが素直になる朝の声かけ35つき/
癇癪・暴力がスッとおさまる!
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執筆者:諸住乃莉子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)