ASD小学生が「友達と楽しく遊びたい」を叶える!ルール遊びをマスターするコツ

 

ASD小学生が友達とうまく遊べないことで悩んでいませんか?ルールのある遊びが苦手な小学生が、みるみるルールをマスターできるコツをご紹介します。手軽に簡単に親子でできます。「友達と楽しく遊びたい」というお子さんの願いを叶えることができますよ!
 

【目次】

1.友達とルールのある遊びが苦手だった息子の過去
2.ASD小学生が友達とルールのある遊びが苦手な理由と脳の特性
3.ルール遊びをマスターするコツ
➀ルール理解にオススメのおうち遊び
➁スモールステップ七並べ

 
 

1.友達とルールのある遊びが苦手だった息子の過去

 
 
自閉症スペクトラム(ASD)の小学生は、ルールのある遊びが苦手な子どもが多いですよね。
 
 
ASD小学生が、友達と楽しく遊びたいのに、うまく遊べないことで悩んでいませんか?
 
 
実は、安心できるおうちで、安心できる家族と楽しくルール遊びをマスターすることで、ASD小学生の「友達と楽しく遊びたい」という願いを叶えることができます!
 
 
私には、ASD傾向の小学3年生の息子がいます。
 
 
息子は、小学1年生のとき、友達とルールのある遊びがうまくできませんでした。
 
 
「おにごっこ」や「しっぽとり」といったルールのある遊びが特に苦手で、困っていました。
 
 
おにごっこはタッチされても、そのまま逃げてしまったり、しっぽとりは、チーム関係なく味方のしっぽもとってしまったりなど、うまく遊べませんでした。
 
 
理由は、遊びのルールをしっかり理解できていない、または全体の状況を把握するのが難しいからでした。
 
 
ルールが分かってないことが理由で、友達に一緒に遊んでもらえないことがありました。
 
 
友達が好きなのに、友達とうまくあそべないことに、息子も落ち込んでいました。
 
 
「友達と楽しく遊びたいのに…」と家で泣いていました。
 
 
 
 
そんな息子をみて、なんとかしてあげたいと考えました!
 
 
そこで、親子で簡単なルール遊びをおうちで楽しむことにしました!
 
 
10日間ほどで、みるみるルール遊びが得意になって、学校でも楽しそうに友達と仲良く遊ぶ息子の姿を見られるようになりました。
 
 
おうちで親子で楽しく簡単にできるルール遊びを通して、友達と楽しく遊ぶ力を育てましょう!
 
 
この記事では、ルールのある遊びが苦手な理由を脳の特性を交えて解説し、ASD小学生が「友達と楽しく遊びたい」を叶える方法とルール遊びをマスターするコツについて、具体的にご紹介します。
 
 
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2. ASD小学生が友達とルールのある遊びが苦手な理由と脳の特性

 
 
ASD傾向の小学生がルールのある遊びがうまくできない理由には、脳の特性が関係しています。
 
 
特に、以下の3つが大きな要因です。
 
 
• 見る力、状況理解が苦手
 
 
遊びの中で何が起こっているか、どんな状況なのかを素早く理解するのが難しく、結果的に自分が何をすべきか分からなくなってしまいます。
 
 
• ルールの理解が苦手
 
 
おにごっこやしっぽとりなどの遊びには、決まったルールや順番が必要ですが、そのルールを理解するのに時間がかかり、戸惑ってしまいます。
 
 
• 不安が強く、新しいことが苦手
 
 
新しい遊びや状況に対して、不安を感じやすく、その不安から理解が難しくなります。
 
 
 
 
この3つの苦手を解決するためには、親子で楽しく簡単なルール遊びを行い、「できた!」という成功体験を積むことが必要です。
 
 
楽しいときに脳は発達するので、おうちで安心して楽しく遊びながら理解力を深めることが大切です。
 
 
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3.ルール遊びをマスターするコツ

 
 
息子は、親子でおうちでルール遊びをすることで、お友達とおにごっこやしっぽとりなどのルール遊びを楽しむようになりました!
 
 
その成功の秘訣は、1日1回20分ほど親子で簡単ルール遊びを行い、少しずつルール理解を深めることでした。
 
 
では、ASD小学生のルール理解にオススメのおうち遊びとルール遊びをマスターするコツをお伝えしていきます。
 
 

◆➀ルール理解にオススメのおうち遊び

 
 
おうちでできるルール遊びの代表的なものはカードゲームやボードゲームです。
 
 
特に、ルール理解が苦手なASD小学生にはカードゲームが効果的です。
 
 
カードゲーム トランプやカルタは、ルールを守りながら遊ぶことで、ルールの理解力や集中力を鍛えることができます。
 
 
特に、並べることが好きな傾向があるASD小学生には七並べがおすすめです! 七並べは、トランプの中でも、シンプルなルールで理解しやすい遊びです。
 
 

◆➁スモールステップ七並べ

 
 
では、具体的に遊び方を説明していきます。
 
 
ルール理解が苦手な子どもも、嫌にならずに遊ぶことができる方法を考えました!
 
 
七並べを少し工夫することで、みるみるルールがマスターできるコツをご紹介します。
 
 
ステップアップ方式にすることで、子どもでも理解しやすくなります。
 
 
それが、「スモールステップ七並べ」です。
 
 
スモールステップで七並べを行うことで、ルール理解を段階的に進めることができます。
 
 
それぞれのレベルをクリアしていくことで、自然にルールを覚え、みるみる理解力が身に付きます。
 
 
✅レベル1
 
 
1種類のマークだけで遊び、順番に並べることだけを意識します。
 
 
例:赤(ダイヤ)
 
 
レベル2
2種類(赤と黒)のマークを使い、順番に並べながらを識別します。
 
 
例:赤(ダイヤ)と黒(スペード)
 
 
レベル3
3種類のマークを使い、順番に並べながらを識別します。
 
 
例:赤(ダイヤ)、黒(スペード)、赤(ハート)
 
 
レベル4
4種類のマークを使い、順番に並べながらを識別します。
 
 
例:赤(ダイヤ)、黒(スペード)、赤(ハート)、黒(クラブ)
 
 
 
この方法で、楽しく遊びながら自然にルールを覚え、理解力を高めることができました。
 
 
遊ぶ人数も最初は二人からはじめると、より分かりやすいですよ。
 
 
だんだんと人数を3人、4人、5人と増やしていくといいですね。
 
 
息子は人数がたくさんいても、楽しく七並べができるようになりました!
 
 
スモールステップで成功体験を作ったことで、息子の大きな自信になったと感じています!
 
 
 
 
ASD小学生が「友達と楽しく遊びたい」を叶える!ルール遊びをマスターするコツはいかがでしたか?
 
 
小学3年生の現在の息子は、七並べがとても得意です。
 
 
トランプあそびも、他に、ババ抜きや神経衰弱もできるようになっています。
 
 
トランプだけでなく、オセロ、すごろく、かるた、坊主めくりも楽しく遊べています。
 
 
小学4年生からはじまるクラブ活動の見学をして、カードゲームや将棋をする「ゲームクラブ」に入りたいと言っています!
 
 
そのため、現在、将棋に挑戦して頑張っています!4年生までにマスターすると意気込んでいます。
 
 
おうち遊びを通して、息子はだんだんと友達との外遊びにも自信を持ち、おにごっこなど積極的に参加できるようになりました。
 
 
友達と一緒に楽しそうに遊ぶ姿を見ることができてとても嬉しいです!
 
 
安心できるおうちで、安心できる家族と楽しくルール遊びをマスターすることで、
 
 
ASD小学生の「友達と楽しく遊びたい」という願いを叶えることができました。
 
 
ぜひ、スモールステップ七並べにチャレンジしてみてください!
 
 
親子で楽しくルール遊びをマスターして、友達と楽しく遊ぶ力を育ててくださいね♪
 
 
 
 
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執筆者:北島 由梨
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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