繊細な子とのお出かけは、疲れやすくて大変に感じることが多いですよね。この記事では、繊細な子と楽しくお出かけするための工夫やコツを紹介します。ちょっとした気配りで、親子で楽しい思い出を作れるようになりますよ。
【目次】
1.繊細な子とのお出かけが憂鬱なママへ
2.繊細な子がお出かけで疲れやすい理由
3.繊細な子とのお出かけを楽しくする5つのコツ
①お出かけ先は1つに絞る
②途中で休憩タイムをつくる
③ 事前にスケジュールを伝える
④ 疲れたサインをキャッチする
⑤ スキンシップで安心感をプラス
1.繊細な子とのお出かけが憂鬱なママへ
せっかくのお出かけなのに、途中でぐずってしまったり、帰り道でグダグダになってしまう・・・ なんて経験ありませんか?
繊細な子は、普通のお出かけでも周りの刺激を受けやすく、脳をたくさん動かすので、エネルギーをたくさん消費してしまいます。
そのため、
・楽しそうにしていたのに、急に不機嫌になる
・帰り道で癇癪を起こす
・「もう帰りたい」と言い出す
などの状況がよく起こります。
私も息子が幼いころ、同じ悩みを抱えていました。
せっかくのお出かけが何度も台無しになってしまい、だんだん息子とお出かけするのが憂鬱になっていきました。

「どうしてこんなにすぐに疲れてしまうんだろう?」と不思議に思っていました。
ところが、ちょっとした工夫をすることで、お出かけがぐっと楽になったので紹介しますね。
2.繊細な子がお出かけで疲れやすい理由
繊細な子は、周囲の刺激を敏感にキャッチしてしまうため、普通の場所でも疲れやすい傾向があります。
・人混みや騒音を感じて脳がフル回転している
・慣れない場所で緊張が続き、不安が高まりやすい
・いつ帰れるかわからないという不安でストレス

このように、身体だけでなく「心の疲れ」も大きな負担となります。
だからこそ、繊細な子とお出かけをスムーズにするには「疲れをためない工夫」が大切なんです!
3.繊細な子とのお出かけを楽しくする5つのコツ
では、具体的にどんな工夫をすれば、お出かけが楽になるのでしょうか?
我が家で試してうまくいったコツをお伝えします。
◆①お出かけ先は1つに絞る
「せっかくだから買い物も済ませよう」「他にも行きたい場所があるからついでに回ろう」
と予定を詰め込むと、子どもの負担が増えてしまいます。
「今日は動物園だけ!」や「図書館だけ!」と決めて、1つの場所に集中するだけで疲れがぐんと減ります。
できるだけ無理せず、子どものペースを優先するようにしましょう。
◆②途中で休憩タイムをつくる
「一回家に帰りたい」と言われたことはありませんか?
最初は「せっかく来たのに」「もう少し頑張って」と思っていた私も、休憩タイムを取り入れることで、子どもの疲れがリセットされることに気づきました。
実際、一度家に帰って少し休むことで、身体も心も回復し、次の活動を元気に楽しめることが増えました。
家に帰ることができない場合は、落ち着いた場所で少し長めの休憩をとってみてください。
「無理せず、休憩を挟む」ということがポイントです。

◆③事前にスケジュールを伝える
繊細な子は「先の見通しが立たない」ことに不安を感じやすいです。
「今から○○に行って、○時ごろ帰るよ」と事前にスケジュールを伝えるだけで、ぐっと安心感が増します。
初めての場所に行く場合は、写真などで行く場所の様子を見せておくことでイメージしやすく、過度の不安や緊張を避けられるようになります。
◆④疲れたサインをキャッチする
「まだ大丈夫そう」と思っていても、繊細な子の疲れは突然爆発することもあります。
そんなときは次のようなサインを見逃さないようにしましょう。
・声が小さくなったり、大きすぎたり、ぼーっとする
・些細なことでイライラする
・歩くスピードが遅くなる
こうしたサインが出たら、要注意です!
すぐに休憩をとり、無理せず早めに切り上げることも大切です。
親が疲れに気づいてあげることで、繊細な子の安心感につながり、次回のお出かけがもっと楽になるはずです。
◆⑤スキンシップで安心感をプラス
お出かけ中に手をつなぐ、背中をなでる、休憩中に手のひらをマッサージするなど、スキンシップを取り入れることで、子どもはリラックスしやすくなります。
肌が触れ合うスキンシップは、脳にダイレクトに安心感を与えてリラックスさせる効果があります。
これにより、疲れやぐずりが予防できることがあるんです。

疲れやすい繊細な子とのお出かけは、ちょっとした工夫を加えるだけで楽しくなります。
「もう帰りたい!」がぐっと減り、親子で素敵な思い出を作れるようになりますよ。
お子さんのペースに合わせて、無理のないお出かけを楽しんでくださいね。
そして、お出かけを楽しんだ経験を積み重ねることで、次回以降のお出かけがもっと楽になり、子供の不安も減っていきます。
お出かけが苦ではなくなると、子どもの成長も親子の絆もより深まっていきますよ!
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♡小冊子のご感想
癇癪や暴力を起こす息子に、「なんでそんなことするの」と思っていましたが、原因がわかったことで、子どもを見る目が変わりました。これからは冷静に対応できそうです。
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執筆者:くぼ あかり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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